★知識をUPdate53★獣医さんのインスタライブより | ミニチュアピンシャー カルア’s family

ミニチュアピンシャー カルア’s family

☆ボク達の生活日記☆
毎日の生活を日記風に書いてます!!
大事件から些細なことまで。

本来なら…かかりつけ医さんに、

しっかり質問してしっかり答えをもらうのが一番いいですが、

聞き損ねた…

聞けなかった…

聞きずらい…etc…

そんな時にすごく助かるLIVEありがとうございますm(__)m

 

[注意書き( ..)φ]

お話していることを文字にしているので、

よく聞き取れなかったこととか、自己解釈したりとかあり。

医療知識はない素人です。

薬の名前は一度ネットでそのような薬があるかは検索して

書いてますが、その辺りはお許しを。

先生は不定期ではありますが、20時以降で、

インスタライブでお話して下さってますので、

フォローされると開始されたら参加できます。

実際参加してみる、

もしくは、アーカイブをご自身で聞かれるといいと思います。

 

お話しされている内容は、

経験重視よりは、ガイドライン・エビデンス重視。

勉強熱心な先生なので、

いろんなセミナーで見聞きしたお話しなどを

アウトプットしてお話してくださっています。

 

 

 

 

 

 

★気管虚脱について★

トイプードル 13才 女の子

食べるのが好きな子ですが、最近朝ご飯を食べない。

咳の症状あり

寝ている時もいつもと違う寝息〈いびき〉が気にになり

病院を受診すると、気管虚脱と診断

咳が続くと心臓に圧がかかるので手術を進められているが、

高齢なのと心雑音があるので心配で悩んでいる

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〇気管虚脱
 僕がしっかり勉強したのが3-4年前なので、
 最新かどうかはわかりませんが、
 基本手術はしなくていいと思います。
 
 ▶気管虚脱
  老齢犬歳をとってきたらほとんど、
  半分くらいはなるイメージです。
  猫は少ないです。
 
 
 ▶気管
  空気を吸う管で、本来は丸いです。
  歳をとると軟骨の部分が悪くなり狭くなる。
   ・空気の通り道が狭くなる
   ・空気が吸いずらい
   ・咳の中枢があり、咳が出やすくなる
 
 ▶グレード
  グレード1.2.3は基本内科管理。
  グレード4は手術。
 
 ▶治療
  軟骨が悪くなってくるので軟骨に対しての治療。
   ・炎症があるなら→〈抗炎症剤〉
   ・サプリメント〈アンチノール〉などでコントロール
 
  治療・手術が遅くなると、心臓も気管虚脱も悪くなる。
  「何歳なのか?」
  「グレードは何なのか?」
  「心臓がどのくらい悪いのか?」
  →心臓が悪いと気管虚脱も悪くなる。
 

 

〈日常生活で注意すること〉
  首の部分に刺激を与えない。
  ・首輪はハーネスに変える
  ・興奮させない
  ・引っ張らない

 

 

 

★お腹のぎゅるぎゅるについて★

トイプードル 10才
脾臓の腫瘍、胆のう粘液脳腫あり
お腹が夜ぎゅるぎゅるなってウロウロしている

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〇腸の動き

 ぎゅるぎゅるは、腸の動き=蠕動運動

 この時は痛いと思います。

 

 ・元気なし

 ・食欲無し

 ・たまに吐き気

 

 以上のことがある様なら、

 脾臓摘出と一緒に、

 胆のう粘液脳腫の摘出もした方がよい。

 

※胆のう粘液脳腫はどちらにしても、

 内科管理はした方がよいです。 

 

 

〇脾臓の腫瘍

 「1/2ルール」「2/3ルール」があり、

 先生により見解は異なりますが、半分の子が悪性。

 そのうち半分の子が血管肉腫です。

 

 検査について

 ・針を刺しての検査

  〈脾臓は肝臓と同じで血管が多い組織〉

 〈動くと血だらけになってしまうので初手から検査で

  ないほうがよい〉

 

 

〇胆のう粘液脳腫

 グレードが1-6とある。

 3以降なら手術を検討したほうが良い。

 

 胆嚢は通常真っ黒に映るが白く写る。

 可動性の胆泥症から非可動性の胆泥症になる。

 

