あんまりテレビの話しはしませんが、「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」という番組が割と好きなのです。いつも何かを極めたスペシャリストがゲストに来て、その本質を加藤浩次などが聞いて、素人目線で質問したりするもの。
そのゲストもいつも大物で、しかもパブリシティの匂いがする者ではなく(番宣とか、スポンサーとか、誇大広告な感じとか)、本物の職人気質の人が登場する。
最近だけでも
佐々木則夫監督、オール巨人、茂木健一郎、柿沼康二、野村萬斎、山崎まさよし、杏、羽鳥慎一などきりがないのでやめますが。
番組全体としてはKIRINのスポンサー色がいさぎよいくらい強いが、まぁそれもよかろうという感じ。
http://www.ntv.co.jp/rockyou/
柿沼康二とかわかるかな?失礼ながら私は存じ上げなかったのですが、超有名な書道家らしい。話もすごくおもしろかったし、こんなアーティストがいるのだとわくわくドキドキした。
こうしたアーティストに出会えるのもこの番組の良いとこ。
それで今日印象に残っているのはTAKAHIROというダンサー
マイケルやマドンナとも仕事をする超一流ダンサー。
その話がすごくおもしろくて印象に残っています。情熱大陸や徹子の部屋でもそのアーティスト性を見れたけど、この番組の方がおもしろかった。
そしてその最後に「どんな言葉が好きか?」という質問に
「花を花と見て 花と見ず」
って言っていた。物事を多角的に見てみよう、見方によっては違うものに見えてくる。という言葉です。
花を見ているともしかしたらそこには花粉があり、茎があり、虫の視点で見ると命の元だったり、子供の視点で見ると。。。。などなど、ひとつの音楽なりダンスになりを、よく見つめ、よく考えてとらえていきたいとの趣旨だった気がする。
話は違うがミスチルの桜井が「ライヴとはあなたにとってなにか?」という質問で
生きる事(ライフ)にあなたと私を結ぶ点と点をふたつくっつけるとライフ→ライブになると言っていた。
アーティストの感性ってすごくて、ありきたりな質問をきちっと表現の場に変えていく力がある。
あまりよくはしらないけど、就職の面接とかで、場つなぎ的に「あなたの好きな言葉を教えてください」みたいなのって結構あるみたいで、そのとき「一期一会」とか「ありがとう」とか言うのだけれど、表現の域に達してはいないから何の意味もないのだろうなと思った。
政治家のインタビューとかでもなんの意味もないやり取りになる時はにたような空気を感じます。
とりあえず、「花を花を見て、花を見ず」の精神を語れる心とこの言葉自体を大切にしていきたいと思います。年末を近くして、ふと思ったこと。