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部調達プロセスを7つ、挙げて下さい

1.所要量決定
2.供給元決定
3.仕入先選択
4.購買発注履歴追跡
5.入庫
6.請求書照合
7.支払処理

受託品とは?

仕入先から品目が提供され、自社で保管する。
支払の必要はない。
受託品在庫から削除するまで、品目の所有者は仕入先のままである。

クライアントとは?

SAPシステム内の最上位階層レベルであり、法的/組織的/データ上、独立した1つの単位。
アクセス権限は蔵ナイトごとに割り当てられる。
業務から見ると、クライアント=企業グループ。

会社コードとは?

クライアント(=企業グループ)内の1つの会社を指す。
完全な独自の貸借対照表を作成する、独立した単位。

プラントとは?

1つの組織ユニットを指す。
具体的には生産施設、本社、営業所、整備拠点など。

保管場所とは?

プラント内の在庫品目を区別するための組織ユニットを指す。
在庫の数量基準管理はこの保管場所単位で行われる。

購買グループとは?

購買活動を担当する、購買担当者およびグループを指す。
企業グループ内の他の単位には割り当てられない。

購買組織とは?

品目やサービスの調達、仕入先との購買条件の交渉を担当する組織を指す。
プラントまたは会社コードに割り当てられる。が、1つの購買組織を複数の会社コードに割り当てることはできない(逆は可能)
購買組織とプラントはN:Mの関係であり、多対多の割り当てが可能。

購買発注時に参照可能なものは何か?

1.購買発注
2.購買依頼
3.見積
4.基本契約

購買発注の仮保存とは?

入力途中の不完全な状態で、購買発注をSAPシステムに保存する機能。
仕入先への送信はされないが、品目計画及び制御には影響する。

購買発注の未転記とは?

会計伝票を起こさずに暫定保存する機能。
カスタマイジングで有効化する必要がある。

入庫時に参照可能なものは何か?

1.購買発注伝票
2.納品書

入庫時に確認可能な項目は何か?

1..正しい品目が納入されたかどうか
2.正しい数量が納入されたかどうか?(過剰/不足ではないか?)
3.生鮮品がその最短の有効期間以上か?(有効期間期限確認がオンの場合)

入庫時に出力される伝票は何か?

1.入出庫伝票(修正不可)
2.会計伝票

請求書照合時に参照可能なものは何か?

1.入出庫伝票(入庫)
2.請求書
3.購買発注

請求書の転記時jに出力される伝票は何か?

1.請求書伝票(請求書受領)
2.会計伝票

仕入先マスタに含まれる、3つの主なカテゴリは何か?

1.一般データ
2.会計データ(FI側データ)
3.購買データ(MM側データ)

仕入先マスタの「購買組織データ」の会に含まれるデータレベルは何か?

代替データレベル

仕入先マスタのキー項目を挙げよ

1.仕入先コード
2.会社コード
3.購買組織
4.勘定グループ

仕入先マスタに使われる「勘定グループ」の制御内容を挙げよ

1.番号割当/番号範囲
2.ステータス(ワンタイム仕入先か否か)
3.項目選択(非表示/表示/必須入力/任意入力)
4.仕入先部門/プラント(代替データレベルの許認可)
5.取引先決定表(取引先機能を使えるか)

仕入先マスタ:「代替データレベル」とは何か?

購買組織の下位に属する。
1.プラント
2.仕入先部門

ワンタイム仕入先とは何か?

一見さん。
仕入先マスタ上にレコードが存在しない。
購買伝票と請求書でのみ、使用される。

仕入先のブロックとは?

仕入先レコードに対してブロック区分を設定することで、購買発注を抑制する。

品目マスタのキー項目は何か?

1.品目コード
2.産業コード
3.品目タイプ

品目マスタとは何か?