 ①白いところが増えてくる

 ↓

 ②外側にクロが抜ける

 ↓

 ③最後にキウイフルーツ状になる。

 

 

 ・1.2は内科管理

  (非可動性の胆泥症くらいから内科管理でよい)

 

 ・3~以降は症状がなくても手術を検討

 

 

 

 

★毛のボリュームダウンについて★

ねこ サイベリアン

脱毛検査では、ダニ無し・皮膚病なし

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◆犬猫人間同様に、毛が抜けるサイクルがある。

 

 休止期に入ると、生えてこなくなる。

 

 ほとんどの毛根が休止期に入ると、

 その部分の脱毛が酷くなる。

 

 休止期から成長期に移らせるためには、

 「サプリメント」「薬」「電気刺激」など。

 

※その子によってどれがよいかは異なります。

 

※皮膚・被毛にはたんぱく質が大事です。

 たんぱく質不足での脱毛もあります。

 

 

 

 

★ピンクの液体嘔吐について★

実家ねこ
保護ネコなので推定14-15才

ピンクの液体を吐く

血液検査異常なしですが、胃潰瘍〈胃の腫瘍〉疑い

胃を保護する薬で一時的によくなった

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◆高齢なので、

 治療というよりは病気がわからないので対症療法。

 

 ・吐く→〈吐き気止め〉

 ・出血→〈止血止め〉

 

▶[胃粘膜保護薬]

 ・胃酸を抑える薬は長期使用✖。

 ・腸内細菌層を悪くするデーターが出ている。

  〈オメプラゾール〉長期✖

  〈イーケプラ〉長期✖

  〈ガスター〉長期✖

  〈ランソプラゾール〉長期✖

 

※もし使うのであれば、

 「スクラルファート」は、副反応がなく、

 長期使用しても悪くはない。

 

 〈スクラルファート〉粘膜保護薬て、粉か液体です。

 

 

 

 

★毛づくろいではげについて★

ねこ 12-13才

毛づくろいでその子部分が剥げ皮膚が赤い

病院へ行ったがストレスかアレルギーと言われて終わった

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◆皮膚については、

①「皮膚の検査」をした方がよいです。

 

 ・表面上に菌がいるか?

 ・カビがいるか?

 ・ダニ・ノミがいるか?

 

 

②皮膚の検査で何もなければ

  「掻いているか?」

 

 ・痒いのか?

 ・癖なのか?

 ・ストレスなのか?

 

※犬・猫は、ストレスで舐めていることも多い。

 

 

③「かゆみ止め」を使ってみる。

 

※かゆみ止めを使ってみて辞めるのであれば、

 痒かったのだと思います。

 

※かゆみ止めを使ってもやめないのであれば、

 痒みではなく、精神的なストレス。

 

④痒みからなら、

 「何が原因で痒いのか?」

 ・アレルギーやアトピー、感染症からきているのかは、

  検査をしないとわからない。

 

 

 

 

★若年性外陰部低形成について★

ハンガリアンポインター 5か月 女の子
通常は6か月で避妊手術ですが、
最初の生理を迎えるまで待てば外陰部が出っ張ってくる
と言われた

低形成がよくなる確率は50%

続けて二回おしっこをしたりする

生理が来ると乳腺腫瘍になりやすいと聞きましたが、

腫瘍の確率が上がっても最初の生理を待つ方がよい

ですか?

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◆乳腺腫瘍の確率は、生理が繰るごとに上がります。

 

 ・1回目が来ると90%

 ・2回目が来ると70%

 

 ぐらい落ちるといわれています。

 「早めにやりましょう」というのが獣医師側の意見。

 

※ただし、避妊手術をやっていないからと言って、

 乳腺腫瘍にならないというわけではありません。

 

〇外陰部低形成

 女性ホルモンが働いてくれた方が、

 そこが形成されるというのはわかりますが、

 上手くいく可能性が50%という確率のエビデンスが、

 わかりません。

 

 外陰部低形成

 「細菌性膀胱炎にやりやすい」

  なると、

 「尿石症」になりやすい。

 

※細菌性膀胱炎になりにくい外陰部になってほしいですが、

 待ったからと言ってそうなるとは限らないですし、

 生理が来るまで待った方がいいのかは、わかりません。

 

