今さらながら四大陸ペア
やっとこさ今さら見てる。
アイスダンスのフリーでパイポーやテサモエ、シブズ、素晴らしい演技の数々を見て感動した後、ペアに。
カナダもアメリカも、ペアもダンスもカップル競技は組み換え多いよなーとかしみじみ思いながら(てか近年組み替えは世界中で多いけど)、ヴォロトラのように素晴らしい化学反応のミラクルペアが生まれるのもわくわくするし、でもデュハラドやスイハン、テサモエやパパシゼのように、ずっと組んでいるペア、アイスダンサーが活躍するのも嬉しい。
見ていたけど、なんとなーくこの二人には少しソチ前のパトリックのことを彷彿させる気がする。
オリンピックは四年の周期。
それゆえ、どこでピークや全盛期をもってのれるかが重要だけど、ピーキングは本人たち次第の部分はあっても、全盛期は本人たち次第ではどうにもならない部分があると思う。
そして運も。
オリンピックの金メダルって、トップの実力があっても本番でたまたまミスをしてしまって運悪く金を逃す場合と、狭間での年にトップをはっていても、四年の間に状況が変わり、本番の年には抜かされる場合があると思います。
それも含めて誰が勝つか分からないのがオリンピックなのだけど。
パトリックは素晴らしい選手だけど、四年の中のオリンピックイヤーには下から抜かされかけていた時期だった。
なんとなく重なるのです。その感じと。
デュハラドはソチ後にトップまで上り詰めたけど、去年ぐらいから少しずつ調子を落とし始めている気がする。
特にラドフォードさんが。
もちろんすごい技術の持ち主で素晴らしいペアなんだけど、なんとなくそんな感じがするのです。
去年、正直ワールドで王座を守るのは難しいかもと思っていたけど、守り切ったデュハラドなので、こんな素人の戯れ言なんてまるで当てにならないかもしれないけど(ってか戯れ言のままであってほしい)。
オリンピックイヤー、上手くいってほしい。
中国ペアは大本命スイハンと、パートナー交換組み換えで本人たちもファンも驚いた、ペンジンとユージャン。
組み換え経緯からもやもやが残ったファンも、中国スケ連(というかツァオ兄さんとコーチか?)の目はやっぱり確かなんだな…と感じているのでは(私はなんだか経緯的に悔しさを感じつつも、素直にすごいなと思いました)。
ざっくりとユージンは似ているタイプ同士のペアだなと思っていて、ゆくゆくはパントンみたいなしっとり大人の、とても雰囲気のあるペアになるのではと期待していたので、かなりショックでしたし、特にペンジンよりユージャンの方が想像つかなかったのですが。
なんだ。すごい。
このミスマッチというかアンバランスな感じがなんともまたマッチしているというか。
すごい不思議なんだけどいいペアのできあがり。
ユーちゃんとジャン兄さん、見た目も演技スタイルも全っ然タイプが違うと思うんですよね。売りにするところも。
なのになぜかちぐはぐ感もなく、合っているという。
特にジャンさんにはペンちゃんよりユーちゃんの方が合っていると思ってしまった。
ユーちゃんの美しくしなやかでどことなくミステリアスな感じ、ジャン兄さんと合わんだろーと思っていたのに、なんだこのマッチ感。
見た目も正反対なのになぜか合う。
力強くて男性的な体型のジャンさんとだと、ユーちゃんの線の美しさやしなやかさが際立つし、すごく彼女の良さが引き立っている。
逆にジャンさんもユーちゃんと組むことで、力強さや男性的ないい部分が引き立つし、良い感じにお互い足りないところはカバーされちゃってるような。
そしてユーちゃんが大人っぽいので、年齢差が10歳あっても、見た目の違和感があまりないです。
ペアって組む相手でがらっと変わるから、難しくもあり、おもしろいですね。
能力の高い二人なので、組み換えて一年目でこの素晴らしい演技ですが、さらにまっとユニゾンが出てきたらどんなに素晴らしいペアになるのだろうと楽しみです。
ペンジンは今年のSP、大当たりですね。
ペンちゃんにこのコミカルさはぴったりだったし、お互い前のペアなら出来なかったプログラム。
ジンくんもコミカルな感じもいけるんだなと驚きでした。
フリーはしっとり。
正直ユージンの方が似合いそうなプロではありますが、また違った二人の素敵なプログラム。
四大陸のフリー、素晴らしかったです。
スイちゃんがガラッと変わったように、今後ペンちゃんがガラッと変わったら…また違ったペンジンが見られそうな気がします。
個人的には今年はジンくんのいろんな面に気づかされました。
コミカルな面や、しっとり系ではせつない表情。色んな曲が出来る選手なのだなと。
ペンちゃんといると、よりジンくんは大人っぽく見えますね。
ペンちゃんはこんなに笑顔はつらつのところは見たことがないってくらい笑顔が多くてびっくりしました。
実績抜群のジャンさんと組んでいるのはプレッシャーがきつかったんだろうな。
スイハン。
おかえりなさい!
