本来なら…かかりつけ医さんに、
しっかり質問してしっかり答えをもらうのが一番いいですが、
聞き損ねた…
聞けなかった…
聞きずらい…etc…
そんな時にすごく助かるLIVEありがとうございますm(__)m
[注意書き( ..)φ]
お話していることを文字にしているので、
よく聞き取れなかったこととか、自己解釈したりとかあり。
医療知識はない素人です。
薬の名前は一度ネットでそのような薬があるかは検索して
書いてますが、その辺りはお許しを。
先生は不定期ではありますが、20時以降で、
インスタライブでお話して下さってますので、
フォローされると開始されたら参加できます。
実際参加してみる、
もしくは、アーカイブをご自身で聞かれるといいと思います。
お話しされている内容は、
経験重視よりは、ガイドライン・エビデンス重視。
勉強熱心な先生なので、
いろんなセミナーで見聞きしたお話しなどを
アウトプットしてお話してくださっています。
★気管虚脱について★
トイプードル 13才 女の子
食べるのが好きな子ですが、最近朝ご飯を食べない。
咳の症状あり
寝ている時もいつもと違う寝息〈いびき〉が気にになり
病院を受診すると、気管虚脱と診断
咳が続くと心臓に圧がかかるので手術を進められているが、
高齢なのと心雑音があるので心配で悩んでいる
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★お腹のぎゅるぎゅるについて★
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〇腸の動き
ぎゅるぎゅるは、腸の動き=蠕動運動
この時は痛いと思います。
・元気なし
・食欲無し
・たまに吐き気
以上のことがある様なら、
脾臓摘出と一緒に、
胆のう粘液脳腫の摘出もした方がよい。
※胆のう粘液脳腫はどちらにしても、
内科管理はした方がよいです。
〇脾臓の腫瘍
「1/2ルール」「2/3ルール」があり、
先生により見解は異なりますが、半分の子が悪性。
そのうち半分の子が血管肉腫です。
検査について
・針を刺しての検査
〈脾臓は肝臓と同じで血管が多い組織〉
〈動くと血だらけになってしまうので初手から検査で
ないほうがよい〉
〇胆のう粘液脳腫
グレードが1-6とある。
3以降なら手術を検討したほうが良い。
胆嚢は通常真っ黒に映るが白く写る。
可動性の胆泥症から非可動性の胆泥症になる。
①白いところが増えてくる
↓
②外側にクロが抜ける
↓
③最後にキウイフルーツ状になる。
・1.2は内科管理
(非可動性の胆泥症くらいから内科管理でよい)
・3~以降は症状がなくても手術を検討
★毛のボリュームダウンについて★
ねこ サイベリアン
脱毛検査では、ダニ無し・皮膚病なし
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◆犬猫人間同様に、毛が抜けるサイクルがある。
休止期に入ると、生えてこなくなる。
ほとんどの毛根が休止期に入ると、
その部分の脱毛が酷くなる。
休止期から成長期に移らせるためには、
「サプリメント」「薬」「電気刺激」など。
※その子によってどれがよいかは異なります。
※皮膚・被毛にはたんぱく質が大事です。
たんぱく質不足での脱毛もあります。
★ピンクの液体嘔吐について★
ピンクの液体を吐く
血液検査異常なしですが、胃潰瘍〈胃の腫瘍〉疑い
胃を保護する薬で一時的によくなった
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◆高齢なので、
治療というよりは病気がわからないので対症療法。
・吐く→〈吐き気止め〉
・出血→〈止血止め〉
▶[胃粘膜保護薬]
・胃酸を抑える薬は長期使用✖。
・腸内細菌層を悪くするデーターが出ている。
〈オメプラゾール〉長期✖
〈イーケプラ〉長期✖
〈ガスター〉長期✖
〈ランソプラゾール〉長期✖
※もし使うのであれば、
「スクラルファート」は、副反応がなく、
長期使用しても悪くはない。
〈スクラルファート〉粘膜保護薬て、粉か液体です。
★毛づくろいではげについて★
ねこ 12-13才
毛づくろいでその子部分が剥げ皮膚が赤い
病院へ行ったがストレスかアレルギーと言われて終わった
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◆皮膚については、
①「皮膚の検査」をした方がよいです。
・表面上に菌がいるか?
