いつも大切なお時間を、
割いてくださってありがとうございます♪
感謝★人*´∀`)
本来なら…かかりつけ医さんに、
しっかり質問してしっかり答えをもらうのが一番いいですが、
聞き損ねた…
聞けなかった…
聞きずらい…etc…
そんな時にすごく助かるLIVEありがとうございますm(__)m
先生は不定期ではありますが、20時以降で、
★腎臓検査見解について★
18才 猫- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
〇腎臓のガイドラインIRIS
ステージは、4つ。
2023年改訂されています。
昔は、クレアチニンとBUNでしたが、
今は、間違っているといわれています。
【クレアチニン】【SDMA】【UPC】【血圧】【りん】
※りんは6以内だったら良いとされていますが、
腎臓のことだけなら、4.6未満を目指してください。
★質問者様の数値★
SDMA10 クレアチニン2.02 りん4.8
BUN45.1
〇先生の見解〇
〈クレアチニンについて〉
クレアチニンは、ステージ2
SDMAは、ステージ1
りんは少し高めですね。
BUNは、ガイドラインでは言及していないので、
気にしなくていい。
〈脱水・消化管出血・消化管の病気〉
〈たんぱく質が多いご飯〉で、上がってくる。
様子見で良いということですが、
ステージは、1.2です。
【クレアチニン】
腎機能が75%失われて始めて上がってくる値。
クレアチニンが上がってきた時点で、
残りの腎機能は、25%になっている。
日内変動なし。
【SDMA】
15年前くらいからこの検査が始まった。
腎機能が45%失われて上がってくる値。
SDMAが上がってきたときは、腎機能65%残っている。
ただし、
日内変動をするので、
「1回測って大丈夫」とか「高いですね」と、
判断するのではなく、何回か測って平均を見る。
※日内変動、朝昼晩と数値が違うこと。
※SDMAは日内変動するので、クレアチニンを採用しやすい。
クレアチニンはステージ2。
たまたまSDMAをはかったタイミングがステージ1だったの
かもしれないということです。
※SDMAが20を超えたら高いと判断して下さい。
※SDMAが18.19の時は、
「腎臓が高くて上がっているのか?」
「そのタイミングで上がっているのか?」です。
※クレアチニンが正常でも、
SDMAが1回だけでも20を超えていたら、
「腎臓が悪くなってきた」
残りの腎臓の機能が60%になってきたよという指標になる。
【クレアチニン】
筋肉から出る老廃物。
筋肉量が多い人はクレアチニンが多くなる。高くなる。
がりがりの子は、腎臓が悪くても上がってこない。
むきむきの子は、腎臓が悪くなくても上がってきやすい。
※質問では体系がわからないので何とも言えないのですが、
普通の体系なら2.02は高いので腎臓ケアは始めた方が
良いと思います。
〈りんについて〉
りん4.8
リンが高ければ高いほど腎臓を悪くするスピードが速い。
※リンは4.6以下に落とす。
※リンが高い理由として[骨の疾患][上皮状態の疾患]の
可能性もある。
※腎臓のせいで上がっているのであれば腎臓ケアは必要。
※1か月後に再検査をしてみて、高かったら、
治療を始めても良いと思います。
※腎臓は一度悪くなると良くならない。
〈血圧について〉
自宅で測る血圧について
家庭用だったら、エルデさん3-5万円程度で売ってある。
類似品が1-2万位であり、見た目は一緒ですが、
中身が全然違うので、購入の際は気を付けて下さい。
〈点滴について〉
「腎臓のどこが悪くなったか」によって、
やることが違ってきます。
血液検査・尿検査で腎臓が悪くなったねと言われますが、
「腎臓のどこが悪くなっているのか?」
かかりつけ医さんに聞いてみて下さい。
「点滴はなぜするのか?」
腎臓のメインの役割は尿を作ること。
尿…体の中の老廃物を外に出す。
※24時間尿が出ないと24時間分の尿が溜まるので、
尿毒症になる。
(24時間でならない子もいれば20時間でなる子もいる)
※ほんとに早く亡くなってしまうので、おしっこ(老廃物)は、
外に出さないといけない。
「1回のおしっこでごみをたくさん捨てたい」
1回の尿の中に老廃物をたくさん詰め込みたい。
それが、尿比重。