企業間で取り扱う品目の情報。
在庫情報もここで管理する。

品目マスタ:「品目タイプ」の制御内容を挙げよ

1.番号割当
2.調達タイプ(内製/外征)
3.ユーザ部門(この品目タイプで使用するビュー)
4.項目選択(非表示/表示/必須/任意)
5.勘定設定(自動仕分けの決定要因の一つ)

品目マスタ上の主なビューを挙げよ

?基本データ
?MRP
?プラント/保管場所在庫
?会社管理
?保管
?倉庫管理
?購買管理
?販売管理
?作業計画
?品質管理
?需要予測
?分類

品目マスタの組織レベルとは?

?クライアントレベルデータ
 ⇒企業全体で有効な品目データ
?プラントレベルデータ
 ⇒プラント及びその保管場所で有効な品目データ
?保管場所レベルデータ
 ⇒特定の保管場所でのみ有効な品目データ

品目マスタ:「産業コード」の制御内容を挙げよ

1.表示される画面とその順序
2.各画面に表示される産業固有の項目

産業コードは後から変更できない

購買管理における「条件」とは何か?

価格、追加料金、割引などに関して仕入先と合意した契約内容。
更新のタイミングは、見積/個賠情報/購買契約(基本、分納)/購買発注

「条件」の種類を2つ、挙げよ

?期間依存条件
 ⇒特定の期間中、有効
 ⇒購買情報、基本契約など

?期間非依存条件
 ⇒有効期間を設定できない
 ⇒購買発注の条件は常にこちら

?見積り及び分納契約は、どちらでもよい

「条件タイプ」とは何か?総額、割引、運送費、各種税などの様々な「価格要素」を価格にマッピングするためのキー項目。
「価格決定表」とは何か?

条件タイプを取りまとめたもの。条件タイプの適用順序もここで決まる。
その他、以下の内容が設定される。
?小計 (期間非依存条件のみ)
?価格決定のマニュアル処理が可能な範囲
?率による追加料金や値引きを計算する場合の基準
?特定の条件タイプを適用するための前提条件

「見積依頼」の入力となる伝票は何か?

?他の見積依頼(コピー)
?購買依頼/購買発注(参照)

「一括番号」とは何か?

?見積依頼をグルーピングするための手入力の番号(10桁)
?同じグループに属する見積り/見積依頼に同じ一括番号を振ることで、分析時などにリンクさせることができる。

購買情報のキー項目は何か?

1.仕入先
2.品目
3.購買組織

購買情報とは?

仕入先および品目の情報を、購買組織レベルおよびプラントレベルでマスタとして格納する。
1.(運賃、値引などの)現行及び将来の条件
2.納入データ(納入予定日数、過剰納入、不足納入許容範囲など)
3.仕入先データ(担当者など)
4.品目に関する仕入先固有のデータ(仕入れ部門など)
5.前回の購買発注番号

購買情報更新区分が設定可能なのはどの伝票化??発注伝票(購買発注)
?見積
?基本契約
?分納契約
「品目評価」とは?

その品目をいくらで管理するか、ということ。
金額計算及び金額の管理。

在庫金額の算出式

在庫数量×品目の評価額

「評価レベル」とは?

品目が評価される組織レベル。
会社コード、またはプラントレベルのいずれか。
(=評価エリア)

「評価クラス」とは?

自動勘定設定を行う為のコード。
一つの品目に対して複数の評価コードを設定できる。

標準原価の差異はどこに転記されるか?

差異勘定

標準原価による品目の剛健金額の計算式

合計金額=標準原価×在庫数量合計

移動平均原価の計算式は?

