11月に2週間ほど体調を崩してから、中断していた読書。やっと読み終えたという感じですが…
これが名作というものか!
ええ、浅田次郎も歴史物も初心者ですよ。でも泣けて泣けてしょうがなかったの。
キャッチコピーは、浅田次郎がえがく新撰組列伝、とかなんとかだったような気がするけど、
江戸末期、貧乏とプライド、藩という組織にがんじがらめになっていた武士の中で、己の信じる義を貫いた男の話。「武士の一分」ならぬ「男の本分」という感じでしょうか。
むむ、意味の解らない説明はよしとして。
文庫の後ろの解説で書かれているように、浅田次郎の巧さをそこかしこに見ることができます。読者が惹きつけられる書き方を工夫している。
飢饉が続き、南部領の領民は生きるか死ぬかの生活を余儀なくされていた。その中、家族を食べさせて行くために脱藩して新撰組に入る吉村。自分の身なりもかまわず、刀をあつらえ直すお金さえ惜しんで、南部の家族に稼いだお金を送る。
たくさんの男が、気がついたらこの男の生き様に惚れており、死なせてはならないと思い始める。誰かがいう。吉村先生は、男がすべき、家族を守るということをしているただ1人の男だと。
彼の家族への愛、
家族の彼への愛、
周りの男たちが彼を守ろうと躍起になった気持ち、
どれもなんともいえない暖かさに満ちています。時代がどこへ向かうのかわからない中、家族という真実を見失わなかった男の物語です。
またいい本に出会えました。
これが名作というものか!
ええ、浅田次郎も歴史物も初心者ですよ。でも泣けて泣けてしょうがなかったの。
キャッチコピーは、浅田次郎がえがく新撰組列伝、とかなんとかだったような気がするけど、
江戸末期、貧乏とプライド、藩という組織にがんじがらめになっていた武士の中で、己の信じる義を貫いた男の話。「武士の一分」ならぬ「男の本分」という感じでしょうか。
むむ、意味の解らない説明はよしとして。
文庫の後ろの解説で書かれているように、浅田次郎の巧さをそこかしこに見ることができます。読者が惹きつけられる書き方を工夫している。
飢饉が続き、南部領の領民は生きるか死ぬかの生活を余儀なくされていた。その中、家族を食べさせて行くために脱藩して新撰組に入る吉村。自分の身なりもかまわず、刀をあつらえ直すお金さえ惜しんで、南部の家族に稼いだお金を送る。
たくさんの男が、気がついたらこの男の生き様に惚れており、死なせてはならないと思い始める。誰かがいう。吉村先生は、男がすべき、家族を守るということをしているただ1人の男だと。
彼の家族への愛、
家族の彼への愛、
周りの男たちが彼を守ろうと躍起になった気持ち、
どれもなんともいえない暖かさに満ちています。時代がどこへ向かうのかわからない中、家族という真実を見失わなかった男の物語です。
またいい本に出会えました。