前回の記事では、仮想通貨の価格上昇の要因を挙げました。
ここでは仮想通貨の価格下落の要因を紹介します。
あまり嬉しくない話ですが、知っていれば事前に回避することも出来ます。
下落・暴落の要因
取引所ハッキング、停止等の不安要素
9月のチャイナショックは聞いたことのある方が多いと思います。中国の3大取引所の1つであったBTCCが取引所を停止するというニュースが流れ、下降傾向であったビットコインはさらに暴落しました。
不安要素があると下落するのはもちろんですが、フェイクニュースであっても売りが殺到して価格が下落してしまうことがあります。
仮想通貨に対する規制
仮想通貨取引に関して国による規制があると、これも不安要素の一つとなり価格が下落する傾向があります。
しかし、部分的な規制(年齢制限や外国籍への規制など)であれば、マイナス要因は少なく、価格に影響しないこともあります。
送金詰まり
「送金詰まり」という言葉を耳にすることがありますが、これは取引量がキャパシティを超えてしまって、未承認の取引が多くある状態です。このような時は送金に多くの時間を要したり、手数料が割増になることがあります。
実際、12月下旬はビットコインの送金手数料がとても高くなっています。こうなると、早く安く送金したい人はビットコインを他のコインに換えて送金します。つまり、ビットコインを売却していることになるので、このようなケースが増えると価格が下落しやすくなります。
大量保有者の売り
ビットコインの大量保有者はクジラと呼ばれており、全体の約4割を1000人ののクジラが保有していると言われています。
大量保有者の売りはそれ1つで価格に大きな影響を及ぼします。
しかし、これに関しては事前情報を得ることはなかなか難しいですね。
ビットコイン暴落(アルトコインの場合)
アルトコインには、「ビットコイン建て」といわれるビットコインでの売買があります。(○○/BTCと表記されているもの)
バイナンスなどの海外取引所を利用する場合は、主にビットコイン建てになります。
例えば、1買うのに0.01BTC必要なコインの場合、
BTCが200万の時は2万円、BTCが160万の時は1万6千円と
フィアット建て(/JPY)の価格に影響してしまうのです。
このため、12/22のビットコイン暴落時に他のコインも暴落してしまったのです。
影響力の強い人物の言動
仮想通貨界において影響力のある人物がTwitterなどで「○○を売った」「○○には将来性がない」などと発言すると、その影響で売りが殺到し、価格が暴落することがあります。
影響力の強い人物の発言はプラスにもマイナスにも働きます。
以上が仮想通貨歴1か月未満のド素人が調べた価格変動の要因です。
仮想通貨をやるなら「情報収集命!!」ですね
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