年に1回の検査の日
この時期がまたやってきました
7才から始めてます。(病院での正式名称⇒わんにゃんドッグ。)
1日(
)朝
9時~9時半までに来院し、
帰りは、17時以降のお迎えになります
~当日は、朝は水
。ごはんは抜き
~
カルアを病院
へ連れて行き、
5時以降にお迎えに行きます、検査結果っていつもドキドキ
今回8年目8回目の検査結果
順に説明していきますね。
①全身状態要経過観察
5.48kg(昨年の検査結果⇒5.45kg)
肥満です。昨年からは変化ありません。
ただ洋服着ていることを考えるとそう変化はないと思います。
ダイエットも年齢的には難しくなるのと、
年齢的にそろそろ体重が落ちてくる頃なので、増えなければいいと思います。
心雑音などはなく、ぱっと見たところ問題はありません。
②皮膚正常
前胸部に皮下腫瘤φ3.5cm(昨年の検査結果⇒φ3.0cm)
左大腿部に皮下腫瘤φ18㎜(昨年⇒φ14㎜)が見られます。
一回りずつ大きくなっていますが、何年も変わらないので、
まず、良性で間違いないでしょう。
悪性だとこんな長い時間悪さしないことはありません。
前回来院された時のように、
ばい菌が入り出血することがあるかもしれませんが、
全身麻酔をかけるリスクと悪さするリスクを考えると、
麻酔のリスクが高くなります。
悪性の場合以外での、治療はおススメしません。
【前胸部の皮下腫瘤】
【左大腿骨の皮下腫瘤】
~昨年の写真より抜粋~
~今年2019年の写真~
~今年2020年の写真~
③目・耳・口腔・鼻要注意
右側の歯石の付着は昨年よりも進行しています。
経度歯肉炎が認められます。
左白内障・右眼核硬化症が認められます。
左側の歯石が気になります。
痛みはもしかするとあるかもしれませんが、歯肉炎程度です。
(歯)…抜けないですね。今年はもう少し抜けてるかな?と、
思ってましたが歯茎も下がらず、しっかりしています。
触っていたがる様子もないです。
痛くて食べられない時は別ですが、積極的に歯石除去するのは、
麻酔のリスクが高くなりますので、そのままで。
…歯は丈夫なのね。自然と抜けてくれるのがいちばんいいな。
(by飼い主心の声)
左目は白内障に変わってきている。
去年は両目に眼核硬化症(白くなるが視力に影響なし)でしたが、
筋張って見えてきていて、左目は、見えにくくなっているはず。
加齢性の症状なので、年齢的であるとも言えます。
右はクリアに見えているので、本人は見えずらい事に気づいて
ないと思います。
白内障になっちゃったか…。
問診での耳の件ですが、ほとんど汚れがないので、
ぬり薬はおしまいでいいです。
④血液検査異常あり
肝酵素値の上昇、Caの上昇が認められます。
変化はありません。肝臓の数値は、一昨年よりも去年が下がり、
去年より今年はさらに下がっています。
肝臓は年々上がっていく数値なのですが、下がっているので、
良くなっていると思われます。経過観察で大丈夫です。
腎臓問題なし。
カルシウムは少し高いけど、腫瘍などを考える数値ではないです。
特CRP(炎症性蛋白)の数値は少し高いですが、問題なし。
治療が必要なところはありません。
◎血球計算◎
(白血球・赤血球・ヘモグロビン・血小板などを調べる検査)
すべて、正常値。
◎血液生化学検査◎
(たんぱく・肝臓・腎臓・コレステロールなどを調べる検査)
毎回…問題があるのは、いつもこっち。
(検査結果をみると、また今回も何個か赤文字が…ある
。)
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2017年のドッグドッグの結果~肝臓だけピックUP
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2017年17日の肝臓の数値
T-Bill(総ビリルビン)<正常値01.~0.5> 0.1.(mg/dl)
AST(アスパラギン酸アミノT)<正常値17~44> 51(U/l)
ALP(アルカリ)<正常値47~254> 348(U/l)
休薬(サプリメント)したことで、数値が少し上昇。
(勝手に途中で、飲ませなくなったのに原因ありだな…)
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2018年のドッグドッグの結果~肝臓だけピックUP
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2018年日の肝臓の数値
T-Bill(総ビリルビン)<正常値01.~0.5> ※.(mg/dl)
AST(アスパラギン酸アミノT)<正常値17~44> 67(U/l)
ALP(アルカリ)<正常値47~254> 364(U/l)
休薬したことで、数値が少し上昇。
またしても、3か月くらいは投薬(サプリメント)してたけど、
大丈夫かなーと、自己判断のミスで…。