 

〇乳腺腫瘍

 こちらはエビデンスがあり、

 乳腺腫瘍は生理が来るたびにあがります。

 

※大型犬は、早めの避妊手術は「尿失禁」になるという、

 エビデンスがあります。

 

※大型犬の方が尿失禁になりやすい。

 データにもよりますが、1/4~1/2は尿漏れになりやすい。

 

※尿漏れを考えると少し待った方がいいと思いますが、

 経験上避妊手術の難易度は、生理ごとに上がります。

 

 

 

 

 

★慢性膵炎について★

マルチーズ

腹痛もありヘルニアではないかと前回ご指摘いただきました

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〇慢性膵炎

 慢性膵炎は病気名ではなく、「状態」です。

 →ほかの子の比べて、(急性)膵炎になりやすい状態。

 

「(慢性)膵炎の可能性が高い」症状として

 ・嘔吐

 ・食欲不振

 ・下痢

 ・血液検査でのリパーゼが高い

 ・血液検査でのCRPが高い

 ・エコーで異常な所見がある

 

 慢性膵炎の診断は、難しく「膵生検」です。

 炎症が起きていますという細胞がありますが、

 それがあれば膵炎です。

 →麻酔をしてお腹を開けます。

 

 膵炎の時に麻酔をかけることはしないので、

 確定検査は難しい。

 

 

 

 

★ウルソについて★

黄疸なし

胆汁酸との関係について知りたい

肝臓の数値が高くアンチノール・ウルソ使い始めた

他院も受診したが、

小さい頃はよくあるから気にしなくていいといわれた

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〇検査について

 胆汁酸(TBA)は食後1時間で診ているようですが、

 「食後2時間」で診て下さい。

 

※ちゃんとした検査をしないと、

 ちゃんとした治療に結び付きません。

 

 

 TBA…「食前の値」胆汁酸がどのくらいあるかを測る。

    「食後の値」胆汁酸がどのくらいあるかを測る。

 

※胆汁酸に関しては、

 食事の影響を受けるため、「食前」「食後2時間」で測る。

 

※食後2時間の値が50を超えていたら病気の可能性あり。

 →CT・内視鏡の肝生検の検査をしてください。

 

※食後2時間の値が100を越えたら、

 必ず検査をしてください。  

 

※ウルソは必要ないことが多い。

 人間でいうサプリメント扱いなので、

 使っても悪いことはない。

 

 

 

 

 

★耳血種について★

トイプードル 14才 男の子 去勢済み
両耳が垂れている先の部分に空気が溜まっているようで、
腫れている
触ると痛がるので早めに受診しようと思っていますが、
これは何でしょうか?

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〇耳血種

 耳の中の血管が切れて、耳の中に血種ができること。

 

 おとなしい子が急に起こったりする。

 ・ステロイド剤を入れると良くなるといわれている。

 「針を刺す」➡「ステロイドを入れる」➡「吸収」

 で良くなる。

 

 ・良くならない場合は、穴をあけるような手術をする。

 

 

 最近はあまり見かけないようになりました。

 ・治療中の管理が大変で、

  頭を振らせないようにしないといけません

 

 ◆14才なら手術は望まれないかな…。

  ステロイドで良くなるかなと思います。

 

 

 

 

★リンパ管拡張症について★

ステロイドを処方してもらいましたが、

食事療法だけで良いのでしょうか?

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〇リンパ管拡張症

 小腸の病気で、

 症状としては体重減少・下痢・アルブミンの低下。

 

※このような症状がなければ、

 無処置で良いといわれています。

 

※症状が出ないように予防的に、

 「ごはん」「ステロイド剤」を使うことが多い。

 

※ステロイドを使わなくても50%の子は、

 ごはんだけでコントロールできるといわれている。

 

 →将来的にはステロイドを切って、

  ごはんだけでコントロールできるか試した方がよい。

 

 →おやつを貰えない寂しさはあると思いますが、

  ステロイドを続けるデメリットより使わないほうが

  良いと思います。

 

 

〇ステロイドについて

 「プレドニゾロン」を使う動物病院が多い。

 

※使うことによって肝臓の値が高くなるなら、

 「ブデソニド」はコントロールが取りやすく、

 肝臓の値は高くならない。

 