重い方が老廃物がたくさん入っているという指標。
慢性腎臓病になると、老廃物を詰め込むのが難しくなる。
例えば、今までは100ごみを捨てていたのが、
半分の50しか捨てられなくなったとする。
1回に捨てられるごみの量が減るので、水を増やして、
おしっこの回数でごみをたくさん捨てるというのが点滴です。
お家で皮下点滴になることが多いと思います。
「点滴をしてはずすときに液が漏れるのはどうすればよい?」
20-30秒指で押さえると、皮膚が閉じていきます。
多少漏れても気にしなくて良いです。
〈慢性腎臓病で使われている薬〉
◎タンパク尿・血圧→〈ACE阻害薬・テルミサルタン〉
◎血圧を下げる→〈Caチャネル拮抗薬〉
~血圧を下げる基準~
血圧[上・下・真ん中とある]
上が、160超えたら降圧剤。
降圧剤はいろんな種類があるのでかかりつけ医さんが、
使いやすいものを使う。
ACE阻害薬・テルミサルタン。
落ち切らないときは、アムロジピン。
◎リンが高い→〈低リン食・リン吸着剤(サプリ)〉
※リンが高いと腎臓が悪くなる。
◎消化管由来の尿毒症→〈低タンパク質〉
◎腎性貧血→〈エリスロポエチン〉
〈UPCについて〉
UPC…尿蛋白クレアチニン比
おしっこの中に腎臓由来のたんぱく質が出ているかを見る。
※尿検査は一般的に膀胱に針を刺して採尿したのが、
一番よい。
例えば、尿蛋白2+だとします。
□犬 細菌性膀胱炎、結石性膀胱炎が多い。
□猫 特発性膀胱炎(ストレスからの膀胱炎)が多い。
膀胱に針を刺して採尿した場合、
[膀胱にある尿で尿検査]している。
泌尿器 腎臓・尿管・膀胱・尿道の順番になっている。
膀胱の尿だから、
〈腎臓からたんぱく質が出ているかもしれない〉
〈尿管からたんぱく質が出ているかもしれない〉
尿検査では特定できず、尿蛋白+ででてしまう。
毎回毎回、尿蛋白+になったから、UPCは測らなくても
よいですが、腎臓からたんぱく質が出ていると、
腎臓が悪くなるスピードがめちゃくちゃ速くなる。
死亡率が高くなる。
〈UPC〉
腎臓から出ているたんぱく質がどのくらいかをはかる検査。
外注検査で2-3000円かかります。
※[尿蛋白+でも、UPC-]なら、
腎臓から出ているたんぱく質ではないので、腎臓は大丈夫。
[尿管炎か膀胱炎]この治療をしましょうねでいいです。
※[尿蛋白+、UPC+]
腎臓からたんぱく質が漏れているので一大事。早めの治療を。
〈腎臓が悪くなった時〉
「腎臓療法食」
・ステージ1は推奨されていない。
・ステージ2前期 シニア食・早期腎臓療法食
・ステージ2後期 腎臓療法食(腎臓病用のゴハン)
先生)うちの患者さんは、ステージ3くらいから始めています。
腎臓療法食は、たんぱく質・塩分は極端に落としていて、
脂質が高い。他の臓器には良くない。
「マッスルコンディションスコア(MCS)」
筋肉の量によって、今後どのくらいその病気と闘えるかが
変わってくる。
筋肉量は落とさないほうが良い。
※腎臓療法食は、筋肉が落ちていってしまうので、
ぎりぎりまで使わないようにする。
「食べられるなら缶詰」
ドライフードは水分量10%
缶詰60-80%
以前は推奨していませんでしたが、手作り食も良いです。
[手作り食+シニア食]
手作り食+腎臓療法食が良いです。
〈心臓が悪い子〉
点滴があまりできません。
慢性腎臓病で点滴をやる前、必ず心臓のチェックをして下さい。
点滴は血管の中に水が入ります。
皮下点滴でもリンパ管から入ってくる。
水分含有量が増えると、それを動かすのは心臓。
[血液の量が増えると心臓の仕事が増える]
心臓が悪いのに、心臓の仕事を増やしたくない。
点滴をしすぎたために、
肺水腫(血管から水が漏れて)亡くなってしまう可能性が高い。
心臓が悪くて点滴をする場合は、
半年ごとに心臓のチェックをした方がよい。
逆に、心臓が悪くなったら、腎臓の検査をしてください。
★正常時の飲水量について★
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◎飲水量
体重×25~50ml
1日(24時間)の飲水量。
5㎏の子だとすると、
5×25=125、5×50=250
[125~250が正常時の飲水量]
※腎臓が悪い子は250ml以上でもいい。