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2019年のドッグドッグの結果~肝臓だけピックUP
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2019年日の肝臓の数値
T-Bill(総ビリルビン)<正常値01.~0.5> ※.(mg/dl)
AST(アスパラギン酸アミノT)<正常値17~44> 46(U/l)
ALP(アルカリ)<正常値47~254> 806(U/l)
休薬したことで、数値が少し上昇。
1か月分のサプリメントを購入。
あとは、引き続き「サミーフィッシュ」で1年間の効果を確認する。
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今回(2020)のドッグドックの 肝臓の数値です。
肝臓検査項目は3つ。
・AST(アスパラギン酸アミノT)の数値⇒30U/l
基準値(17~44)数値が高くて、考えられるのは、
肝機能障害、筋肉壊死など。
・ALT(アラニンアミノT)の数値⇒141U/l
基準値(17~78)数値が高くて、考えられるのは、
肝機能障害、低酵素症など。
・ALP(アルカリ)の数値⇒763U/l
基準値(47~254)数値が高くて、考えられるのは、
肝機能障害、ストレス、クッシングなど。
肝臓は年々上がっていく数値なのですが、下がっているので、
良くなっていると思われます。経過観察で大丈夫です。
おそらく、サミーフィッシュ (詳しくは⇒★
)が利いてる
飲み始め出して年々下がってる。で見つけたサプリメント。

⑤尿検査正常
⑥糞便検査正常
⑦レントゲン骨異常あり
変形性脊椎症が認められます。
レントゲン検査は去年とほぼ同じで、変形性脊椎症ぐらいです。
気管(空気の通り道)の蛇行がちょっと進んでいるかな?と思われます。
これも加齢性の症状で、重力でだらーんとなってきます。
咳の原因になりえますが、気管の蛇行による咳は、お年寄りの咳と言われる
ものなので、お薬では治りません。
今咳が酷くないようなら、そのままで大丈夫です。
一時期酷かった時の咳と比べると、今は穏やかです。
⑧エコー検査肝臓
肝臓内に結節が2か所認められます。
肝臓に結節…しこりみたいなのが2つ見られます。
この数値(血液検査の結果)だと、悪さをしているものではないと思われます。
右側の白く濃く見える方は、
石灰化で肝臓の細胞が単純に硬くなっているだけです。
左側のこちらの方は、腫瘍の場合だともっと違う見え方になるし、
数値(血液検査)はもっと高くなるので、腫瘍とは考えにくいです。
ただ仮に最悪ガンだったとしたら、数値はもっと高くなります。
仮にガンだったとしても、進行が遅い臓器なので、
悪さをするよりも神様が与えた寿命の方が先にきます。
画像診断ですが、別の角度で見ても悪い印象はありません。
なので、結節だと思います。
仮に最悪ガンだとしても肝臓がんの進行はゆっくりなので、
経過観察していきましょう。
今年初めて、結節が見つかりました。
心配だけど…、悪性じゃないと信じよう。
脾臓(血液が溜まる臓器)で腫瘍ができやすい臓器ですがきれいです。
膀胱もキレイ。
腎臓、脂肪があって見にくいですが、見える範囲で腫瘍はありません。
甲状腺の検査を一度外注に出してみましょう。
甲状腺機能低下症は、命にかかわる病気ではないですが、
人間でいうバゼドウ病と一緒でホルモンが足りていない状態になります。
甲状腺ホルモンを飲むだけで、数値は戻ります。
代謝をつかさどるホルモンなので、低下で太りやすいのかもしれません。
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【総評】前胸部・左大腿部の皮下腫瘤、歯石の付着、
白内障はいずれも加齢性の疾患のため、全身麻酔処置などの
積極的な治療はお勧めしません。肝酵素値の上昇もここ数年で
進行は認められないため、経過観察でよいでしょう。
エコー検査での肝臓の結節は良性が疑われるため、経過観察で
問題ありません。
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☆今回の画像診断の検査結果☆
トータル的には、数値も良くなってるからいいけど、
肝臓の結節が心配だなぁ・・・。
検査結果を入念にチェックするゆずさん。
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今回のお支払い
・わんにゃんドッグ(健康診断セット) 16200円
・血液特殊検査料(CPR検査) 1620円【追加検査】
・フィラリア検査 1080円【追加検査】
・血液特殊検査料(甲状腺ホルモン)13200円【追加検査】
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