待ち望んでいました!
スイちゃんが両足手術、しかも目も一時期見えないという話も出ていたようなので、復帰が本当に大丈夫なのかかなり心配だったのですが…
それを吹き飛ばしてくれる素晴らしい演技に感動。
しかもブルースできたか。
あの高橋の大ちゃんの難曲ブルースフォークルック。
そしてフリー。
情感たっぷりの演技。
ああ、泣いちゃいました。
演技後の二人の固い抱擁。
ハンくんの「本当に本当によく頑張ったね」とたたえるような、労うように力強く優しくスイちゃんをなでる姿と、しっかりハンくんに抱きついて涙を浮かべるスイちゃんに。
二人にしか分からない、乗り越えてきた問題や想いがたくさんあるんだろうなと。
両足の手術からこんなこんなに早く復帰、しかも完全復活と言って良いような素晴らしい演技で戻ってくるには、想像もつかないほどの努力と大変さがあっただろうと思います。
戻ってきてくれてありがとう。
ワールドもオリンピックも楽しみにしています。
ペアもアジア、ヨーロッパ、北米、たくさん楽しみなペアがいますね。
サフマソもどんどん良くなっているし、オリンピックまでに二人が目指すところまで間に合うか。
他の組み換え組もどこまで仕上げられるか。
色んな楽しみがありますが、私は平昌の大本命はスイハンだと思っています。
アイスダンスのフリーでパイポーやテサモエ、シブズ、素晴らしい演技の数々を見て感動した後、ペアに。
カナダもアメリカも、ペアもダンスもカップル競技は組み換え多いよなーとかしみじみ思いながら(てか近年組み替えは世界中で多いけど)、ヴォロトラのように素晴らしい化学反応のミラクルペアが生まれるのもわくわくするし、でもデュハラドやスイハン、テサモエやパパシゼのように、ずっと組んでいるペア、アイスダンサーが活躍するのも嬉しい。
見ていたけど、なんとなーくこの二人には少しソチ前のパトリックのことを彷彿させる気がする。
オリンピックは四年の周期。
それゆえ、どこでピークや全盛期をもってのれるかが重要だけど、ピーキングは本人たち次第の部分はあっても、全盛期は本人たち次第ではどうにもならない部分があると思う。
そして運も。
オリンピックの金メダルって、トップの実力があっても本番でたまたまミスをしてしまって運悪く金を逃す場合と、狭間での年にトップをはっていても、四年の間に状況が変わり、本番の年には抜かされる場合があると思います。
それも含めて誰が勝つか分からないのがオリンピックなのだけど。
パトリックは素晴らしい選手だけど、四年の中のオリンピックイヤーには下から抜かされかけていた時期だった。
なんとなく重なるのです。その感じと。
デュハラドはソチ後にトップまで上り詰めたけど、去年ぐらいから少しずつ調子を落とし始めている気がする。
特にラドフォードさんが。
もちろんすごい技術の持ち主で素晴らしいペアなんだけど、なんとなくそんな感じがするのです。
去年、正直ワールドで王座を守るのは難しいかもと思っていたけど、守り切ったデュハラドなので、こんな素人の戯れ言なんてまるで当てにならないかもしれないけど(ってか戯れ言のままであってほしい)。
オリンピックイヤー、上手くいってほしい。
中国ペアは大本命スイハンと、パートナー交換組み換えで本人たちもファンも驚いた、ペンジンとユージャン。
組み換え経緯からもやもやが残ったファンも、中国スケ連(というかツァオ兄さんとコーチか?)の目はやっぱり確かなんだな…と感じているのでは(私はなんだか経緯的に悔しさを感じつつも、素直にすごいなと思いました)。
ざっくりとユージンは似ているタイプ同士のペアだなと思っていて、ゆくゆくはパントンみたいなしっとり大人の、とても雰囲気のあるペアになるのではと期待していたので、かなりショックでしたし、特にペンジンよりユージャンの方が想像つかなかったのですが。