※ステロイドを使うと食欲が増す。

 →おなかが空いて食糞してしまうことはあると思います。

 

※うんちを食べることは、正常の行動。

 食べたことが悪いことではないです。

 

 

〇食糞について

 食糞の原因は、

 ・おなかが空いている

 ・美味しそうに見える

 ・嫌がらせ

 

※食べることについては正常の行動。

 人間側がやらせないだけです。

 

◆今回のケースは、

 ステロイドを飲み始めてからの嫌がらせではないですし、

 急にうんちが美味しそうに見えることはないので、

 「おなかが空いている」のだと思います。

 

 

 

 

 

 

★リパーゼが高いについて★

治療などの話はありません。

リパーゼが少し高いくらいならそのままでよい?

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◆放置でいいと思います。

 

 リパーゼが高いだけで、

 病気を探してもいいですが、

 「リパーゼが高い=膵炎ではない」

 

 

他の症状

 ・体重が落ち続けている

 ・食欲不振

 ・定期的に嘔吐がある

 ・定期的に下痢がある

 

※このような症状があれば、

 リパーゼと関連しているかもしれませんが、

 何の症状もないのに検査しましょうではないと

 思います。

 

※何の症状もないのに、リパーゼが高いだけで、

 「膵炎用の注射」…✖

 「膵炎用のごはん」…✖

 「膵炎用の治療」…✖

 お金もうけに走っているのではないか?と、

 思われます。

 

 

◆リパーゼは「膵臓以外」からも出ている。

 

 ・消化器肝臓胆のう系疾患

 ・免疫介在性疾患

 ・内分泌

 ・腎泌尿器疾患

 ・腫瘍

 

 でも、リパーゼは上がってきます。

 

 

 

 

 

★口内の痛みについて★

ねこ 3才
ドライフード右側だけかみ砕いている様子あり
歯や口内炎以外で痛む原因がある?
ドライフードのみ痛みがあるようで、よだれはなし

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◆ぱっと見だとわからないので、

 「レントゲン」を撮ってみる。

 

※ねこちゃんは、歯周病は多くないですが、

 レントゲンに不快感がないのであれば、

 撮ってあげた方がよい。

 

※痛みなら一般的に、ねこは「歯肉・口内炎」が多い。

 歯周病ではなく歯の根っこ辺りが痛んでいるとか。

 

 

◆方法としては、

 「痛み止め」を使ってみる。

 

 飼い主→愛猫は痛みを感じている

 獣医師→痛みはないと思っている

 

※1週間くらい痛み止めを使用する。

 →使用してみて、その行動が無くなったら、

  痛かったのだと思います。

 

 →口内の精査をしていく。

 

※稀に痛み止めで、

 「腎臓が悪くなる」ことがあるので、

 心配だったら、痛み止めを飲ませる前に、

 「腎臓の検査をしておく」

 ・エコー検査

 ・血液検査

 ・尿検査

 

 

 

 

★レッグヘルペスについて★

トリミングサロンからメディセル腹筋ケアを勧められた

してもよい?

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〇レッグヘルペス

 小型犬10㎏以下で幼少期に多い病気。

 

 メディセル腹筋ケアというのが、

 ちょっとわからない。

 

※大学時代獣医師になってからも聞いたことがない

 処置なのでわからないです。

 

 

 

 

 

★抗菌薬(抗生物質)について★

皮膚病とか下痢の時など、

かかりつけ医では抗生剤をよく使います

悪い病院なのでしょうか?

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◆悪い病院と定義するのが難しい

 

 人間の病院と違って、

 獣医師は全科目診ないといけません。

 

※全部の科を専門医レベル(完璧)にはできません。

 

※得意不得意分野があります。

 不得意分野にあたってしまった患者さんには、

 「あの病院良くなかったわ」

 「あの先生ダメだわ」

 になってしまうと思います。

 

◆抗菌薬(抗生物質)について

 基本使わないほうが良いです。

 

 ・消化器疾患(嘔吐下痢等)

 ・皮膚疾患

 

 基本的に使うことはまずないです。

 
「嘔吐下痢」
  基本使うことはなく、軽度中等度は使用しない。
  ・明らかに感染がある
  ・適切な治療(整腸剤・点滴・下痢止め)で
   良くならない
  この場合は、使用を検討するが、
  初手からはやりません。
 
