実家から脱出出来たのはラッキーだったが、何だかんだ生活費がかかるを実感し始めた。
夜のバイトを増やし、眠い昼間は友達に代返を頼んだ。
学費以外にかかる費用の捻出もあり、その頃から今も変わらず「外食」をほぼしない。料理もしないので「スーパーの値引き品」に助けられた。
お客様にもよくご馳走してもらった。
下心満載のヤツは丁寧にお断りさせてもらったけど。
高校3年生の時と同じく、全く「就職」する気のなかった短大2年生の冬に、友人から「私が決まった会社おいでよ。」と素敵な話が来た。どうやら彼女もコネ入社。今の時代ではありえないほど簡単に就職が決まった。
無事に卒業を迎えた。
ババアのこと以外では、とても恵まれていたのかもしれない。