★知識をUPdate21★獣医さんのインスタライブより | ミニチュアピンシャー カルア’s family

ミニチュアピンシャー カルア’s family

☆ボク達の生活日記☆
毎日の生活を日記風に書いてます!!
大事件から些細なことまで。

いつも大切なお時間を、

割いてくださってありがとうございます♪

感謝★人*´∀`)

 

 

本来なら…かかりつけ医さんに、

しっかり質問してしっかり答えをもらうのが一番いいですが、

聞き損ねた…

聞けなかった…

聞きずらい…etc…

そんな時にすごく助かるLIVEありがとうございますm(__)m

 

 

[注意書き( ..)φ]
お話していることを文字にしているので、
よく聞き取れなかったこととか、自己解釈したりとかあり。
医療知識はない素人です。
薬の名前は一度ネットでそのような薬があるかは検索して
書いてますが、その辺りはお許しを。

先生は不定期ではありますが、20時以降で、

インスタライブでお話して下さってますので、
フォローされると開始されたら参加できます。
実際参加してみる、
もしくは、アーカイブをご自身で聞かれるといいと思います

 

 

★腎臓検査見解について★

18才 猫
腎臓が気になりSDMAをはかりました。
腎臓が悪くなった時は点滴は必要ですか?
かかりつけ医では、何もしなくていいとのことでしたが、
先生の見解をお願いします。

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〇腎臓のガイドラインIRIS

 ステージは、4つ。

 2023年改訂されています。

 

 昔は、クレアチニンとBUNでしたが、

 今は、間違っているといわれています。

 

【クレアチニン】【SDMA】【UPC】【血圧】【りん】

※りんは6以内だったら良いとされていますが、

 腎臓のことだけなら、4.6未満を目指してください。

 

 

★質問者様の数値★

 SDMA10 クレアチニン2.02 りん4.8

 BUN45.1

 

 〇先生の見解〇

〈クレアチニンについて〉

 クレアチニンは、ステージ2

 SDMAは、ステージ1

 りんは少し高めですね。

 BUNは、ガイドラインでは言及していないので、

 気にしなくていい。

 〈脱水・消化管出血・消化管の病気〉

 〈たんぱく質が多いご飯〉で、上がってくる。

 

 様子見で良いということですが、

 ステージは、1.2です。

 

 【クレアチニン】

 腎機能が75%失われて始めて上がってくる値。

 クレアチニンが上がってきた時点で、

 残りの腎機能は、25%になっている。

 日内変動なし。

 

 【SDMA】

 15年前くらいからこの検査が始まった。

 腎機能が45%失われて上がってくる値。

 SDMAが上がってきたときは、腎機能65%残っている。

 ただし、

日内変動をするので、

 「1回測って大丈夫」とか「高いですね」と、

 判断するのではなく、何回か測って平均を見る。

※日内変動、朝昼晩と数値が違うこと。

※SDMAは日内変動するので、クレアチニンを採用しやすい。

 

クレアチニンはステージ2。

たまたまSDMAをはかったタイミングがステージ1だったの

かもしれないということです。

※SDMAが20を超えたら高いと判断して下さい。

※SDMAが18.19の時は、

 「腎臓が高くて上がっているのか?」

 「そのタイミングで上がっているのか?」です。

※クレアチニンが正常でも、

 SDMAが1回だけでも20を超えていたら、

 「腎臓が悪くなってきた」

 残りの腎臓の機能が60%になってきたよという指標になる。

 

【クレアチニン】

 筋肉から出る老廃物。

 筋肉量が多い人はクレアチニンが多くなる。高くなる。

 がりがりの子は、腎臓が悪くても上がってこない。

 むきむきの子は、腎臓が悪くなくても上がってきやすい。

 

※質問では体系がわからないので何とも言えないのですが、

 普通の体系なら2.02は高いので腎臓ケアは始めた方が

 良いと思います。

 

 

〈りんについて〉

 りん4.8

 リンが高ければ高いほど腎臓を悪くするスピードが速い。

※リンは4.6以下に落とす。

※リンが高い理由として[骨の疾患][上皮状態の疾患]の

 可能性もある。

※腎臓のせいで上がっているのであれば腎臓ケアは必要。

※1か月後に再検査をしてみて、高かったら、

 治療を始めても良いと思います。

※腎臓は一度悪くなると良くならない。

 

