二十代半ばのこと
都内の大きな大学病院に
入院していた時
二人部屋に私だけが入院していた
入院初日にそれは起こった
夜中に両足を
掴まれて目が覚めた
目以外は動かせず
恐る恐る足の方を見たら
兵隊さんが立っていた
すぐに消えてしまったが
怖くて起き上がった
ベッドの縁に腰掛けて
病室を見廻したが誰もいない
その後見廻りの看護師が
やって来て
起きている私を見てビックリ😳
看護師「どっ!どうしました?」
さっき起きたことを言う気になれず
私「あっ…今何時かなと…」
看護師「2時ですよ。大丈夫?」
私「2時か、まだ寝なくちゃですね」
看護師「何かあったら
遠慮なく呼んで下さいね」
看護師が出ていった後は
何事もなく眠れた
数日後、大部屋に空きが出て
移動することができ
安心したその晩
隣のベッドからは
大音量の「イビキ」
眠れない夜を過ごした😅