予告通り9月、カナダへ向かった彼女。
職場の事件にモロ打撃を受けて、友人たちからの心配メールに
まともに返信すら出来ていなかったあたしも
彼女のことだけはずっと気になって、連絡を取り合っていた。
彼女のメールには、真っ先にあたしへの心配が書かれていたけど
彼に会えた喜びも溢れていて、ああ~~良かったねぇ(;;)
って
あたしまで心が生き返った。
10日後、彼女が帰国したころ、さらに状況が悪化していたあたしは
おかえりメールだけ彼女に送ったきり、会うことも出来ずにいた。
でも彼女からは毎日、思いやりのこもったメールが届いて
彼女含め、友人たちの優しさに、かなり勇気付けられていた。
先週末、
やっと少し余裕が出てきて、彼女とも久々に会うことが出来た。
事件のことはあまり語らなかったけど、愚痴を聞いてもらい
カナダ観光の話を聞いたり、他愛無くいつもの楽しい時間^^
そろそろ別の店に場所移そうかって感じになった時
彼女から「 実は・・・ 報告があります^^ 」と一言。
「えっ・・・・・ なになになになに!?彼のこと!?」
と興奮気味のあたしに
彼女は微笑んだままうなずいた。
一瞬息を吸い込んだ彼女から、一気に出てきた言葉は
あたしの予想したものとは違ったけど。
「実は、彼と、ちゃんと友達に戻ろう・・ってことになったんだ。」
あたしはどこかで、きっとこの2年半の彼女の献心が、
彼の心を動かすんじゃないかって期待してた。
ここまで想ってくれるのは彼女しかいないって。
目の前で微笑む彼女より、動揺してしまったあたしに
彼女は微笑みながら涙をポロポロこぼして
「あんまり楽しい報告ができなくてごめんね。。」と言った。
2年半、彼女の頑張りを、あたしは見てきた。
あたしが弱ってるとき、いつだって支えてくれた。
不安な気持ちを抱えて、1人でカナダへ飛び
精一杯の気持ちを伝えてきた彼女。
そして、その結末を抱え、一人でまた帰ってきたんだ。。
自分も辛いのに、あたしの事をずっと心配してくれてたんだ。。
そう思ったら、切なくて切なくて
他のお客さんがチラチラ見るのも構わず
涙が止まらず・・・![]()
「空っぽになっちゃったよ。 心のポッケ。 」
って、また泣き笑いしながら言う彼女に
「空っぽなんかじゃないよ。
あたしも全部がゼロになったと思ったとき
あなたがいてくれて、家族や仲間がいてくれて
自分にはこんなにたくさんの素晴らしい財産がある!
こんな自分ってすごい!って思ったもん^^
彼と出会わなきゃ良かった、なんて今思わないでしょ?」
その言葉に、今度はほんとに笑って
「ほんとだねー!
そう思えば、あたしもかなり恵まれてるわ。」と言った彼女。
先のことなんて分からない。
無責任な気休めなんて言えない。
でも、きっとまた、彼女が心から笑う日が来ると思う。
だってとても素敵な、あたしの自慢の友達なんだから。
それで、それはそんなに遠くない気がするんだよね。