SOI in東京(楽) 小塚くん | altさんのブログ

SOI in東京(楽) 小塚くん

幸運にも奇跡的に取ることが出来た戻りチケット。
小塚くんのスケーターとしての最後の日に立ち会えたことを、非常に嬉しく、同時にとても寂しく思います。

現地で、スケーター達&13000人程の会場を満席で覆い尽くした多くのフィギュアスケートファン達と、小塚くんを見送れたこと、その瞬間を共有できたことは、とても貴重な瞬間だったし、本当に良かったです。

全体については別記事で、今回は小塚くんについてだけ書きたいと思います。

小塚くんは、一部の後半に登場。

佐藤コーチ夫妻がショートサイドの最前列で見守る中、照明が落ちた真っ暗な会場に登場。

暖かい拍手。
静かに曲が流れ出し、小塚くんの美しいスケーティングでプログラムが始まる。

リンクサイドの電光掲示板に曲名が。
エピローグ。
エピローグって終焉とか結末、終末って意味ですよね?
この時点ですでになんとも言えない気持ちになってしまった。

静かな曲に美しいスケーティングが映える。
見守るような、目に焼き付けるような、そんな一体感を持って、息を潜めて小塚くんの最後の演技を見届ける会場。

スケーティングはもちろん、ジャンプも、あの深いイーグルも、最後のあの高速アップライトスピンも、全てが美しくて素晴らしかったです。
今日の演技にはすごく気持ちがこもっていたし、演技全体で、会場のファンにさよならを告げているような、そんな風に感じた。

会場はもちろん総スタオベ。
湧き上がる拍手と歓声、すすり泣き、会場の至る所で掲げられた小塚くんのバナー。
会場は、今までお疲れ様という感謝と、小塚くんとの別れを惜しむような、すごく暖かい、なんとも言えない空気感に包まれていました。

丁寧に四方向へ深々と頭を下げて挨拶する
小塚くん。
挨拶の度、下げた頭を上げる度に会場を見て、目頭をおさえる小塚くんを見て、こっちも泣きそうになった。

その後ももちろんショーは続くんだけど、会場が平静さを取り戻すのには少し時間がかかったのかもしれない。

少なくとも自分は胸が詰まってしまって、直後に登場した大好きなテサモエの演技にあまり集中できませんでした
もちろんテサモエは素敵だったんですけども。

フィナーレの後に小塚くん再登場。
日本勢だけがリンクに出てきて、一列に並んで、その列の前に小塚くんが。

お世話になってます、トヨタ自動車の小塚崇彦になりましたみたいな挨拶から始まり、ファンへの感謝や、スケート人生を仲間と過ごせて楽しかったことや、これからは皆さんと一緒の一ファンとして応援していくことなど話してくれました。

花束贈呈は佐藤コーチ夫妻から。
小塚くんは知らなかったみたいで感動していたみたい。
私の席からは遠くてはっきりと表情は見えなかったけど、信夫コーチに声をかけられ、久美子先生からも声をかけられ、2人とも涙目になっていたように見えた。
本当に最後のくるくるポンも見られて、二回小塚くんが頷いていたのも見えました。

最後は日本勢の仲間達がアーチを作り、そこを通って退場していく小塚くん。

あーこれで、また一つの時代が終わったな…。
バンクーバー代表の男子三人はもう誰もいなくなっちゃいました。

ジュニアの頃の真央ちゃんとの「結婚会見みたいだね」「うるさい」のやりとりから、THE ICEの小塚ルパンとか忘れ物多すぎての罰ゲーム女装とか、FOIでだったかな、高橋くんに似せて顔濃くしてマンボとか。
SA初優勝、N杯日本勢表彰台独占、バンクーバーの音!音!や、ボールを追いかけてたり、モスクワワールド銀の最高のフリーとか、アンスクエアダンスのレベル4な手拍子とか、ティッシュ衣装とか、ユニクロミオとか。
2014魂の全日本渾身の演技とかガッツポーズとか、今シーズン全日本での演技後の表情とか。
まだまだたくさんたくさん頭に浮かぶ記憶が、思い出がありすぎて。

あのどこまで倒れるのさ-!ってぐらい深いディープエッジのイーグルとか、あの高速スピンとか。
信夫先生のくるくるポンとか、演技後の小塚くんの無意識の独り言とか。

もうあの美しい滑りを氷の上で見ることは出来ないことがすごく寂しい。

今まで本当にお疲れ様でした。
会場で、チキンな私は周りの人のよう声を届けることは出来なかったけど、一言言えるとしたら、浮かんだ言葉は一つだけでした。
「本当にありがとう!」
これしかない。

今まで本当にお疲れ様でした。
たくさんの感動を与えてくれてありがとうございました!
トヨタ社員としての小塚くんの第二の人生も素敵なものになりますように!