ネタバレアリです!


伊坂幸太郎原作「ゴールデンスランバー」。

2010年、映画化されましたね~。

地震のために、地上波初放送は中止されてしまいましたが、

見てみたかったのでレンタルしました。


まず、原作について。

サイコーに面白いです。

仙台で首相が暗殺されて、犯人に仕立て上げられるという設定も、

逃走描写も、あちこちに散りばめられ絡んでくる思い出話も、

「人間の最大の武器は、習慣と信頼だ」という伊坂節も、

読み手をひきつけて離さない傑作だと思います。

仙台を思うあまり?先週また読み返してしまいました。


Hamming Birds


で、そんな大好きな作品の映画化・・・

できばえってやっぱり心配。どうしても求めるものが高くなっちゃうのは

しょうがない。


しかし見てみると・・・映画のよさをいかしてよく作られていました!!

細かく組み立てられた原作をスッキリ骨組みだけ露わにさせ、

映画なりの脚色をつけ、最後はドカンと気持ちいい、そんなつくりに

なっていました。

見る価値アリ。


《よかった!》

・なんと言っても後半の作りはうまい。

 花火が上がるシーンの前後や、一太郎との対決など、

 映画ならではの脚色あり。ちとハリウッド的?

・キルオの配役・・・さわやか。

・父=伊東四郎、バッチリ!「たいへん面倒なことになっております」

 →唯一笑った、ナイスシーン。

・仙台で撮影されているため、これを偲ぶことができる。


《いまひとつ・・・》

・青柳、森田の役者さんがちょっと弱すぎません?

 フツーの人、を強調したいのはわかるけど、カズと3人

 揃っても全然ぱっとしない・・・(失礼!)

 一太郎だけがカッコよくて突出していた感あり。

 私なら誰を配役、という妄想遊びができます。

・なぜ、誰が犯人に仕立てようとしているのか、という

 不気味さの表現は、原作ほどではない。


てな感じですね。

総評;結構よかったです。


原作と映画は別物、だから楽しいんですけど。

しかし、がっかりしないように、見る順番は、映画→原作とする

ようにしてます。


「あひると鴨のコインロッカー」はどちらもイイです。

これもオススメ。



Hamming Birds