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動物病院あるある。。。
「どうしてここに気づかないかな…」
「元気でもっと長生きできたのに…」
ということはあります。
獣医師は全科診ないといけない。
どうしても、わからないところ、
自分じゃ手が出せないところがあります。
愛犬愛猫、我が子を守るために、知っておいてもらいたい事。
そんなお話からです。。。
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悲しいお話ですが…12/3初めて質問してくれた方の
★先生助けて!★の豆柴7才女の子
12/6に亡くなったそうです。。。
何個か前に書いてますので、
お時間あったら読んでみて下さい。。。
どんな経緯だったのかのお話から、知っておきたい事!
についてお話して下さいました。。。
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★前回のご相談時の…お話について★
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(前回のご相談の要約)
低アルブミン血症は、腹水という症状が出ることがある。
黄疸は危ない状態。
「黄疸の原因」を考える。
「理由」〈肝前性・肝性・肝後性〉どれも良くない。
「原因」を見極めることが大事。
「いきなりのステロイド」は良くない。
「レントゲンで腸が腫れている」
→レントゲンで腸が腫れていることが分かることはない。
→そういう状態なら、その時にエコー検査が必要だった。
※前回エコーをしてもらいましょう、
というお話をしていました。
(質問者様)
LIVEで相談した後、
他の病院に連れていくことも考えましたが、
歩くことができず、連れていくことができなかったので、
例の病院(いつもの病院)に行き、
「血液検査」「エコー」を撮ってもらいました。
エコーで胆嚢が破れていることが分かりました。
その時もらった薬が〈ウルソ〉です。
「腫瘍」か「黄疸(尿がオレンジ色をしている)」ので、
アルブミンが作られていないと思います。
愛犬が嫌がりますが、ソフトのゴハン、スタミナチューブ等
口から少し食べ物を食べさせています。
「薬は飲ませてもいいでしょうか?」
〈ステロイド・肝機能促進薬・抗生剤2種〉処方された。
~ここで先生に質問をご相談をされていたようです~
その後…
〈プレドニン(ステロイド)・朝晩ホスミシン(抗生剤)・
もう一つ(抗生剤)〉を飲むことなく、
水っぽい下痢、嘔吐をしてそのまま亡くなりました。
〇黄疸について
前回のライブでお伝えしたように、
「黄疸が出ている」→胆嚢が悪かった。
胆嚢の可能性がある。
その場合は緊急に手術が必要な状態です。
※この時ステロイドは使わないほうが良い。
※ウルソは肝臓促進薬・肝機能を守る薬ですが、
黄疸が出ている時は、禁忌。
使ってはいけません。
※胆嚢のせいで黄疸が出ているなら、
ウルソは使ってはいけない。
※そういうところがいろいろと重なって、
7才という若さで亡くなってしまいました。
先生)肝臓が苦手な先生だと、
わからなかったのかなという気もしますが、
動物病院で、
「こうですよ。こうですよ。」と言われたら、
そうなのかな?と思う気持ちはわかりますが、
ここで、僕が家族の方だったら…
思ってほしいことは
[最初にステロイドを使って良くならなかった]
[抗生剤を使ってもよくならなかった]
[ウルソを使ってもよくならなかった]
それをずっと続けている。
8月の末から食欲がなくなり、毛艶も悪くなり、
低アルブミン血症と診断されて、プレドニンを使っている。
ご相談があった12/3も薬の処方と同じなので、
「効かない薬を3か月ちょっと使っている」
ちょっと待てよ!と思ってほしい。
獣医師は診断的治療と言って、
「わからないとき、この疾患かもしれないと薬を使う」
これは許されている行為です。
それで良くならない場合は、
その疾患ではないとすぐに止めないといけない。
ほんとうにこれしか薬がないという場合もありますが、
最初に使った薬、二番目に使った薬、
上手くいかなかったのに、ずっと使い続けている。
[先生は、この分野苦手なのかな?]
