全米女子
終わった…
日本女子と同じく皆力拮抗しすぎで胃が痛くなる全米女子の試合が終わった…
いやー…
なんか最終グループですごく消耗した…。
結果は、
ブレディ・テネル選手が優勝。
SPから勢いそのままに完全優勝。
国際大会であまり実績がない選手が、最終滑走で最終グループ唯一のノーミス演技で優勝。
そのメンタルや、すごすぎです。
絶対緊張したであろう首位からの折り返し、うーん、素晴らしい。
ルッツもルッツとしか言いようがないぐらいの外側にがっつり傾いたジャンプが気持ちいい。
優勝、おめでとうございます!!
衣装はディズニーのシンデレラな感じでいい感じ。
ブロンドにティアラに、青ドレス。
2位は長洲未来選手。
いやー、もうね…
未来ちゃん、全米というと、どうしてもソチ選考とその時の涙のエキシビを思い出してしまってですね…(会場も皆そうですよね…)
そしてバンクーバーとその直後のトリノワールドでの活躍も思いだし。
SPもフリーもオリンピックへの強い気持ちを感じたし、何より攻めきった全米だったと思います。
フリー後の涙にはもうね、こっちも涙出そうで。
キスクラでコーチのうるうる目を見て、また泣きそうに。
良かった。本当によかった!
未来ちゃん、おめでとう!!
二十代半ばで3Aを身に付けてしまう能力の高さも素晴らしいけど、体も絞って、今シーズンはオリンピックにかける気持ちがとても見えたシーズンだったなと思います。
恐らく平昌で未来ちゃんが見られる確率が高いと思うので、本当に嬉しい。
おめでとう、おめでとう、おめでとう!!!
三位はカレン・チェン選手。
タンゴ・ジェラシーみたいに情熱的な曲がぴったり。
いいときはすごくいいけど、なかなか安定しない印象で、どうなるかなと思ったけど、ミスはあれどいい演技でした。
3Lzの迫力すごい。
表彰台、おめでとう!!
4位はアシュリー・ワグナー選手。
フリーはララランドへ変更。
SPヒップヒップチンチンもフリーも、素敵お衣装。
やはり魅せ方が上手。
SPは少しいつもより表現面で勢いが足りなかったように思うけど、フリー、素晴らしかったです。
今回は最高のパフォーマンスとはいかなかったかもしれませんが、らしさを見ることはできたと思います。
ずっとトップ選手の一人として長い間走り続けたアシュリー。
だからこそ出せる魅力や演技を魅せてくれる。
悔しい順位だったと思うけど、怪我明けでプログラムも変えて、新しいものを見せてくれました。
演技後、皆感情が溢れていましたが、それだけそこにかけていた思いが大きかったからでしょうし、ものすごい想像を絶するプレッシャーだったんだろうなと。
演技中は緊張しつつも落ち着いているように見えたアシュリーも、演技後、なんともいえない表情に。
満足感、悔い、悔しさ、プレッシャーからの解放、色んな感情が混ざり合ったような。
とにかく三連がもったいなかった。
さて。
代表はどうなるか。
恐らく表彰台通りになるんではないかなと思います。
アシュリーが外れるなんてよもや思ったことなかったけど、今シーズンは実績も残せていないので、厳しいかなと。
ソチの時は実績ありましたからね。
全米以外。
アシュリーが見られないとなるとめちゃくちゃ残念ですけどね…
まだ発表出ていないからわかりませんが。
これまでの実績、国際評価をとるか、全米の結果を重視するか。
三位がカレンでなければアシュリーになる気がするけど、カレンだから分からないなと。
全日本と同じく、嬉しさと悲しさ、色んな感情が混ざり合う全米女子でした。
久々に復帰のポリーナが見られて嬉しかったけど、フリーは棄権…なんで?
怪我だったらどうしよう…。
ポリーナは草太くんと同じ心境で見ていました。
だからSPの復活を見て嬉しかったんですが…
大事に至らないことを祈っております。