GPFその4
男子シングル。
ロシアの平昌参加が不可で決定が出てしまい(個人参加はISUもプーチン大統領もGOを出したけども)、ロシア選手のことが気になっていました。
でもミスはあれど、ヴォロノフさんもコリヤダくんも元気な姿を見せてくれて嬉しい。
コリヤダくんはちょっと大丈夫だったのか気になりましたが。
今回の大会は、観客がほんわかあったかい、アットホームな感じだった気がします。
いや、毎回日本の観客ってあったかいと思うけど、また少しいつもとは雰囲気が違った気がしました。
会場の規模も小さめだし、昌磨くんの地元だし、ISUの決定が大会中に出たり、ハビや結弦くん、ボーヤン、メドがいなかったりと、いろんな事が重なったからかもしれません。
特にロシア選手を支えるというか、ロシア選手への応援や歓声は大きく、あたたかく感じました。
さて。
男子でいくつか印象に特に残ったことを。
まずはニコニコ昌磨くん。
結果としては地元で優勝は残念ながらなりませんでしたが、なんでしょう、ずっと笑顔というか、楽しそうに見えたのが印象的でした。
緊張もあったとは思うけど、でも地元だからか、終始リラックスしているように見えたというか。
とっても楽しそうに見えました。
演技後のやっちゃったーって顔がまた可愛く。
会場が息子や孫を見守るみたいな温かさが笑。
コリヤダくん、ネイサン、昌磨くんは特にフリー、結構ミスが出ちゃいましたが、やはりポテンシャルが高いなーと改めて実感。
スピード感とか動きとか、キレとか、あーやっぱり今の時代の選手だなと感じるし、一つ一つの要素や動きの質が高く、コリヤダくんは特に今大会あまり調子よくはなさそうだったけど、それでもこれが調子がよくてミスがでないときなら、すごいことになるんだろうなーと思いました。
やはりテレビより生の方が「体感」できますね。
いろんなことを。
だから生観戦はやめられない。
ネイサンのやっぱりSPかっこいいわー。
あの曲を選曲したセンスが素晴らしい。
(振り付けシェイだっけ?彼女の選曲ですよね?)
SP、すっごく好き。
全米で神演技が見られそうな気がひしひしとする。
ヴォロノフさん、アシュリー化。笑。
ヴォロノフさん、今年のミーシャ振り付け、大正解ですね。
ヴォロさんの弱かった面がカバーされていたり、また違った一面も見られたりと、いいことづくしだったと思います。
かっこいいです。
いや、ヴォロさんは昔からかっこいいけど。
試合中に観客あおる。
会場盛り上がる盛り上がる。
かっこいいプロということもあり、
演技が終わった時には大歓声。
まるでホームじゃない?っていう。
ヴォロさんのアピールに、観客は完全におちました。
後ろの女性陣、「かっこいいー!!」とヴォロさんの魅力にやられてました。
(自分もやられましたとも)。
試合でもまるでエキシのように観客をのせられるのがさすがですね。
アダム。
自分を貫きだしてからの彼の演技は自信に満ちている。
そしてなんとも美しい。
ジャンプの難易度という面では若手に分があるけど、アダムはアダムの個性と、美しさを持っている。
プログラムとして完成されているというか、美しい(自分の語彙力のなさが歯がゆい。なんと表現すればよいのか。)。
スピンひとつとっても、手の動きまで表現していて細やか。
自分の演じたい世界をきちんと持っていて表現してくれるので見ごたえあります。
ジェイソンはミスがでてしまって残念だったけど、やはりジェイソンはジェイソン。
見ていて楽しくなるし見ごたえあるプログラムをみせてくれます。
つなぎや表現、バレエジャンプ、うーん、見ごたえたっぷり。
クワドレスでも高い点数が出せる力を持っている選手なのも納得と改めて思いました。
ノーミス見たかった!
さて。
エキシビでのアダム・リッポンさんは、照明の暗さやライトの効果もあり、本当にリッポンオンアイスってかオンステージって感じでライブ会場みたいでした。
ロング、ショートの4方向に歌いながらアピールにいき、その都度拍手と歓声がわいているのを見ながら、リッポンオンステージだあ、と。
そして生歌はテレビよりさらに上手すぎでした。
マジで、FaOI、ゲストアーティストリッポンくんでやりません?
スケートにも合うと思います。
本当に上手です。
歌手のよう。
サフマソのエキシビ、曲は単調だけど、そのワンフレーズというか音楽のパートの区切り?毎に一個一個見せてくれる技が全てすごすぎませんか。
すごいエキシだなといつも思う。
ザギトワのタイガー柄?と、エキシがインパクトありました。
でもロシアンだから、で全て納得できる自分。