[良くならないのにずっと使い続けるの?]
良くならない可能性が高い。
わからないから、この薬を使い続けるしかないと…、
判断したのかもしれない。
わかる先生だったら、効かなかったら、
他の検査をして違う薬になったかもしれません。
1個1個のケースで、難しいとは思いますが、
良くならない疾患は確かにあります。
[最善の治療が最高の結果をもたらすとは限らない]
最善の治療とは、
データー上でこの疾患にはこの薬が効くと出すわけで、
最善の治療が効かなかったら、
次の治療をしないといけない。
[効かないときは別の検査をして、次の疾患を探す]
初めて聞いてくれたのが12/3
[胆嚢が悪かった]ところまでは良かったけど、
時間が足りなかったみたいです。
僕がいつまでこれをやれるかはわかりませんが、
僕が知っている範囲なら相談にはのりますので、
気になったら、何でも聞いてください。
獣医師側の立場からすると、
なんでもかんでも言われてしまうと困る。
僕は整形[外科]が得意ですが、呼吸器・目は苦手です。
たまたま、近くに呼吸器が強い病院、眼科が強い病院が、
車で10分のところにあります。
それを狙って開業したというのもあります。
もし行けるのであれば、[他の病院]を探してみる。
命がかかっているので、
[専門の先生のところに行く]という選択肢は持って
おいてください。
改善がないなら、
(その病気については)[違う病院に行ってみよう]です。
★腎臓(慢性腎不全)について★
16才 イタグレ
慢性腎不全と診断され自宅にて皮下点滴。
腎臓療法食は食べていない。
尿検査・血圧は測っていない。
内服は、肝臓甲状腺の薬と一緒のものを飲んでいて、
何の薬かわかりません。
「検査について」
「療法食について」
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〇薬について
自分家のわんちゃん・ねこちゃんにあげる薬は、
知っておいてください。
会計の時に薬の前が書いてないときは、
聞いてください。
「セカンドオピニオン」に行く時とか、
〈どの薬を飲んで良くなったのか〉
〈どの薬を飲んで変わらなかったのか〉
〈どの薬を飲んで悪化したのか〉
ちゃんと知っておかないといけない。
※検査は「体から情報を引き出す作業」
※治療は「体に足し算」をするので、
「体に科学的な変化が起きる」
点滴もそうです。
「今うちの子何の薬を飲んでいるんですか?」と、
聞いてほしい。
教えない先生はいないと思いますが、
もしいたら、病院を変える一つの基準かなと思います。
※やってることをブラックボックスにしないで、
○○な理由で○○を使っていますと説明してくれる
先生が良いです。
聞くのは大変かもしれない…。
嫌がられるかもしれない…。
でも、しっかり聞いておいてください!