  重症例にあたる場合は、
  使った方がよいかもしれないという風に書いてある。
 
 
「皮膚疾患」
  ほぼ使いません。
  細菌性皮膚病でも、皮膚科専門医は使いません。
  皮膚科専門医の先生でも使うのは年に5回以内程度。
  現在の医療では、適切な処置をすれば必要ないです。
 
 
「塗り薬」
  ステロイド単剤の点耳薬が出てくる。
  洗浄し、耳の通過を良くすれば、
  ステロイドで炎症を抑えればよくなるといわれている。
 
  抗生物質は使うなという流れになっています。
 
 
◆ねこの膀胱炎も使ってはダメです。
 細菌性膀胱炎でも軽度の場合は使うなと言われています。
 
 
※膀胱炎のガイドラインは見たことはないですが、
 皮膚と消化器(嘔吐下痢)はガイドラインは、
 しっかり出ています。
 
※抗生物質を使っているなら、
 その分野に関しては勉強不足な病院なのかもしれません。
 
 
◆ちなみに抗生物質を使った方が、
 〈下痢・皮膚病〉にしても飲み薬で早くよくなる。
 
 「早く治った=良い先生」になる
 →抗生物質を使うことによって慢性腸炎になる
 →アレルギー疾患になりやすい
 →耐性菌ができる
 抗生物質が、効かなくなってしまう。
 
※嘔吐下痢のたびに抗生剤を使うと、
 必要な時に使える抗生剤が無くなってしまう。
 
 
 
 
 
  

★ロムスチンについて★

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〇ロムスチン
 抗がん剤です。
 
〈注意事項〉
※ホルモン剤も注意事項は同様(クッシングなどの甲状腺の薬等)
 ですが、同居犬(同居猫)がいた場合➡隔離
 
 やれないお家の方が多いと思いますが、基本隔離。
 
 
※食器、排便・排尿、よだれ、涙、…等。
 直接触ってはダメ。
 →マスク、ゴム手袋をして処理してください。
 →抗がん剤の成分が苑麻外に出てくる場合があります。
 
※妊婦、成長期のお子さんは気を付けて下さい。
 
※触る時も、直接触らないほうが良いので、
 手袋をした方がよいです。
 
※少量でも効いたりするので、
 飲ませるときは、マスク手袋をした方がよいです。
 
※獣医師が処方するときも触らないようにしています。
 
 
 
 
 
 

★肛門腺絞りについて★

ちわぷー 10才 男の子

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◆肛門腺絞りは、基本しなくていいものですが、
 やらないといけない子もいます。
 
 ・野良犬は絞りませんよね?
 ・犬の祖先の狼も絞りませんよね?
 ・野良猫さんも絞りませんよね?
 
 
◆本来の犬の大きさは10-20㎏ 
 今いる犬種は、
 ・人間により無理やり創り出した品種改良
 ・体が小さくすることにより、
  筋肉が弱かったり、骨が弱かったりする 
 
 「肛門括約筋(肛門腺を絞る筋肉)」が、
 弱っている子もいる。
 →人間側が絞り出さない子が10%位いる。
 →破裂してしまうので絞る必要がある。
 
 
◆肛門腺絞り
 「絞らないと破裂してしまう子がいる」が、
 「絞らないと破裂してしまう」と言う認識が広まった。
 
 ・マーケティング
 ・動物病院、トリミングサロンのお金儲け等
 
※ほとんどの子は絞らなくて良かったのですが、
 今までずっと絞っていた子は、
 「自分で絞ることができない」です。
 →今後も絞ってあげた方がよいです。
 
※動物病院で触ってもらった方がよいです。
 「絞らなくていいですよ」と言ってくれる先生に、
 診てもらうのがいいです。
 
※医療も治療も必要ですが、
 やりすぎというのも、多くあります。
 
 
 
 
 

★脾臓腫瘍について★

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〇脾臓腫瘍について
 ・血液検査に脾臓の値はない
 ・レントゲン
 ・エコー検査
 