 

〈血圧について〉

 自宅で測る血圧について

 家庭用だったら、エルデさん3-5万円程度で売ってある。

 類似品が1-2万位であり、見た目は一緒ですが、

 中身が全然違うので、購入の際は気を付けて下さい。

 

 

〈点滴について〉

 「腎臓のどこが悪くなったか」によって、

 やることが違ってきます。

 血液検査・尿検査で腎臓が悪くなったねと言われますが、

 「腎臓のどこが悪くなっているのか?」

 かかりつけ医さんに聞いてみて下さい。

 

 「点滴はなぜするのか?」

 腎臓のメインの役割は尿を作ること。

 尿…体の中の老廃物を外に出す。

※24時間尿が出ないと24時間分の尿が溜まるので、

 尿毒症になる。

 (24時間でならない子もいれば20時間でなる子もいる)

※ほんとに早く亡くなってしまうので、おしっこ(老廃物)は、

 外に出さないといけない。

 

 「1回のおしっこでごみをたくさん捨てたい」

 1回の尿の中に老廃物をたくさん詰め込みたい。

 それが、尿比重。

 重い方が老廃物がたくさん入っているという指標。

 

 慢性腎臓病になると、老廃物を詰め込むのが難しくなる。

 例えば、今までは100ごみを捨てていたのが、

 半分の50しか捨てられなくなったとする。

 1回に捨てられるごみの量が減るので、水を増やして、

 おしっこの回数でごみをたくさん捨てるというのが点滴です。

 お家で皮下点滴になることが多いと思います。

 

「点滴をしてはずすときに液が漏れるのはどうすればよい?」

 20-30秒指で押さえると、皮膚が閉じていきます。

 多少漏れても気にしなくて良いです。

 

 

〈慢性腎臓病で使われている薬〉

◎タンパク尿・血圧→〈ACE阻害薬・テルミサルタン〉

◎血圧を下げる→〈Caチャネル拮抗薬〉

~血圧を下げる基準~

 血圧[上・下・真ん中とある]

 上が、160超えたら降圧剤。

 降圧剤はいろんな種類があるのでかかりつけ医さんが、

 使いやすいものを使う。

 ACE阻害薬・テルミサルタン。

 落ち切らないときは、アムロジピン。

◎リンが高い→〈低リン食・リン吸着剤(サプリ)〉

※リンが高いと腎臓が悪くなる。

◎消化管由来の尿毒症→〈低タンパク質〉

◎腎性貧血→〈エリスロポエチン〉

 

〈UPCについて〉

UPC…尿蛋白クレアチニン比

おしっこの中に腎臓由来のたんぱく質が出ているかを見る。

※尿検査は一般的に膀胱に針を刺して採尿したのが、

 一番よい。

 

例えば、尿蛋白2+だとします。

□犬 細菌性膀胱炎、結石性膀胱炎が多い。

□猫 特発性膀胱炎(ストレスからの膀胱炎)が多い。

 

膀胱に針を刺して採尿した場合、

[膀胱にある尿で尿検査]している。

泌尿器 腎臓・尿管・膀胱・尿道の順番になっている。

膀胱の尿だから、

〈腎臓からたんぱく質が出ているかもしれない〉

〈尿管からたんぱく質が出ているかもしれない〉

尿検査では特定できず、尿蛋白+ででてしまう。

 

毎回毎回、尿蛋白+になったから、UPCは測らなくても

よいですが、腎臓からたんぱく質が出ていると、

腎臓が悪くなるスピードがめちゃくちゃ速くなる。

死亡率が高くなる。

 

〈UPC〉

 腎臓から出ているたんぱく質がどのくらいかをはかる検査。

 外注検査で2-3000円かかります。

 

※[尿蛋白+でも、UPC-]なら、

 腎臓から出ているたんぱく質ではないので、腎臓は大丈夫。

 [尿管炎か膀胱炎]この治療をしましょうねでいいです。

 

※[尿蛋白+、UPC+]

 腎臓からたんぱく質が漏れているので一大事。早めの治療を。

 

 

〈腎臓が悪くなった時〉

「腎臓療法食」

 ・ステージ1は推奨されていない。

 ・ステージ2前期 シニア食・早期腎臓療法食

 ・ステージ2後期 腎臓療法食(腎臓病用のゴハン)

