2021年1月から、悪性リンパ腫 治療のための抗がん剤投与を行った私ですが、

抗がん剤を投与する事・副作用の具合に関しては、初めての事でしたので

もちろん怖さや心配があったのですが、

それよりも怖かったのが、新型コロナウィルスへの感染です。

 

抗がん剤を経験された方ならご存じのこととは思いますが、

抗がん剤投与日から約1週間後、白血球の数値が一番下がり、体の免疫が低くなります。

 

この免疫が一番下がっている期間に、万が一コロナにかかったら、

最悪の場合、死んでしまうかも...と思うと、怖くてたまりませんでした。

 

主治医の先生からも、「コロナにはかからないように気を付けてね」と

何度もお話がありました。

 

コロナにかからないように、外出・外食は控えていましたが、、、

とは言っても

食料を買いにスーパーには行かなきゃいけないし、

コロナを怖がってずっと家にいてもストレスなので、外に散歩したりして体を動かしたい。

 

いくら自分が自粛して、手洗い・うがいを何度も何度もしたからって、

同居している家族がコロナにかかってしまったら、防ぎようがないですよね...

家族ももちろん気を付けてはくれていますが、仕事をしなければ職を失いますし、

外に一切出ない、というのは現実的に難しい...

 

ただでさえ、初めての病気の治療で肉体的にも精神的にも大変なのに、

目に見えないウィルスへの心配がつきまとうなんて...と思っていました。

きっと今、治療を頑張っているかたも、同じような不安な気持ちで過ごしているのかなと

思っています。

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、

我が家にもコロナウィルス ワクチンの予約券が届きました。

 

嬉しい反面、本当にワクチンを打って大丈夫なのだろうか..と心配になります。

もちろん、世界の頭のいいお医者さん達が集まってワクチンを開発し、

治験も一定数行ってから世に出回らせた..のは十分承知ですが、

果たして、悪性リンパ腫患者へのワクチン投与は、どの程度の数の治験があるのか?!

基礎疾患なしの人たちよりも、治験数は少ないのは、私のような素人でも推察できます。

 

主治医に相談は必須だが、基本的にはがん患者さんにワクチンを投与しても、問題ない

という記事も読みましたが、どうも心配です。

 

もちろん接種前に、主治医の先生に相談したうえで、接種するか否か決めますが...

 

コロナに感染したら、(基礎疾患のある人は特に)重症化する可能性がある怖さ

まだ新しいワクチンにトライする怖さ

どちらを取るか...自分次第なのはわかっていますが...悩むなぁと考えております。