※レントゲンでも見えなくはないが、
 エコーの方が精度が高い。
 
※エコーで白く小さく写っていて、
 大きさが1-2か月変わらない場合は良性の可能性大。
 
 
〇エコー検査
 
 ・白く光っている→良性
 ・黒く抜けている→悪性
 
※脾臓の針生検ができたらいいが、血管が多いので、
 動いたりしたら大出血に繋がる。
 
 
〇脾臓腫瘍の1/2ルール、2/3ルール
 
 ・半分の確率で悪性の可能性
 
※検査せずに手術で取りましょうということも多い。
 手術自体はリスクが高い手術ではない。
 
※脾臓がないことによって体調が悪くなることはない。
 
 
〇手術を回避したい場合
 
 ・大きくなっていないか?
 ・ほかに転移していないか?
 
※毎月もしくは2か月に1回、エコー検査で確認が必要。
 
※経過観察で大きくなった場合は、手術を進めます。
 
 ・肝臓、心臓、リンパ節に転移があるか?
 ・転移があったら、手術適応外になり緩和ケア、
  抗がん剤治療になる。
  →転移なのか、別のものなのかは針生検になる。
   針生検は血管が多い場所なので大出血の恐れがあるので、
   検査は難しい。
 
 
〇転移について
 「皮膚」「肝臓」「心臓」などに、
 転移しやすかったりするので、
 →「リンパ節」「肺のレントゲン」「心臓のエコー」大事。
 
 
(質問者様追加コメント)
 ネットで良性でも寿命は一年ぐらいとありました。
→腫瘍にもよります。
→脾臓の血管肉腫だと3か月くらいです。
→良性だったら、関係ないのでそれはデマだと思います。
 
※良性の脾臓の腫瘍を取って、寿命が1年はないです。
 
 
◆ネット記事は、情報が回るようになって、
 デマか本物かを見極める、目が大事です。
 
 ○○獣医監修とか、
 歯石が取れる謎の液体とかetc…。
 
 ネット記事はたくさんあって、
 耳障りの良いもの、悪いものがあります。
 
 お金を取って何かするものは裏があることが多いと、
 思います。
 
 やってる先生全部が悪いとは言いませんが、
 そういう風に感じてしまいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

★乾燥ジャーキーについて★

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◆市販のものは若くて健康な子は大丈夫ですが、
 ・肝臓が悪い
 ・腎臓が悪い
 ある場合は、ヒューマングレードのものが良い。
 
 
◆フード業界の獣医さんから教えてもらった情報
 「牛・豚・鹿・馬」etc…とか
 いちばんいい部分は、
 当たり前のように人間用として使われる。
 
 犬・猫用は、人間で使わなかった部位が使われてる。
 
※気にするのであれば、
 ヒューマングレードの方がよい。
 
※ささみを茹でてフードドライヤーで乾燥させると、
 質の良いおやつになると思います。
 
※ジャーキーがダメとは言いませんが、
 量や回数を減らしていくとかの方がよいと思います。
 
 
 
 
 

★被毛検査について★

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〇被毛検査
 皮膚から毛を抜いて、
 菌とかカビとかアラカス(毛包虫症)などを調べる検査。
 →良い検査
 →皮膚科の先生も大事にしている検査
 →何かあったら早めに手が打てる
 
      

 

 

★甲状腺検査について★

今度甲状腺検査を行いますが、素人が、

「T4」「TSH」を測ってくださいと先生に言っても

いいですか?

切り出しはどうしたらよいでしょうか?

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◆教科書に書いてあることなので…

 教科書みたいなものを持って行って

 「自分なりに調べたんですけど、

  どっちも測ってほしい」という感じで持っていく。

 

 SNSで聞いたとか、

 他の先生に聞いたとかetc…は、

 獣医はプライドが高い人が多いのでNG✖。

 

 

※T4だけだと誤診、不必要な薬の投薬に繋がる。

※TSHも測ってもらうことが大事。

 

 

◆セカンドに行くきっかけにもなる。

 かかりつけで、

 「甲状腺の薬を一生飲む」と言われたとか。

 

 ホルモン剤なので、

 「甲状腺の病気を治す薬ではなく、

  ホルモンが低くなったので足しましょう!」という薬。

 →足し続けないといけない〈一生飲む薬になる〉

 

 

◆甲状腺の病気は誤診が多い。

 「甲状腺機能低下症」と言われた方は効いてください!