先生)うちの患者さんは、ステージ3くらいから始めています。

  腎臓療法食は、たんぱく質・塩分は極端に落としていて、

         脂質が高い。他の臓器には良くない。

 

「マッスルコンディションスコア(MCS)」

 筋肉の量によって、今後どのくらいその病気と闘えるかが

 変わってくる。

 筋肉量は落とさないほうが良い。

 ※腎臓療法食は、筋肉が落ちていってしまうので、

  ぎりぎりまで使わないようにする。

 

「食べられるなら缶詰」

 ドライフードは水分量10%

 缶詰60-80%

 以前は推奨していませんでしたが、手作り食も良いです。

 [手作り食+シニア食]

 手作り食+腎臓療法食が良いです。

 

 

〈心臓が悪い子〉

 点滴があまりできません。

 慢性腎臓病で点滴をやる前、必ず心臓のチェックをして下さい。

 点滴は血管の中に水が入ります。

 皮下点滴でもリンパ管から入ってくる。

 水分含有量が増えると、それを動かすのは心臓。

 [血液の量が増えると心臓の仕事が増える]

 心臓が悪いのに、心臓の仕事を増やしたくない。

 

 点滴をしすぎたために、

 肺水腫(血管から水が漏れて)亡くなってしまう可能性が高い。

 

 心臓が悪くて点滴をする場合は、

 半年ごとに心臓のチェックをした方がよい。

 逆に、心臓が悪くなったら、腎臓の検査をしてください。

 

 

★正常時の飲水量について★

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◎飲水量

 体重×25~50ml

 1日(24時間)の飲水量。

 5㎏の子だとすると、

 5×25=125、5×50=250

 [125~250が正常時の飲水量]

 ※腎臓が悪い子は250ml以上でもいい。

 

 

 

 

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動物病院あるある。。。

「どうしてここに気づかないかな…」

「元気でもっと長生きできたのに…」

ということはあります。

 

獣医師は全科診ないといけない。

どうしても、わからないところ、

自分じゃ手が出せないところがあります。

 

愛犬愛猫、我が子を守るために、知っておいてもらいたい事。

そんなお話からです。。。

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悲しいお話ですが…12/3初めて質問してくれた方の

★先生助けて!★の豆柴7才女の子

12/6に亡くなったそうです。。。

何個か前に書いてますので、

お時間あったら読んでみて下さい。。。

どんな経緯だったのかのお話から、知っておきたい事!

についてお話して下さいました。。。

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★前回のご相談時の…お話について★

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(前回のご相談の要約)

低アルブミン血症は、腹水という症状が出ることがある。

黄疸は危ない状態。

「黄疸の原因」を考える。

「理由」〈肝前性・肝性・肝後性〉どれも良くない。

「原因」を見極めることが大事。

「いきなりのステロイド」は良くない。

「レントゲンで腸が腫れている」

 →レントゲンで腸が腫れていることが分かることはない。

 →そういう状態なら、その時にエコー検査が必要だった。

※前回エコーをしてもらいましょう、

 というお話をしていました。

 

(質問者様)

LIVEで相談した後、

他の病院に連れていくことも考えましたが、

歩くことができず、連れていくことができなかったので、

例の病院(いつもの病院)に行き、

「血液検査」「エコー」を撮ってもらいました。

エコーで胆嚢が破れていることが分かりました。

その時もらった薬が〈ウルソ〉です。

 

「腫瘍」か「黄疸(尿がオレンジ色をしている)」ので、

 アルブミンが作られていないと思います。

 愛犬が嫌がりますが、ソフトのゴハン、スタミナチューブ等

 口から少し食べ物を食べさせています。

「薬は飲ませてもいいでしょうか?」

〈ステロイド・肝機能促進薬・抗生剤2種〉処方された。

~ここで先生に質問をご相談をされていたようです~

 

その後…

〈プレドニン(ステロイド)・朝晩ホスミシン(抗生剤)・

 もう一つ(抗生剤)〉を飲むことなく、

水っぽい下痢、嘔吐をしてそのまま亡くなりました。

 

 