合計在庫金額÷合計在庫数量

移動平均原価の差異はどこに転記されるか?在庫品目勘定
在庫タイプを3種類、挙げよ

1.利用可能在庫(用途制限なし)
2.品質検査中在庫(MRP可、消費不可)
3.保留在庫(MRP不可、消費不可)

在庫タイプを変更する際の処理は何を用いるか?在庫転送(振替転記)
在庫移動時に作成される伝票は何か??入出庫伝票
?会計伝票
予定配送費用と予定外配送費用の違いは何か?発注時に不明のものが予定外配送費用。
「消費品目」とは何か?在庫管理もせず、直接、消費をする品目。
(例えば文房具など)
「非評価品目」の品目タイプは?UNBW
「非在庫品目」の品目タイプは?NLAG
「非評価品目」の特徴は?金額基準ではなく、数量基準での在庫管理の対象となる。
「非在庫品目」の特徴は?数値基準/金額基準共に、在庫管理を行えない。
「勘定設定カテゴリ」とは?どこに原価を付けるか、の指示。
A:固定資産
K:原価センタ
P:プロジェクト
F:指図
C:受注
など
在庫品目と消費品目の主な違いを述べよ?品目コード必須が在庫、任意が消費
?勘定設定カテゴリなしが在庫、必須が消費
?入庫必須が在庫、任意が消費
?在庫勘定への転機と、消費勘定への転記
購買依頼時、勘定設定が未定の場合の勘定設定カテゴリはどうすべきか?「U」(勘定未設定)を設定する。
発注時に勘定設定を行う必要がある。
⇒ 原価の付け先が未定、ということ
「評価入庫」と「非評価入庫」の違いは?評価入庫はリアルタイムに会計伝票を起こすが、非評価入庫は請求の段階で会計伝票を起こす。
「ブランケット購買発注」とは?消費品目の簡単な調達方法。
(期間と金額で制限を掛け、入庫処理を行わない)
ブランケット購買発注で発注可能な品目とは何か?消費品目、サービス等、在庫管理を行わない品目。
かつ、明細カテゴリB(制限)を使用する為、品目コードを指定できず、テキスト発注が必要。
事前定義された「明細カテゴリ」にはどのようなものがあるか??標準
?制限
?受託品
?外注
?在庫転送オーダ
?仕入先直送発注
品目計画の「計画レベル」とは?1.個別に計画される保管場所を含むプラント
2.MRPエリア(任意に作成可能)
MRPエリアのタイプを3つ挙げよ1.プラントMRPエリア(必須)
2.保管場所MRPエリア
3.外注先MRPエリア
プラントの所要量計画を実行する際の前提条件とは?1.カスタマイジングでの消費主導型所要量計画の有効化
2.カスタマイジングでのプラントパラメータ上での有効化
3.品目マスタで対象品目のMRPデータを更新
MRP方式を2つ挙げよ?消費主導型
?計画主導型(MRP主導型)
消費主導型所要量計画で使用可能なMRP方式を3つ挙げよ1.発注点方式
2.需要予測主導型所要量計画
3.定期計画
消費主導型所要量計画の導入における前提条件を挙げよ?効率的な最新の在庫管理
?消費の変動が少ない事
「MRPプロファイル」とは何か??品目マスタレコードに依存しない、MRPパラメータの保存が可能なキー
?品目マスタレコードの設定に関する項目のコレクション
?MRPデータの更新と管理を容易にする
「品目ステータス」とは何か??品目の用途を制限するキー
発注点の計算式発注点=安全在庫+日次所要量×補充リードタイム
MRPにおいて、「NETCH]とは?合計期間内での正味変更計画
(計画期間の内外を問わず)
MRPにおいて、「NETPL」とは?計画期間内の正味変更計画
MRPにおいて、「NEUPL」とは?再生方式
全ての品目に対してMRPを実施
NETPLとNETCHがリセットされる
ロットサイズ計算の方式を3つ挙げよ1.静的ロットまとめ方式
2.期間ロットまとめ方式(定期ロットサイズ計算)
3.最適ロットまとめ方式
品目分割評価とは?内製分と外部調達で在庫の評価額が異なる品目などの評価方法
?同じ品目を
?特定の基準に基づいて
?部分在庫毎に区別し
?プラント毎に評価の処理方法を変える
購買管理の出力決定の要因を5つ、挙げよ1.出力決定表
2.出力タイプと微調整制御
3.検索順序と条件テーブル
4.取引先機能
5.プリンタ決定
6.出力変更
購買伝票の「出力タイプ」とは?標準出力タイプ(NEU)など。
以下のような機能を持つ
?出力タイプの更新
?微調整制御
?出力決定表の更新
「条件レコード」とは?出力する「出力タイプ」毎に登録する必要がある。
出力を検索するための要件をキーに持つ。
「条件テーブル」とは?条件レコードの格納先。
「供給元」とは?1.購買情報
2.基本契約/分納契約
3.プラント
「管理領域」とは?独立した原価会計を実行する社内の組織ユニット。
管理領域:会社コード = 1:n
「購買組織」とは?購買の要件に応じて企業を細分化した、組織ユニット。
?企業グループ共通(1購買組織がクライアント内全ての会社コードの調達を実行)
?会社固有(各購買組織が1つの会社コードのみの調達を実行)
?プラント固有(各購買組織が1つのプラントのみの調達を実行)
「購買グループ」とは?
購買組織との違いは何か?
購買担当者、または購買担当者のグループのこと。
購買組織は会社コードやプラントに関連付けられるが、購買グループは関連付けがない。
「参照購買組織」とは何か?