・カビがいるか?
・ダニ・ノミがいるか?
②皮膚の検査で何もなければ
「掻いているか?」
・痒いのか?
・癖なのか?
・ストレスなのか?
※犬・猫は、ストレスで舐めていることも多い。
③「かゆみ止め」を使ってみる。
※かゆみ止めを使ってみて辞めるのであれば、
痒かったのだと思います。
※かゆみ止めを使ってもやめないのであれば、
痒みではなく、精神的なストレス。
④痒みからなら、
「何が原因で痒いのか?」
・アレルギーやアトピー、感染症からきているのかは、
検査をしないとわからない。
★若年性外陰部低形成について★
低形成がよくなる確率は50%
続けて二回おしっこをしたりする
生理が来ると乳腺腫瘍になりやすいと聞きましたが、
腫瘍の確率が上がっても最初の生理を待つ方がよい
ですか?
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◆乳腺腫瘍の確率は、生理が繰るごとに上がります。
・1回目が来ると90%
・2回目が来ると70%
ぐらい落ちるといわれています。
「早めにやりましょう」というのが獣医師側の意見。
※ただし、避妊手術をやっていないからと言って、
乳腺腫瘍にならないというわけではありません。
〇外陰部低形成
女性ホルモンが働いてくれた方が、
そこが形成されるというのはわかりますが、
上手くいく可能性が50%という確率のエビデンスが、
わかりません。
外陰部低形成
「細菌性膀胱炎にやりやすい」
なると、
「尿石症」になりやすい。
※細菌性膀胱炎になりにくい外陰部になってほしいですが、
待ったからと言ってそうなるとは限らないですし、
生理が来るまで待った方がいいのかは、わかりません。
〇乳腺腫瘍
こちらはエビデンスがあり、
乳腺腫瘍は生理が来るたびにあがります。
※大型犬は、早めの避妊手術は「尿失禁」になるという、
エビデンスがあります。
※大型犬の方が尿失禁になりやすい。
データにもよりますが、1/4~1/2は尿漏れになりやすい。
※尿漏れを考えると少し待った方がいいと思いますが、
経験上避妊手術の難易度は、生理ごとに上がります。
★慢性膵炎について★
マルチーズ
腹痛もありヘルニアではないかと前回ご指摘いただきました
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〇慢性膵炎
慢性膵炎は病気名ではなく、「状態」です。
→ほかの子の比べて、(急性)膵炎になりやすい状態。
「(慢性)膵炎の可能性が高い」症状として
・嘔吐
・食欲不振
・下痢
・血液検査でのリパーゼが高い
・血液検査でのCRPが高い
・エコーで異常な所見がある
慢性膵炎の診断は、難しく「膵生検」です。
炎症が起きていますという細胞がありますが、
それがあれば膵炎です。
→麻酔をしてお腹を開けます。
膵炎の時に麻酔をかけることはしないので、
確定検査は難しい。
★ウルソについて★
黄疸なし
胆汁酸との関係について知りたい
肝臓の数値が高くアンチノール・ウルソ使い始めた
他院も受診したが、
小さい頃はよくあるから気にしなくていいといわれた
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〇検査について
胆汁酸(TBA)は食後1時間で診ているようですが、
「食後2時間」で診て下さい。
※ちゃんとした検査をしないと、
ちゃんとした治療に結び付きません。
TBA…「食前の値」胆汁酸がどのくらいあるかを測る。
「食後の値」胆汁酸がどのくらいあるかを測る。
※胆汁酸に関しては、
食事の影響を受けるため、「食前」「食後2時間」で測る。
※食後2時間の値が50を超えていたら病気の可能性あり。
→CT・内視鏡の肝生検の検査をしてください。
※食後2時間の値が100を越えたら、
必ず検査をしてください。
※ウルソは必要ないことが多い。
人間でいうサプリメント扱いなので、
使っても悪いことはない。
★耳血種について★
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〇耳血種
耳の中の血管が切れて、耳の中に血種ができること。
おとなしい子が急に起こったりする。
・ステロイド剤を入れると良くなるといわれている。
「針を刺す」➡「ステロイドを入れる」➡「吸収」
で良くなる。
・良くならない場合は、穴をあけるような手術をする。
最近はあまり見かけないようになりました。
・治療中の管理が大変で、
頭を振らせないようにしないといけません
◆14才なら手術は望まれないかな…。
ステロイドで良くなるかなと思います。
★リンパ管拡張症について★
ステロイドを処方してもらいましたが、
食事療法だけで良いのでしょうか?