〇黄疸について

 前回のライブでお伝えしたように、

 「黄疸が出ている」→胆嚢が悪かった。

 胆嚢の可能性がある。

 その場合は緊急に手術が必要な状態です。

※この時ステロイドは使わないほうが良い。

※ウルソは肝臓促進薬・肝機能を守る薬ですが、

 黄疸が出ている時は、禁忌。

 使ってはいけません。

※胆嚢のせいで黄疸が出ているなら、

 ウルソは使ってはいけない。

※そういうところがいろいろと重なって、

 7才という若さで亡くなってしまいました。

 

先生)肝臓が苦手な先生だと、

  わからなかったのかなという気もしますが、

  動物病院で、

  「こうですよ。こうですよ。」と言われたら、

  そうなのかな?と思う気持ちはわかりますが、

  ここで、僕が家族の方だったら…

  思ってほしいことは

  [最初にステロイドを使って良くならなかった]

  [抗生剤を使ってもよくならなかった]

  [ウルソを使ってもよくならなかった]

  それをずっと続けている。

 

  8月の末から食欲がなくなり、毛艶も悪くなり、

  低アルブミン血症と診断されて、プレドニンを使っている。

  ご相談があった12/3も薬の処方と同じなので、

  「効かない薬を3か月ちょっと使っている」

  

  ちょっと待てよ!と思ってほしい。

  獣医師は診断的治療と言って、

  「わからないとき、この疾患かもしれないと薬を使う」

  これは許されている行為です。

  それで良くならない場合は、

  その疾患ではないとすぐに止めないといけない。

 

  ほんとうにこれしか薬がないという場合もありますが、

  最初に使った薬、二番目に使った薬、

  上手くいかなかったのに、ずっと使い続けている。

  [先生は、この分野苦手なのかな?]

  [良くならないのにずっと使い続けるの?]

  良くならない可能性が高い。

  わからないから、この薬を使い続けるしかないと…、

  判断したのかもしれない。

  わかる先生だったら、効かなかったら、

  他の検査をして違う薬になったかもしれません。

 

  1個1個のケースで、難しいとは思いますが、

  良くならない疾患は確かにあります。

  [最善の治療が最高の結果をもたらすとは限らない]

  最善の治療とは、

  データー上でこの疾患にはこの薬が効くと出すわけで、

  最善の治療が効かなかったら、

  次の治療をしないといけない。

  [効かないときは別の検査をして、次の疾患を探す]

 

 初めて聞いてくれたのが12/3

 [胆嚢が悪かった]ところまでは良かったけど、

 時間が足りなかったみたいです。

 

 僕がいつまでこれをやれるかはわかりませんが、

 僕が知っている範囲なら相談にはのりますので、

 気になったら、何でも聞いてください。

 

 獣医師側の立場からすると、

 なんでもかんでも言われてしまうと困る。

 僕は整形[外科]が得意ですが、呼吸器・目は苦手です。

 たまたま、近くに呼吸器が強い病院、眼科が強い病院が、

 車で10分のところにあります。

 それを狙って開業したというのもあります。

 

 もし行けるのであれば、[他の病院]を探してみる。

 命がかかっているので、

 [専門の先生のところに行く]という選択肢は持って

 おいてください。

 改善がないなら、

 (その病気については)[違う病院に行ってみよう]です。

 

 

★腎臓(慢性腎不全)について★

16才 イタグレ 

慢性腎不全と診断され自宅にて皮下点滴。

腎臓療法食は食べていない。

尿検査・血圧は測っていない。

内服は、肝臓甲状腺の薬と一緒のものを飲んでいて、

何の薬かわかりません。

「検査について」

「療法食について」

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〇薬について

 自分家のわんちゃん・ねこちゃんにあげる薬は、

 知っておいてください。

 会計の時に薬の前が書いてないときは、

 聞いてください。

 

 「セカンドオピニオン」に行く時とか、

 〈どの薬を飲んで良くなったのか〉

 〈どの薬を飲んで変わらなかったのか〉

 〈どの薬を飲んで悪化したのか〉

 ちゃんと知っておかないといけない。

 

※検査は「体から情報を引き出す作業」

※治療は「体に足し算」をするので、

 「体に科学的な変化が起きる」

 点滴もそうです。

 

 「今うちの子何の薬を飲んでいるんですか?」と、

 聞いてほしい。

 教えない先生はいないと思いますが、

 もしいたら、病院を変える一つの基準かなと思います。

※やってることをブラックボックスにしないで、

 ○○な理由で○○を使っていますと説明してくれる

 先生が良いです。

 

 聞くのは大変かもしれない…。

 嫌がられるかもしれない…。

 でも、しっかり聞いておいてください!

