おはようございますニコニコ

東京の飲食店経営者夫婦が殺害され
 
栃木県の山林に遺棄された事件。
 
長女の内縁の夫が
 
主犯として逮捕されていましたが
 
やはり…と言うべきか
 
長女も逮捕されました。
 
聞くところによると
 
長女たちに
 
店を継がせる予定だった両親の
 
気が変わったことに不満を持ち
 
内縁の夫と殺害を計画したようで
 
事件の原因が金銭トラブルなのは
 
間違いなさそうです。
 
それにしても
 
殺害したのがバレないと信じ
 
全てうまくいくグッド!と考える
 
その思考はなぜ生まれるのか?。
 
長女にも子供がいるわけで
 
自分の親が祖父母を殺したなんて
 
子供には耐え難い苦痛のはず。
 
親なら子供の未来について
 
気にかけて心配するはずですが
 
それすらも考えない犯罪が
 
最近は多発しています。
 
彼女たちの思考が異常なのか
 
条件さえそろえば
 
誰もが同じように行動するのか
 
考えてみる必要はありそうです。
 
欲深さゆえの犯行ですが
 
それも両親が育てた結果であり
 
殺害された夫婦は
 
自業自得とも言えます。
 
仮に
 
内縁の夫が計画したのだとしても
 
身内なら止めるはずですが
 
欲深さで思考を停止させる要素が
 
この世界を支配している可能性も
 
考える必要がありそうです。
 
遺産相続トラブルは頻繁に起き
 
身内同士で争う話は
 
昔からよく聞かれますが
 
争ってまでして
 
なぜそんなに¥欲しがるのか?えー
 
経済活動の仕組みが
 
得することを最優先にするものなら
 
こうした争いは続くはずで
 
争いの本質的な原因が
 
「自分優先意識」なのは確かです。
 
アメリカ大統領選挙は
 
高齢者対決で見るに堪えません。
 
衰弱高齢者と暴言高齢者の争いは
 
アメリカ人の質の低下の表われで
 
どちらが大統領になっても
 
アメリカはもちろん
 
世界にとっても大きな不幸です。
 
そもそもアメリカ人はこの状況を
 
恥ずかしいと思わないのか?えー
 
私には不思議でしかありません。
 
日本の政治家も似たり寄ったり
 
と言えばそれまでですが
 
双方共に応援する人が多いのには
 
驚くばかりです。
 
バイデン氏の罪深いところは
 
衰えを隠そうとするところ。
 
身内からの応援の影響が大きい
 
と言われていますが
 
年齢的な限界は誰にでもあり
 
自分自身に向き合えなければ
 
そもそも人として問題があります。
 
サッカー三浦知良氏のように
 
年齢の限界を超えての現役続行は
 
体力的な裏付けがあるからで
 
自分自身に向き合っている証拠。
 
試合で恥ずかしいプレーをするのは
 
本人が最も嫌うことのはずです。
 
対するトランプ氏の罪は
 
不倫をしたことでも
 
議会襲撃を扇動したことでもなく
 
『アメリカアメリカファースト!』と叫び
 
「自国優先」「自分最優先」を
 
世界中に広めたことです。
 
『おまえはクビだ!むかっ
 
支持者には痛快なセリフですが
 
大統領が言う言葉ではありません。
 
口汚い言葉で批判を繰り返せば
 
『アメリカ大統領がああ言うなら
 オレが言っても…』と
 
多くの人が考えるようになり
 
世界中の政治リーダーはもちろん
 
誹謗中傷やパワハラを
 
日常的にしている人にとっても
 
大きな自信になるはずです。
 
不倫をしている人にも
 
トランプ氏は心強い存在でしょう。
 
「条件さえそろえば
誰もが犯罪に手を染める世界」
 
それを実現したのは
 
人類の歴史の積み重ねであり
 
非難し合ったところで
 
何も変わらないでしょう。
 
ユダヤ人虐殺に関わった
 
ナチスドイツ親衛隊将校アイヒマン。
 
ユダヤ人虐殺に深く関わった男は
 
終戦後に
 
潜伏先のアルゼンチンで逮捕され
 
裁判を経て処刑されました。
 
裁判を傍聴したユダヤ人哲学者は
 
『アイヒマンは
怪物のような悪の権化ではなく
善悪の判断が出来ない凡庸な男』
 
と言っていたそうです。
 
『凡人が
命令されるままに悪事を行う』
 
命令は伝達されて広がり
 
アイヒマンと同じような凡人が
 
次々と悪事に加担した大虐殺。
 
これこそが
 
歴史に残る残虐行為の実体であり
 
「条件さえそろえば