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〇リンパ管拡張症
小腸の病気で、
症状としては体重減少・下痢・アルブミンの低下。
※このような症状がなければ、
無処置で良いといわれています。
※症状が出ないように予防的に、
「ごはん」「ステロイド剤」を使うことが多い。
※ステロイドを使わなくても50%の子は、
ごはんだけでコントロールできるといわれている。
→将来的にはステロイドを切って、
ごはんだけでコントロールできるか試した方がよい。
→おやつを貰えない寂しさはあると思いますが、
ステロイドを続けるデメリットより使わないほうが
良いと思います。
〇ステロイドについて
「プレドニゾロン」を使う動物病院が多い。
※使うことによって肝臓の値が高くなるなら、
「ブデソニド」はコントロールが取りやすく、
肝臓の値は高くならない。
※ステロイドを使うと食欲が増す。
→おなかが空いて食糞してしまうことはあると思います。
※うんちを食べることは、正常の行動。
食べたことが悪いことではないです。
〇食糞について
食糞の原因は、
・おなかが空いている
・美味しそうに見える
・嫌がらせ
※食べることについては正常の行動。
人間側がやらせないだけです。
◆今回のケースは、
ステロイドを飲み始めてからの嫌がらせではないですし、
急にうんちが美味しそうに見えることはないので、
「おなかが空いている」のだと思います。
★リパーゼが高いについて★
治療などの話はありません。
リパーゼが少し高いくらいならそのままでよい?
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◆放置でいいと思います。
リパーゼが高いだけで、
病気を探してもいいですが、
「リパーゼが高い=膵炎ではない」
他の症状
・体重が落ち続けている
・食欲不振
・定期的に嘔吐がある
・定期的に下痢がある
※このような症状があれば、
リパーゼと関連しているかもしれませんが、
何の症状もないのに検査しましょうではないと
思います。
※何の症状もないのに、リパーゼが高いだけで、
「膵炎用の注射」…✖
「膵炎用のごはん」…✖
「膵炎用の治療」…✖
お金もうけに走っているのではないか?と、
思われます。
◆リパーゼは「膵臓以外」からも出ている。
・消化器肝臓胆のう系疾患
・免疫介在性疾患
・内分泌
・腎泌尿器疾患
・腫瘍
でも、リパーゼは上がってきます。
★口内の痛みについて★
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◆ぱっと見だとわからないので、
「レントゲン」を撮ってみる。
※ねこちゃんは、歯周病は多くないですが、
レントゲンに不快感がないのであれば、
撮ってあげた方がよい。
※痛みなら一般的に、ねこは「歯肉・口内炎」が多い。
歯周病ではなく歯の根っこ辺りが痛んでいるとか。
◆方法としては、
「痛み止め」を使ってみる。
飼い主→愛猫は痛みを感じている
獣医師→痛みはないと思っている
※1週間くらい痛み止めを使用する。
→使用してみて、その行動が無くなったら、
痛かったのだと思います。
→口内の精査をしていく。
※稀に痛み止めで、
「腎臓が悪くなる」ことがあるので、
心配だったら、痛み止めを飲ませる前に、
「腎臓の検査をしておく」
・エコー検査
・血液検査
・尿検査
★レッグヘルペスについて★
トリミングサロンからメディセル腹筋ケアを勧められた
してもよい?
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〇レッグヘルペス
小型犬10㎏以下で幼少期に多い病気。
メディセル腹筋ケアというのが、
ちょっとわからない。
※大学時代獣医師になってからも聞いたことがない
処置なのでわからないです。
★抗菌薬(抗生物質)について★
皮膚病とか下痢の時など、
かかりつけ医では抗生剤をよく使います
悪い病院なのでしょうか?