 

 

〇腎臓について

 繰り返しになりますが、

 大事なことなので、何回でも聞いてください。

  

 腎臓には腎臓のガイドラインIRISがあります。

 ガイドラインから逸脱すると訴えられると負けると

 昨日心臓のセミナーで言われていました。

 それだけ、ガイドラインは大事です。

 

 2023改定されましたが、

 英文のままでまだ日本語訳にされていません。

 

 

〇腎臓のステージ決め

 [クレアチニン][SDMA]

※ステージごとに治療が変わってきます。

 サブステージとして、

 [UPC][血圧][りん]があります。

※2023では、[FGF23]も入ります。

※BUNは入りません。

 

 「血圧が高いと腎臓が悪くなるスピードが速い」

 「UPCが高いと腎臓が悪くなるスピードが速い」

 「リン4.6以上になると腎臓が悪くなるスピードが速い」

 

◇クレアチニン・SDMAは大事ですが、

 UPC・血圧・りん・FGF23も測ってくださいというのが、

 ガイドラインです◇

 

 なので、必ず検査をしてください。

 ガイドラインなのでやらないといけないものに入ります。

※UPCは、尿検査。

 腎臓から出るたんぱく質がどのくらいあるか調べる検査。

 大事な検査なので、尿検査の時はUPCも測ってください。

 

 

〇腎臓療法食について

 ステージ2前期〈1.5-1.7〉

 [早期腎臓食][シニア食]

 

 最近の腎臓の先生はシニア食を進めているのが多いような

 感覚があります。

 シニア食[塩分・脂質・たんぱく質を抑えてある]

※心臓・腎臓・膵臓・肝臓すべてをケアできるごはん。

※水をしっかり飲んでくれる子はいいですが、

 できれば缶詰、水分が多いご飯。

※ほかには点滴など。

 

 ステージ3以降~は、[腎臓療法食]

※例えば、ステージ1でもリンが高く、

 リンを落とす目的で腎臓療法食を使うのはありです。

 

〇検査結果から読み取る

 【クレアチニン 2023.7月1.79 12月3.12】

※ステージ3なので[腎臓療法食]です。

 [腎臓療法食]

 たんぱく質を抑えているご飯なので、

 カロリーを取るために脂質が高いごはんになります。

 [膵臓・肝臓]にはよくないごはんです。

 

 セミナーでよく話題になりますが、

 [脂質が高いご飯を食べて膵炎になる]という子は、

 脂質を抑えた方がよいと言われていました。

 そういう時は[シニア食]にする。

※腎臓療法食の方が良いかもしれないが、

 [膵炎]とか[肝炎]とかになると、

 [腎臓病は一気に進む]

※腎臓を悪くしないために、

 膵炎とか肝炎のケアはした方がよい。

 

 ステージ3.4の時でも、

 [膵臓][肝臓]が悪い子は[シニア食]がよい。

 前のセミナーで言われていたことです。

 

 膵臓(消化器)の先生、腎臓の先生と意見は違いますが、

 どちらもがガイドラインがあるので、

 ガイドライン通りに行くのが良いですが、

 「膵臓が悪くなると、腎臓が悪くなるのが一気に進む」

 と覚えておいてください。

 

 

この子の血液検査で気になるのが…

2022.11 クレアチニン1.43(ギリギリステージ1か2)

※この時リンをはかっていない。

※2023夏もリンをはかっていない。

 

12月に初めてリンをはかって、リン8.7。

※リンはめちゃくちゃ悪くなったとしても、

 ステージ4でも6.0以下にしてください。です。

※もっと前からリンの値を抑えておかないといけない。

※クレアチニンが7月1.79 12月3.12

 かなりの速いスピードで進んでいる。

※「UPCが高いか」「血圧が高いか」「リンのせいか」で

 一気に悪くなっているはず。

 腎臓病が一気に悪くなる原因になるので、

 IRISのガイドラインを良く見ておいてください。

 