〇腎臓について
繰り返しになりますが、
大事なことなので、何回でも聞いてください。
腎臓には腎臓のガイドラインIRISがあります。
ガイドラインから逸脱すると訴えられると負けると
昨日心臓のセミナーで言われていました。
それだけ、ガイドラインは大事です。
2023改定されましたが、
英文のままでまだ日本語訳にされていません。
〇腎臓のステージ決め
[クレアチニン][SDMA]
※ステージごとに治療が変わってきます。
サブステージとして、
[UPC][血圧][りん]があります。
※2023では、[FGF23]も入ります。
※BUNは入りません。
「血圧が高いと腎臓が悪くなるスピードが速い」
「UPCが高いと腎臓が悪くなるスピードが速い」
「リン4.6以上になると腎臓が悪くなるスピードが速い」
◇クレアチニン・SDMAは大事ですが、
UPC・血圧・りん・FGF23も測ってくださいというのが、
ガイドラインです◇
なので、必ず検査をしてください。
ガイドラインなのでやらないといけないものに入ります。
※UPCは、尿検査。
腎臓から出るたんぱく質がどのくらいあるか調べる検査。
大事な検査なので、尿検査の時はUPCも測ってください。
〇腎臓療法食について
ステージ2前期〈1.5-1.7〉
[早期腎臓食][シニア食]
最近の腎臓の先生はシニア食を進めているのが多いような
感覚があります。
シニア食[塩分・脂質・たんぱく質を抑えてある]
※心臓・腎臓・膵臓・肝臓すべてをケアできるごはん。
※水をしっかり飲んでくれる子はいいですが、
できれば缶詰、水分が多いご飯。
※ほかには点滴など。
ステージ3以降~は、[腎臓療法食]
※例えば、ステージ1でもリンが高く、
リンを落とす目的で腎臓療法食を使うのはありです。
〇検査結果から読み取る
【クレアチニン 2023.7月1.79 12月3.12】
※ステージ3なので[腎臓療法食]です。
[腎臓療法食]
たんぱく質を抑えているご飯なので、
カロリーを取るために脂質が高いごはんになります。
[膵臓・肝臓]にはよくないごはんです。
セミナーでよく話題になりますが、
[脂質が高いご飯を食べて膵炎になる]という子は、
脂質を抑えた方がよいと言われていました。
そういう時は[シニア食]にする。
※腎臓療法食の方が良いかもしれないが、
[膵炎]とか[肝炎]とかになると、
[腎臓病は一気に進む]
※腎臓を悪くしないために、
膵炎とか肝炎のケアはした方がよい。
ステージ3.4の時でも、
[膵臓][肝臓]が悪い子は[シニア食]がよい。
前のセミナーで言われていたことです。
膵臓(消化器)の先生、腎臓の先生と意見は違いますが、
どちらもがガイドラインがあるので、
ガイドライン通りに行くのが良いですが、
「膵臓が悪くなると、腎臓が悪くなるのが一気に進む」
と覚えておいてください。
この子の血液検査で気になるのが…
2022.11 クレアチニン1.43(ギリギリステージ1か2)
※この時リンをはかっていない。
※2023夏もリンをはかっていない。
12月に初めてリンをはかって、リン8.7。
※リンはめちゃくちゃ悪くなったとしても、
ステージ4でも6.0以下にしてください。です。
※もっと前からリンの値を抑えておかないといけない。
※クレアチニンが7月1.79 12月3.12
かなりの速いスピードで進んでいる。
※「UPCが高いか」「血圧が高いか」「リンのせいか」で
一気に悪くなっているはず。
腎臓病が一気に悪くなる原因になるので、
IRISのガイドラインを良く見ておいてください。
検査としては…
・血液検査、SDMAも測る。
・尿検査、UPCも測る。
・血圧も測る。
・リンをすぐに落とす。
~各検査、数値が高ければその治療が必要です~
〇腎臓の薬
〈ACEI〉〈ARB〉と言われる薬ですが、
UPC・血圧が高い時に使う薬なので、
測っていないときは、基本使わないほうが良い。
僕の見解はこんな感じです。
★脂肪肝・はげについて★
愛猫 ♂ 7才- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
〇猫の診察について
普通ではないと思います(苦笑)
動物病院あるあるになりますが、猫が怖い先生がいます。
触らないほうが猫としてはストレスが減る。
今回は、病気で来ているので、
触らないというのはあり得ないと思います。
せめて触診くらいはしてほしいと思います。
〇はげる理由
猫の皮膚炎について