誰もが犯罪に手を染める世界」
 
と言えるでしょう。
 
日本でも
 
「優生保護法」という名の元に
 
多くの不妊手術が行われましたが
 
対象者の選別を行った人や
 
手術に関わった多くの医療従事者も
 
おそらく「普通の人たち」です。
 
考えているようで何も考えていない
世の中に流される人の
何と多いことか…
 
「普通の人ほど危険な人達はいない」
 
もしも自分のことを
 
『他の人と特に違いはなく
 普通に生活している』
 
と思ったら注意要注意です。
 
普通の人が起こした歴史的な大虐殺を
 
忘れてはいけません。
 
 
東京都知事選も行われましたが
 
現職候補の所属は
 
「都民ファーストの会」。
 
このネーミングに誰も疑問を待たず
 
当たり前として受け入れているのは
 
アメリカ人と同様に
 
日本人の質が低下している証拠です。
 
現職都知事が再選を果たしたのは
 
自分を最優先に考える人が多い
 
ということの裏返しでもあります。
 
『私に得をさせてくれる人が良い人』
 
誰もがそれを信じているようですが
 
政治家が
 
『国民の暮らしを守ります!』
『あなたのために働きます!』
 
と言うのは
 
通販番組で
 
『今ご覧のあなただけの特別価格!』
 
と言うのと同じです笑。
 
言われた側は気分が良いわけですが
 
人々を誘導して
 
願望を成就するための策略なのは
 
どちらも同じであり
 
言われたことに従う「考えない人」が
 
この策略には不可欠です。
 
得をするしないに関係なく
 
良いことは良いはずですが
 
得をしないと良くは思えない
得をすることは正しいこと
 
そう感じてしまうのは
 
深く考えていないからであり
 
欲深さに染まっている証拠。
 
その結果で生まれるのは
 
醜い奪い合いなわけで
 
それは善悪の区別ができなくなり
 
犯罪に手を染めるのと同じ心理です。
 
「自分最優先」で
 
他の人に譲ろうとしない世界を
 
私たちは築き上げ
 
その継続を望んでいます。
 
『それで良いのか?』
 
と疑問を感じたなら
 
自分の中から
 
『得をしたい!』という思考を
 
消し去ることが重要です。
 
深く染みついた心の癖は
 
簡単には修正できませんが
 
争いを望まないのであれば
 
挑戦する必要があります。
 
『争ってでも得をしたい!』
 
と考える人を説得する言葉を
 
私は持ち合わせていませんが
 
そういう人の周囲には
 
必ず危険が潜んでいます。
 
トランプ氏の大統領返り咲きで
 
どこまで世界が混乱するのか
 
見てみたい気もしますが
 
重要なのは「誰が何をするのか」
 
ではなく
 
「自分が何をするのか」です。
 
目の前に現れる世界は
 
全て自分が思考した結果です。
 
『私は世界を見て思考している』
 
と思うかもしれませんが
 
「これが事実かどうか?」
 
ということが問題なのではなく
 
覚悟の問題だと私は考えます。
 
人間の理屈では
 
理解できないかもしれませんが
 
この世界を支配しているのは
 
人間より上位にある
 
未知なる存在の理屈です。
 
それに対する理解を深めることが
 
必要だと私は信じています。
 
 
 
 
さて
 
いつも分厚い本を読んでいますが
 
少し頭の休憩を兼ねて
 
短編小説を読んでいます。
 
星新一氏のSFショートショート。
 
小説をほとんど読まない私ですが
 
星新一氏の著作は好んで読みます。
 
その理由は
 
題材として取り上げているのが
 
人間の本質的な思考や行動であり
 
話のオチとして
 
それが巧みに描かれているからです。
 
時事ネタを扱っていないので
 
内容に古さを感じません。
 
この本は
 
陸前高田市の本屋さんで見つけて
 
購入したものですが
 
元々は
 
昭和41年に刊行された本です。
 
人間の愚かさは
 
今も昔も変わっていない!笑。
 
着眼点の鋭さが
 
星新一氏の魅力です。
 
そんな本を読みながら
 
食べたのはパスタあんかけパスタ。
 
コーヒー十字路」のベーコン茄子シメジ。
 
「映える」とは言えませんが笑
 
老舗喫茶店の
 
変わらない美味しさが魅力です。
 
ごちそうさまでしたウインク
 
 
ではパーまた~