検査としては…

 ・血液検査、SDMAも測る。

 ・尿検査、UPCも測る。

 ・血圧も測る。

 ・リンをすぐに落とす。

 ~各検査、数値が高ければその治療が必要です~

 

〇腎臓の薬

 〈ACEI〉〈ARB〉と言われる薬ですが、

 UPC・血圧が高い時に使う薬なので、

 測っていないときは、基本使わないほうが良い。

 

 僕の見解はこんな感じです。

 

 

★脂肪肝・はげについて★

愛猫 ♂ 7才
数か月でふくよかになり、おなか下腹部がはげだした。
獣医師は触りもせず、脂肪肝だから、
カリカリを減らせ、経過観察に来るようにとも
いわれませんでした。
はげたのはホルモンの影響。
「触らず目視だけで脂肪肝と判断するのは普通ですか?」

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〇猫の診察について

 普通ではないと思います(苦笑)

 

 動物病院あるあるになりますが、猫が怖い先生がいます。

 触らないほうが猫としてはストレスが減る。

 今回は、病気で来ているので、

 触らないというのはあり得ないと思います。

 せめて触診くらいはしてほしいと思います。

 

 

〇はげる理由

 猫の皮膚炎について

 セミナーで聞いた話です。データー・エビデンスはありません。

 専門医さんが言うには、

 90%が[糸状菌]か[カビ]か[アトピー]か[アレルギー]

 

 原因がわからなければ、

 アレルギーの治療、良くならなければ糸状菌の治療をすれば、

 治るといわれていました。

 

 [糸状菌]は脱毛する。

 一般的には、【猫 糸状菌】と検索してもらえばわかりますが、

 円形脱毛症みたいになります。

 原因は、人間の水虫の菌。

 【ご家族に水虫の可能性がないか】

 【糸状菌を繰り返す子は、ご家族の水虫が原因だったりする】

 【タオルや洋服などにも近づけないようにしたり、

  長時間触らないようにする】

 

 

〇ホルモン疾患について

 ホルモン疾患は左右対称にはげる。

※ここを見極めて、疾患を探しに行った方がよい。

 

〇ふくよかになってきたについて

 体重が増えた。

 生活習慣が変わらないのに、体重が5%増減した場合は、

 病気かもしれないと思ってください。

 10%だとかなりの病気の可能性が高い。

※1か月に1回は体重をはかっておいてください。

※歳を取ってくると。筋肉量が落ちたりしますが、

 生活スタイルが変わっていないのに、

 半年、1年で体重が5%以上そ増減する場合は、

 病気かもしれないと思ってください。

 

〇猫の脂肪肝(肝リピドーシス)

 わんちゃんよりねこちゃんはなりやすい。

 

 ごはんは、

 [口→食道→胃で分解→

    小腸大腸で栄養・ミネラル・水分を吸収] 

 腸から肝臓に行く血管、消化管から肝臓に行く血管を、

 門脈と言います。

 この門脈を通って、基本肝臓に入ります。

 [肝臓は解毒の場]

 解毒しきれなかったら全身に回る。

 人間でいうお酒を飲んで悪酔いみたいな感じです。

 

 「肝臓はいつも自分の栄養状態をわかっている」

 

 先生)僕が分かりやすいように物語にします。

    肝臓はいつもどのくらいご飯を食べているのか

    わかっていて、

    ごはんが食べれなくなったら「まずくない?」と、

    脂肪を集め始めます。

    肝臓の細胞の中の脂肪を集め始めると、

    肝リピドーシスという状態になって、

    肝臓の値が悪くなる。

 

    治療はごはんを食べさせるです。

    「どういう状態で

         肝リピドーシスになっているか?」

    

    肝リピドーシスならばごはんを食べさせないと

    いけないので、カリカリを減らせというのが、

    ちょっとわからないです。

 

 

 □ねこちゃんの場合

  いつもごはんを食べている子が、

  2-3日食欲がなく食べないときは、肝リピドーシスに

  なってしまう。そういう時は焦ってください。

 

  家族が気付く症状としては[黄疸(肝性黄疸)]

  ここまでくるとちょっと助けるのがしんどいです。

 

  黄疸症状が出る前に病院へ行ってください。

  ごはんをちょっとでも食べさせるのが大事です。

 

