おはようございますニコニコ

自治体の4割が「消滅可能性」
 
という報告がありました。
 
少子高齢化が進んで人口が減り
 
税収減で行政機能が機能不全に陥る
 
極めて深刻な報告ですが
 
対策強化を促す目的もあるようです。
 
水道事業でも
 
埋設管の老朽化対策費用が不足し
 
人口過疎地は水道がなくなる
 
という話もあるように
 
人口が増え続けることを前提にした
 
社会システム全体が影響を受ける
 
避けては通れない問題。
 
子育て支援に力を入れ
 
移住者増加で人口を増やす自治体も
 
全国にはあると聞きますが
 
それとても
 
全体人口の奪い合いでしかなく
 
消滅する自治体が出るのは
 
避けられないのが現実でしょう。
 
行政や専門家は
 
人口を増やす対策に必死ですが
 
そろそろ
 
人口が減ることを前提にして
 
少ない人口で生活を維持できる
 
新しい社会システムを考えるべき
 
と私は考えます。
 
一度手にした豊かさを見直すのは
 
誰にとっても難しいことですが
 
それを拒んで現状維持を求めれば
 
適応力を持てずに滅びた生物の末路を
 
人類もたどることになるでしょう。
 
ミジンコは数が増えすぎると
 
活動を停止すると言われます。
 
限られた環境の中での適正個体数。
 
ミジンコに危機管理能力があるのに
 
人間には無いのか?笑。
 
年齢を重ねれば
若い時と同じ食生活はできない
 
というのは当たり前のはずで
 
変化に合わせた状態を受け入れた
 
価値観のアップデートが必要です。
 
GDPが世界何位だろうと
 
自分が幸せを感じられなければ
 
その人生に意味はありません。
 
他の国より豊かなことが心の支え
 
という古い価値観は
 
他の人より上の立場でありたい
 
という欲深さの表われです。
 
欲深さは争いの原因であり
 
争いは無駄な支出を増やして
 
自身の生活を圧迫します。
 
国家も個人も
 
原因と結果の相関関係は同じ。
 
国防費を増やし続けるよりも
 
その予算で社会環境を整備すれば
 
自治体消滅も防げるはずです。
 
私たちに
 
見直すべき思考があることを
 
受け入れることが必要です。
 
過去の自分が築き上げた
 
「正しさ」を疑い
 
他に新しい「正しさ」があると
 
信じて進む必要があります。
 
それをできた人だけが
 
幸せな人生を手にするでしょう。
 
 
 
 
さて
 
車好きの聖地「トヨタ博物館」。
 
平日休みを利用して行ってきました。
 
来場者も少なく私には好都合。
 
入館料はJAF割引で1000円ですが
 
施設維持のためには必要な出費です。
 
生活インフラではありませんが
 
車好きには重要な施設です。
 
こうして車の歴史を見ると
 
それぞれの国にそれぞれの文化があり
 
どれが良い悪いではないことを
 
感じることができます。
 
時代ごとの趣味趣向があるとしても
 
国ごとに需要は様々です。
 
時代が進み人口が増えるに従って
 
『みんなと同じ』を好む人が
 
増えているように感じます。
 
それが多数派になり
 
大きな利益を生み出すので
 
社会全体がそれを望みます。
 
コンビニと富士山のコラボ写真が
 
世界的に話題になり
 
撮影マナーの悪さから
 
大きな問題になっていますが
 
『みんなと同じ写真』を撮ることに
 
どんな意味があるのか
 
私にはさっぱりわかりません。
 
おそらくその心理の根底には
 
『多数派に加わることで安心したい』
 
という考えがあるはずですが
 
その一方で
 
『私は特別な存在』を主張して
 
目立とうとする人が増えています。
 
そこには常に競争が存在し
 
『少しでも上』を目指して
 
争いが起きているのは確か。
 
「同じ」と「違う」を行き来して
 
ストレスは増えるはずですが
 
本人は気付いていないようです。
 
ストレスの原因が外部にあると信じ
 
周囲を変えることだけを考える。
 
自分の矛盾に気付かないその思考が
 
他人の迷惑を考えない行動を起こし
 
対応に追われる人のストレスを増やす。
 
利益を利用し、利益に利用される
 
無自覚な生活習慣は
 
自身の健康にも悪影響を及ぼします。
 
私の場合
 
「他の人と同じ」を徹底的に嫌うので
 
有名観光地には行かないし
 
行列にも興味がありません。
 
話題のスポット・話題の商品は
 
避けるべき対象であり
 
その思考がストレス発生を抑制して
 
健康維持にも役立っています。
 
多くの人は
 
話題の中心にいないことがストレス
 
と思い込んでいるようですが
 
多数派の安心感には必ず
 
比較と競争が共存しています。
 
多数派から外れれば
 
注目を集めることはなく
 
利益にもつながりませんが
 
「普通の日々の生活」や「健康」が
 
一番の幸せであることは
 
災害に遭遇したり
 
病気を経験した人には
 
よく分かることのはずです。
 
私も若い頃には
 
ハイソカーに憧れたものですが
 
それが世間の普通だと信じ
 
疑うことすらありませんでした。
 
今ではたとえスーパーカーでも
 
所有欲を刺激するものではなく
 
「眺めて楽しむ車」になりました。
 
この世界の全ての存在と自分には
 
必ず「相性」があります。
 
望む対象と相性が良いとは限らず
 
それは人間関係も同じです。
 
その見極めができる人だけが
 
幸せな人生をおくれるでしょう。
 
ブログ前半部分の〆と
 
同じ結論になっていますが
 
幸せになる条件があるのは確かで
 
それは物質的な満足ではなく
 
思考方法に依存していると
 
私は思っています。
 
 
ではパーまた~