 

 T4…甲状腺ホルモン。首の左右に1つずつあり、

    代謝を上げるホルモン。

 

 TSH…脳から甲状腺ホルモンを出して下さいという指令。

 

 

【甲状腺ホルモン】

 血液の中にあります。

 血管の中の甲状腺ホルモンが低くなったら、

 TSHで指令を出して、甲状腺ホルモンを増やす。

 

 

「甲状腺機能低下症(犬に多い、猫は甲状腺機能亢進症)」

 ①甲状腺機能が落ちる

 ↓

 ②TSH(指令)が来てもT4働けない状態。

  [TSH高い、T4低い]

 

 

「シックユウサイド(ユウサイドシック)」

 →病気の時は甲状腺ホルモン(代謝ホルモン)は上げなくてよい。

  ・腎臓が悪い

  ・肝臓が悪い

  ・腫瘍がある

  ・体調が悪い などetc…。

 

 ①甲状腺機能が落ちる

 ↓

 ②TSH(指令)出さないので、低い・高くも低くもない。

  [TSHは低いもしくは低くも高くももない、T4低い]

 →病気が治れば、TSHは上がってくる。

 

※この場合は、薬は必要ない。

 

※T4だけしか測っていなかったら、

 甲状腺機能低下症なのかシックユウサイドなのかわからない。

 

※誤診が多く、不必要な投薬治療を受けることに繋がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*

 

 

いつも丁寧に、

 

親身になってご相談に乗ってくれる先生に、
感謝 (*´ー`*人)アリガタヤー
 
 
今回は、
「どこの病院で診てもらうのかではなく、
 ○○先生に診てもらうかが大事」
 どこの病院(先生)も得意分野不得意分野がある。
 この疾患この先生うーん。
 と思ったら……、セカンド・サードへ。
 
 大きい病院が近くにあるなら、
 科が分かれているちゃんとした医療センターが良き。
 
 長崎で科が分かれているような医療センターはない(?)
 ので、難しいけど。。。
 良い先生なんだけど、この病気(疾患)については、
 なーんか治らないな。なんか違うな。って、
 感じた時は違う所に行ってみるという選択も必要ですね。
 
あとは、私には良い復習になっているけど(((uдu*)ゥンゥン
 「ウルソ」
 「甲状腺機能低下症」「シックユウサイド」
 「膵炎」
この辺りはよくご相談が多いので、
悩んでるとか、
腑に落ちない方が多いんだなぁと思います。
 
 
毎回悩んでる飼い主さんのために時間を使ってくださって
 (*´∀人)ありがとうございます♪
 

 

 

 

*⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*

 

 

 

 

 

 

 

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時々、ありがたいことに読者登録の申請が来ますが、

「カルア' s familyのブログ読みたい!」

という方のみでお願いします。

■ジャンル違いの方からの申請も受け付けはしますが、

 私からの読者申請はありません。

■頻繁にブログ訪問はしておりません。

■ご自身の読者登録伸ばすため~等の目的の方の、

 申請はご遠慮ください。ご期待には…沿えません。

(ちなみに……今は記事を書くこと自体も少ないので、

 私からの訪問はめちゃくちゃ少ないです^^;

 始めたころ、半ばころまでは…、

 いいね返ししなきゃとか訪問しなきゃとかコメントしなきゃとか…、

 ひたすら頑張ってましたが………)

ブログは日記&備忘録みたいなものでw

我が家もシニア犬ですし、自分のランキングを上げるために、

書いているわけでも、訪問しているわけでもないです。。。

 

アメブロ開くときは、

まずは訪問してくださった方。

次に読者登録させていただいている方と、

訪問させていただいてます。

 

あまり訪問できませんが(。-人-。) ゴメンネ。。

お邪魔させていただきますので、

よろしくお願いいたします★☆★

 

 

ランキングは重視はしてないですが(゚д゚)(。_。)ウン(゚д゚)(。_。)ウン

【長崎県・長崎市 わんこ情報】

【手作りおやつの情報】

【わんこと行ける旅行ブログ】も書いているので、

届いてほしい人に届くようリンク貼っています(´ー`*)ウンウン♪♪♪

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