巨大防潮堤

おはようございます。

衆院東京15区補欠選挙で

他候補の選挙演説を妨害したとして

公職選挙法違反の疑いで

政党代表や党幹部３人が逮捕され

その様子が報道映像で流れましたが

ピースサインをして

大はしゃぎする彼らの姿は

「小学生か！」。

これではっきりしました。

世の中には

小学生の思考のまま身体だけ成長して

大人のフリをしている人間がいる。

主義主張の問題以前に

思考が幼稚であることによって

大人が集まる社会の中では

問題行動に発展します。

選挙活動を動画撮影して

ネットに上げ再生回数を増やし

利益目的に利用しているわけで

政治家が裏金作りに精を出し

私服を肥やしていることも

子供目線で見れば羨ましいはずで

自分達流にアレンジして

真似をするのは当然かも。

大人が手本を見せられない状況は

子供の教育にも悪影響を及ぼします。

そんな子供が大人になれば

社会を混乱させるはずで

今回の政党代表らの逮捕は

警告と受け止める必要があります。

『よく知りもしないくせに

勝手なことを言うな』

と逮捕された彼らは言うはずですが

そんな子供思考の大人を

深く知っても意味がありません。

私たちが考えている以上に

幼稚な思考の大人は多いかも？。

『一部の間違った考えの人間』

と油断すれば社会は子供化して

幼稚で感情的な争いは増え

映画「マッドマックス」状態に？。

「猿の惑星」と、どちらを選ぶ？笑。

名古屋市内でも猿が出没しましたが

「街で猿に遭遇したら

目を合わせてはいけない」

と言われるように

『目が合った』という理由で

言いがかりをつける連中は

猿と同じだと言えそうです笑。

電話ボックスによじ登り

大声を出す姿は猿そのもの。

現在の世界情勢を見ると

「良識ある大人の世界」とは

程遠いように感じます。

「自分は大人の思考をしているか？」

考えてみる必要がありそうです。

さて「奇跡の一本松」の後は

津波で被災したユースホステル。

周辺整備が完了して

今まで見られなかった角度から。

津波の破壊力！恐るべし。

完全に背後ろから見られますが

私のお気に入りは↑この角度。

気仙川の対岸に見える気仙中学校。

屋上まで津波にのまれました。

穏やかな景色との対比が

震災遺構としての役割です。

再建された気仙川の水門。

津波が到達する直前に

地元の消防団員が水門を閉めに行き

犠牲になったそうです。

私も建設工程を毎年見てきたので

近くで見られるようになって

少し嬉しく感じます。

次に津波が来た時には

しっかり守ってくれることでしょう。

巨大防潮堤の上から海を臨む景色。

かつて広大な松原があった場所で

海と街を分断しています。

高さは12.5m長さ2kmあるので

かつて市街地があった場所からは

海が見えなくなってしまいました。

それが良いか悪いかは分かりませんが

選択を「正しかった」と信じることも

住む人たちには必要でしょう。

地元の高齢者が散歩していましたが

新しい散歩道として考えると

松原の存在が恋しくなるかも。

遠くから見ると

コンクリートの壁のようですが

ロックフィルダムのように

石を積み上げた上に

コンクリートブロックを敷き詰めて

固定していることが分かります。

こうして結ばれて支え合うことは

人間社会にも必要でしょう。

巨大防潮堤からの新しい景色。

その足元には変わらない景色。

変わるものと変わらないもの

どちらも大切な日常です。

続く

では楽しい週末を～