養殖おはようございます。 あまり食べ物に対して こだわりを持たない私は 提供される料理の食材が 天然か養殖かなどと 気にすることはありません。 まず間違いなく この海老マヨのエビは 養殖だと思いますが そもそも 天然と養殖の区別が 私にはできません^^;。 料理が変わっても同様。 信頼できるお店で出される料理なら 100%満足して、いただきます。 大切にしたいのは 料理そのものではなく「人」。 店主やスタッフが不愛想な店には どれほど味が評判な人気店でも 行きません。 しかし 先日知った養殖技術には 驚きました。 人類の養殖技術も ついにここまで・・・。 それは養殖ダイヤモンド。 ラボ・グロウン・ダイヤモンドと呼ばれる 人工のダイヤモンドですが 従来の 見た目そっくりな なんちゃってダイヤモンドではなく 組成も硬度も何もかも全て 天然のダイヤモンドと同じ。 種となる小さなダイヤに 高温・高圧を加えることで 数週間から数年の生成期間かけて 大きなダイヤモンドへと成長させる 夢のような技術です。 養殖の鰻を「人工鰻」 と言わないのと同様で 組成が同じだから「養殖ダイヤ」。 不純物が全く入らない 天然ダイヤ以上の輝き。 技術的には、かなりの大きさまで 成長させることができるそうで 化合物を加えることで カラーダイヤはもちろん レインボーカラーまで出来るとか。 さらに驚くことに 価格は天然ダイヤの半分以下。 ダイヤの採掘によって得られた資金が 武器購入に使われていたりと 何かと問題の多いダイヤ取引に 大きな影響を与えることも 期待されているようです。 養殖ダイヤモンドは ひとつひとつの個体に IDが刻印されていて それをインターネットの ブロックチェーン技術で 管理することによって 天然ダイヤの不正鑑定書のような 犯罪行為も防止できる。 購入する人にとっては 価値の補償という 大きなメリットもあるわけです。 天然ダイヤで利益を得ていた人には ある意味で脅威かもしれませんが 採掘による自然破壊や 過酷な採掘作業からの解放など 人類全体としても 価値のある新技術だと 言えるかもしれません。 人工的に ダイヤモンドが生産できるといっても 腹の足しにはなりませんが(笑) 平和に貢献できる技術なら 大歓迎です。 飛躍的に進化するAIのような デジタル技術の開発よりも こういった物質的技術開発の方が 私は興味を引かれます。 この先 私がダイヤモンドを買うことは ないと思いますけどね。 では楽しい週末を~