セミナーで聞いた話です。データー・エビデンスはありません。
専門医さんが言うには、
90%が[糸状菌]か[カビ]か[アトピー]か[アレルギー]
原因がわからなければ、
アレルギーの治療、良くならなければ糸状菌の治療をすれば、
治るといわれていました。
[糸状菌]は脱毛する。
一般的には、【猫 糸状菌】と検索してもらえばわかりますが、
円形脱毛症みたいになります。
原因は、人間の水虫の菌。
【ご家族に水虫の可能性がないか】
【糸状菌を繰り返す子は、ご家族の水虫が原因だったりする】
【タオルや洋服などにも近づけないようにしたり、
長時間触らないようにする】
〇ホルモン疾患について
ホルモン疾患は左右対称にはげる。
※ここを見極めて、疾患を探しに行った方がよい。
〇ふくよかになってきたについて
体重が増えた。
生活習慣が変わらないのに、体重が5%増減した場合は、
病気かもしれないと思ってください。
10%だとかなりの病気の可能性が高い。
※1か月に1回は体重をはかっておいてください。
※歳を取ってくると。筋肉量が落ちたりしますが、
生活スタイルが変わっていないのに、
半年、1年で体重が5%以上そ増減する場合は、
病気かもしれないと思ってください。
〇猫の脂肪肝(肝リピドーシス)
わんちゃんよりねこちゃんはなりやすい。
ごはんは、
[口→食道→胃で分解→
小腸大腸で栄養・ミネラル・水分を吸収]
腸から肝臓に行く血管、消化管から肝臓に行く血管を、
門脈と言います。
この門脈を通って、基本肝臓に入ります。
[肝臓は解毒の場]
解毒しきれなかったら全身に回る。
人間でいうお酒を飲んで悪酔いみたいな感じです。
「肝臓はいつも自分の栄養状態をわかっている」
先生)僕が分かりやすいように物語にします。
肝臓はいつもどのくらいご飯を食べているのか
わかっていて、
ごはんが食べれなくなったら「まずくない?」と、
脂肪を集め始めます。
肝臓の細胞の中の脂肪を集め始めると、
肝リピドーシスという状態になって、
肝臓の値が悪くなる。
治療はごはんを食べさせるです。
「どういう状態で
肝リピドーシスになっているか?」
肝リピドーシスならばごはんを食べさせないと
いけないので、カリカリを減らせというのが、
ちょっとわからないです。
□ねこちゃんの場合
いつもごはんを食べている子が、
2-3日食欲がなく食べないときは、肝リピドーシスに
なってしまう。そういう時は焦ってください。
家族が気付く症状としては[黄疸(肝性黄疸)]
ここまでくるとちょっと助けるのがしんどいです。
黄疸症状が出る前に病院へ行ってください。
ごはんをちょっとでも食べさせるのが大事です。
〈肝リピドーシス〉
肝臓が脂肪を過剰に蓄積する状態。
肝臓にはいろんな酵素がありますが、
脂肪が入ってきてしまうと、
肝臓に仕事ができず、肝機能障害になる。
基本は食べさせる。栄養補給が必要です。
※肝リピドーシスだと、食べさせないと悪化する。
※何か病気があるんじゃないかな?と思うのなら、
病院を変えて、しっかり検査してくれるところが
いいと思います。
□わんちゃんの場合
1週間くらい食べなくても大丈夫です。
★生食・手作り食について★
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〇エビデンス(論文)
手作り食推奨の方には嫌な話になりますが、
100%手作り食では栄養を満たすことはできない。
インターネット、手作りの専門レシピ、本など
400種類くらい調べて、
2016栄養基準AAFCOで調べた結果、
満たしている手作り食は「0」だった。
〇手作り食をするなら
「手作り食+α」
手作り食を悪く言っているわけではなく、
水分含有量は多いので良い所ある。
ただし、手作り食だけでは栄養基準が満たされないので、
[サプリ・ドライフード・ウェットフード]を
プラスする。
〇生食について
絶対ダメ。と書いています。
2022年の情報では、ダメと書かれています。
[生肉は体にいい情報が出ていない]
[ガイドラインがない]
[エビデンスがない]
生肉はサルモネラ菌・大腸菌などの菌が、
入っている可能性がある。
菌をなくすためには、抗生剤が入っていたりする。
動物病院でも、抗生剤は薬剤耐性ができやすいので、
最近は使うなと言われている。
細菌が入ってきて〈細菌性腸炎〉
抗生剤を使うと〈薬剤耐性〉ができるというのが理由。
今回も詳しくお話していただきありがとうございました!