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◆悪い病院と定義するのが難しい
人間の病院と違って、
獣医師は全科目診ないといけません。
※全部の科を専門医レベル(完璧)にはできません。
※得意不得意分野があります。
不得意分野にあたってしまった患者さんには、
「あの病院良くなかったわ」
「あの先生ダメだわ」
になってしまうと思います。
◆抗菌薬(抗生物質)について
基本使わないほうが良いです。
・消化器疾患(嘔吐下痢等)
・皮膚疾患
基本的に使うことはまずないです。
★ロムスチンについて★
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★肛門腺絞りについて★
ちわぷー 10才 男の子
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★脾臓腫瘍について★
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★乾燥ジャーキーについて★
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★被毛検査について★
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★甲状腺検査について★
今度甲状腺検査を行いますが、素人が、
「T4」「TSH」を測ってくださいと先生に言っても
いいですか?
切り出しはどうしたらよいでしょうか?
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◆教科書に書いてあることなので…
教科書みたいなものを持って行って
「自分なりに調べたんですけど、
どっちも測ってほしい」という感じで持っていく。
SNSで聞いたとか、
他の先生に聞いたとかetc…は、
獣医はプライドが高い人が多いのでNG✖。
※T4だけだと誤診、不必要な薬の投薬に繋がる。
※TSHも測ってもらうことが大事。
◆セカンドに行くきっかけにもなる。
かかりつけで、
「甲状腺の薬を一生飲む」と言われたとか。
ホルモン剤なので、
「甲状腺の病気を治す薬ではなく、
ホルモンが低くなったので足しましょう!」という薬。
→足し続けないといけない〈一生飲む薬になる〉
◆甲状腺の病気は誤診が多い。
「甲状腺機能低下症」と言われた方は効いてください!
T4…甲状腺ホルモン。首の左右に1つずつあり、
代謝を上げるホルモン。
TSH…脳から甲状腺ホルモンを出して下さいという指令。
【甲状腺ホルモン】
血液の中にあります。
血管の中の甲状腺ホルモンが低くなったら、
TSHで指令を出して、甲状腺ホルモンを増やす。
「甲状腺機能低下症(犬に多い、猫は甲状腺機能亢進症)」
①甲状腺機能が落ちる
↓
②TSH(指令)が来てもT4働けない状態。
[TSH高い、T4低い]
「シックユウサイド(ユウサイドシック)」
→病気の時は甲状腺ホルモン(代謝ホルモン)は上げなくてよい。
・腎臓が悪い
・肝臓が悪い
・腫瘍がある
・体調が悪い などetc…。
①甲状腺機能が落ちる
↓
②TSH(指令)出さないので、低い・高くも低くもない。
[TSHは低いもしくは低くも高くももない、T4低い]
→病気が治れば、TSHは上がってくる。
※この場合は、薬は必要ない。
※T4だけしか測っていなかったら、
甲状腺機能低下症なのかシックユウサイドなのかわからない。
※誤診が多く、不必要な投薬治療を受けることに繋がる。
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時々、ありがたいことに読者登録の申請が来ますが、
「カルア' s familyのブログ読みたい!」
という方のみでお願いします。
■ジャンル違いの方からの申請も受け付けはしますが、
私からの読者申請はありません。
■頻繁にブログ訪問はしておりません。
■ご自身の読者登録伸ばすため~等の目的の方の、
申請はご遠慮ください。ご期待には…沿えません。
(ちなみに……今は記事を書くこと自体も少ないので、
私からの訪問はめちゃくちゃ少ないです^^;
始めたころ、半ばころまでは…、
いいね返ししなきゃとか訪問しなきゃとかコメントしなきゃとか…、
ひたすら頑張ってましたが………)
ブログは日記&備忘録みたいなものでw
我が家もシニア犬ですし、自分のランキングを上げるために、
書いているわけでも、訪問しているわけでもないです。。。
アメブロ開くときは、
まずは訪問してくださった方。
次に読者登録させていただいている方と、
訪問させていただいてます。
あまり訪問できませんが(。-人-。) ゴメンネ。。
お邪魔させていただきますので、
よろしくお願いいたします★☆★
ランキングは重視はしてないですが(゚д゚)(。_。)ウン(゚д゚)(。_。)ウン
【長崎県・長崎市 わんこ情報】
【手作りおやつの情報】
【わんこと行ける旅行ブログ】も書いているので、
届いてほしい人に届くようリンク貼っています(´ー`*)ウンウン♪♪♪
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いいね!からブログ訪問しますので、よかったら残してくださいね
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