  〈肝リピドーシス〉

  肝臓が脂肪を過剰に蓄積する状態。

  肝臓にはいろんな酵素がありますが、

  脂肪が入ってきてしまうと、

  肝臓に仕事ができず、肝機能障害になる。

 

  基本は食べさせる。栄養補給が必要です。

 ※肝リピドーシスだと、食べさせないと悪化する。

 ※何か病気があるんじゃないかな?と思うのなら、

  病院を変えて、しっかり検査してくれるところが

  いいと思います。

 

□わんちゃんの場合

  1週間くらい食べなくても大丈夫です。

 

 

★生食・手作り食について★

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〇エビデンス(論文)

 手作り食推奨の方には嫌な話になりますが、

 100%手作り食では栄養を満たすことはできない。

 

 インターネット、手作りの専門レシピ、本など

 400種類くらい調べて、

 2016栄養基準AAFCOで調べた結果、

 満たしている手作り食は「0」だった。

 

〇手作り食をするなら

 「手作り食+α」

 手作り食を悪く言っているわけではなく、

 水分含有量は多いので良い所ある。

 ただし、手作り食だけでは栄養基準が満たされないので、

 [サプリ・ドライフード・ウェットフード]を

 プラスする。

 

〇生食について

 絶対ダメ。と書いています。

 

 2022年の情報では、ダメと書かれています。

 [生肉は体にいい情報が出ていない]

 [ガイドラインがない]

 [エビデンスがない]

 

 生肉はサルモネラ菌・大腸菌などの菌が、

 入っている可能性がある。

 菌をなくすためには、抗生剤が入っていたりする。

 

 動物病院でも、抗生剤は薬剤耐性ができやすいので、

 最近は使うなと言われている。

 

 細菌が入ってきて〈細菌性腸炎〉

 抗生剤を使うと〈薬剤耐性〉ができるというのが理由。

 

 

 

 

 

今回も詳しくお話していただきありがとうございました!

腎臓については、

総まとめみたいな感じな印象を受けました(゚д゚)(。_。)ウンウン

 

豆柴さん…

飼い主さん辛かったですね。。。

辛い姿を何か月も見ていて…

見当違いの治療をされていたということがわかるのって。

 

人間もそうですが、

良い先生にあたるか当たらないかでかわってきますよね。。。

私の話で行くと…

整形外科通いで、膠原病・リウマチも捨てきらず、

大学病院で検査するも、

当たった先生が悪かったのか、

膠原病・リウマチではないですね…で、終了。

えっ?他の科に回さないの?って原因不明で帰すの???

全身が痛い痛みは原因がいまだわからず。。。

整形外科では診断名は両脚股関節形成不全だけど、

全身痛いなら、

線維筋痛症かもしれないね。と言われてます。

先生次第で、ほんとに変わると思いました。。。

治るのか…治らないのか…現状維持なのか…

いまだ不明。。。

 

話がそれましたが、

色々考えさせられたり、腎臓の総復習ができたりの

回でした(((uдu*)ゥンゥン

 

いつも配信(人''▽`)ありがとう☆ごさいます★

 

 

 

 

 

 

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時々、ありがたいことに読者登録の申請が来ますが、

「カルア' s familyのブログ読みたい!」

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(ちなみに……今は記事を書くこと自体も少ないので、

 私からの訪問はめちゃくちゃ少ないです^^;

 始めたころ、半ばころまでは…、

 いいね返ししなきゃとか訪問しなきゃとかコメントしなきゃとか…、

 ひたすら頑張ってましたが………)

ブログは日記&備忘録みたいなものでw

我が家もシニア犬ですし、自分のランキングを上げるために、

書いているわけでも、訪問しているわけでもないです。。。

 

アメブロ開くときは、

まずは訪問してくださった方。

次に読者登録させていただいている方と、

訪問させていただいてます。

 

あまり訪問できませんが(。-人-。) ゴメンネ。。

お邪魔させていただきますので、

よろしくお願いいたします★☆★

 

 

ランキングは重視はしてないですが(゚д゚)(。_。)ウン(゚д゚)(。_。)ウン

【長崎県・長崎市 わんこ情報】

【手作りおやつの情報】

【わんこと行ける旅行ブログ】も書いているので、

届いてほしい人に届くようリンク貼っています(´ー`*)ウンウン♪♪♪

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