腎臓については、
総まとめみたいな感じな印象を受けました(゚д゚)(。_。)ウンウン
豆柴さん…
飼い主さん辛かったですね。。。
辛い姿を何か月も見ていて…
見当違いの治療をされていたということがわかるのって。
人間もそうですが、
良い先生にあたるか当たらないかでかわってきますよね。。。
私の話で行くと…
整形外科通いで、膠原病・リウマチも捨てきらず、
大学病院で検査するも、
当たった先生が悪かったのか、
膠原病・リウマチではないですね…で、終了。
えっ?他の科に回さないの?って原因不明で帰すの???
全身が痛い痛みは原因がいまだわからず。。。
整形外科では診断名は両脚股関節形成不全だけど、
全身痛いなら、
線維筋痛症かもしれないね。と言われてます。
先生次第で、ほんとに変わると思いました。。。
治るのか…治らないのか…現状維持なのか…
いまだ不明。。。
話がそれましたが、
色々考えさせられたり、腎臓の総復習ができたりの
回でした(((uдu*)ゥンゥン
いつも配信(人''▽`)ありがとう☆ごさいます★
━──━──━──━─━──━──━──━─━──━──━
時々、ありがたいことに読者登録の申請が来ますが、
「カルア' s familyのブログ読みたい!」
という方のみでお願いします。
■ジャンル違いの方からの申請も受け付けはしますが、
私からの読者申請はありません。
■頻繁にブログ訪問はしておりません。
■ご自身の読者登録伸ばすため~等の目的の方の、
申請はご遠慮ください。ご期待には…沿えません。
(ちなみに……今は記事を書くこと自体も少ないので、
私からの訪問はめちゃくちゃ少ないです^^;
始めたころ、半ばころまでは…、
いいね返ししなきゃとか訪問しなきゃとかコメントしなきゃとか…、
ひたすら頑張ってましたが………)
ブログは日記&備忘録みたいなものでw
我が家もシニア犬ですし、自分のランキングを上げるために、
書いているわけでも、訪問しているわけでもないです。。。
アメブロ開くときは、
まずは訪問してくださった方。
次に読者登録させていただいている方と、
訪問させていただいてます。
あまり訪問できませんが(。-人-。) ゴメンネ。。
お邪魔させていただきますので、
よろしくお願いいたします★☆★
ランキングは重視はしてないですが(゚д゚)(。_。)ウン(゚д゚)(。_。)ウン
【長崎県・長崎市 わんこ情報】
【手作りおやつの情報】
【わんこと行ける旅行ブログ】も書いているので、
届いてほしい人に届くようリンク貼っています(´ー`*)ウンウン♪♪♪
こちらの↓ポチも応援してくれたら嬉しいです♪
いいね!からブログ訪問しますので、よかったら残してくださいね
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