なんだ。すごい。
このミスマッチというかアンバランスな感じがなんともまたマッチしているというか。
すごい不思議なんだけどいいペアのできあがり。
ユーちゃんとジャン兄さん、見た目も演技スタイルも全っ然タイプが違うと思うんですよね。売りにするところも。
なのになぜかちぐはぐ感もなく、合っているという。
特にジャンさんにはペンちゃんよりユーちゃんの方が合っていると思ってしまった。
ユーちゃんの美しくしなやかでどことなくミステリアスな感じ、ジャン兄さんと合わんだろーと思っていたのに、なんだこのマッチ感。
見た目も正反対なのになぜか合う。
力強くて男性的な体型のジャンさんとだと、ユーちゃんの線の美しさやしなやかさが際立つし、すごく彼女の良さが引き立っている。
逆にジャンさんもユーちゃんと組むことで、力強さや男性的ないい部分が引き立つし、良い感じにお互い足りないところはカバーされちゃってるような。
そしてユーちゃんが大人っぽいので、年齢差が10歳あっても、見た目の違和感があまりないです。
ペアって組む相手でがらっと変わるから、難しくもあり、おもしろいですね。
能力の高い二人なので、組み換えて一年目でこの素晴らしい演技ですが、さらにまっとユニゾンが出てきたらどんなに素晴らしいペアになるのだろうと楽しみです。
ペンジンは今年のSP、大当たりですね。
ペンちゃんにこのコミカルさはぴったりだったし、お互い前のペアなら出来なかったプログラム。
ジンくんもコミカルな感じもいけるんだなと驚きでした。
フリーはしっとり。
正直ユージンの方が似合いそうなプロではありますが、また違った二人の素敵なプログラム。
四大陸のフリー、素晴らしかったです。
スイちゃんがガラッと変わったように、今後ペンちゃんがガラッと変わったら…また違ったペンジンが見られそうな気がします。
個人的には今年はジンくんのいろんな面に気づかされました。
コミカルな面や、しっとり系ではせつない表情。色んな曲が出来る選手なのだなと。
ペンちゃんといると、よりジンくんは大人っぽく見えますね。
ペンちゃんはこんなに笑顔はつらつのところは見たことがないってくらい笑顔が多くてびっくりしました。
実績抜群のジャンさんと組んでいるのはプレッシャーがきつかったんだろうな。
スイハン。
おかえりなさい!
待ち望んでいました!
スイちゃんが両足手術、しかも目も一時期見えないという話も出ていたようなので、復帰が本当に大丈夫なのかかなり心配だったのですが…
それを吹き飛ばしてくれる素晴らしい演技に感動。
しかもブルースできたか。
あの高橋の大ちゃんの難曲ブルースフォークルック。
そしてフリー。
情感たっぷりの演技。
ああ、泣いちゃいました。
演技後の二人の固い抱擁。
ハンくんの「本当に本当によく頑張ったね」とたたえるような、労うように力強く優しくスイちゃんをなでる姿と、しっかりハンくんに抱きついて涙を浮かべるスイちゃんに。
二人にしか分からない、乗り越えてきた問題や想いがたくさんあるんだろうなと。
両足の手術からこんなこんなに早く復帰、しかも完全復活と言って良いような素晴らしい演技で戻ってくるには、想像もつかないほどの努力と大変さがあっただろうと思います。
戻ってきてくれてありがとう。
ワールドもオリンピックも楽しみにしています。
ペアもアジア、ヨーロッパ、北米、たくさん楽しみなペアがいますね。
サフマソもどんどん良くなっているし、オリンピックまでに二人が目指すところまで間に合うか。
他の組み換え組もどこまで仕上げられるか。
色んな楽しみがありますが、私は平昌の大本命はスイハンだと思っています。