各購買組織を束ねる、ダミーの共通購買組織。
購買数量を集約することで安く仕入れができたり、共通する条件の一括更新等にメリットがある。

「標準購買組織」とは何か?

在庫転送や供給元決定の際に使用される。
1つのプラントで複数の購買組織の登録がある場合に、どれか一つをこれに設定する。

「購買情報」とは?

?購買部門のマスタデータ
?品目と仕入先、品目グループと仕入先に関するデータを格納

「購買契約明細」とは?

?購買組織と仕入先の間の長期契約
?基本契約/分納契約の2種類がある

「基本契約」の特徴を挙げよ

?有効期間あり
?数量契約(MK) 及び 金額契約(WK) の双方に適用可能
?集中購買、プラントの双方で利用可能
?後続処理は「購買発注」となる
?明細カテゴリ「M(品目未選定)」と「W(品目グループ)」の仕様が可能
?勘定設定カテゴリ「U(勘定未設定)」の利用が可能

明細カテゴリ「M」とは?

?品目コードを入力せずに契約明細を入力する際に使用
?同じ価格の品目に対して使用する
?数量/金額契約の双方に使用可能

明細カテゴリ「W」とは?

?品目コードを入力せずに契約明細を入力する際に使用
?同じ品目グループに属し、価格が異なる品目に対して使用する
?金額契約のみで使用可能

「分納契約」の特徴を挙げよ

?有効期間あり
?数量契約(MK)のみに適用可能
?プラントのみで利用可能
?発注は作らず、後続処理は「納入日程行」となる
?MRPで自動作成が可能

「供給元決定」で参照される情報を挙げよ

1.「供給割当量」
2.「供給元一覧」
3.購買契約(基本/分納)
4.購買情報

「供給元一覧」の役割を挙げよ

1.供給元を「ひとつ」に決める(MRP実行時の供給元定義)
2.供給元をブロックする
3.供給元の使用に制限をかける

「供給元一覧」を更新する方法は?

1.マニュアル
2.購買契約の登録/変更時に、購買契約の明細を供給元一覧に採用
3.購買契約の登録/変更時に、仕入先を供給元一覧に入力
4.自動

「供給量割当」とはどのようなマスタか?

同一品目を複数の仕入先から調達する場合の、調達数の分配比率

「供給量割当」を使用するための条件は?

「品目マスタ」の「供給量割当使用」フラグがオンになっている事

「割当レート」とは?

供給量割当において、調達を行う仕入先を決める要因。システム内で自動計算され、外部からは見えない。
(割当済数量+割り当て基本数量)/供給量割当

「割当済数量」とは?

調達の合計数

「割当基本数量」とは?新たに仕入先として追加された取引先がレート的に不平等にならないよう、下駄をはかせて調整するための数値