百日紅 ~Miss HOKUSAI~は
2015年に上映されたアニメ映画
「河童のクゥと夏休み」のスタジオが
手がけています
原作の漫画もあります
百日紅 〜Miss HOKUSAI〜 あらすじ
絵描きとしてのお栄の日常
主人公は、葛飾北斎の娘、お栄
彼女は、北斎とその弟子善次郎と3人で長屋に暮らしている
掃除はしない、食事はしない、汚れたら引っ越す
絵が描ければそれでいい
という暮らしっぷり
ある日、龍の絵を頼まれていた北斎だったが
完成間際にお栄のキセルの種火が絵に落ちた
版元には、「龍は上っていってしまった」と言った
その夜、北斎と善次郎と、歌川門下の国直が
長屋で騒いでいる所を追い出して夜中に代筆しはじめる
翌朝、善次郎が帰ってくると
出来上がった龍の絵の隣に、
北斎とお栄が寝ていた
他にも、枕絵を描くのに男と寝たり
地獄絵に悩まされる奥様を助けたり
絵に関する色んな絵に関する物語がつづられる
江戸の日常風景とお栄
お栄には盲目の妹、お猶がいる
よく遊びに出かけていろんな音を聞いたり触ったり
また、お栄の色恋についても
描かれており、細かく語ると
長くなってしまいます
江戸時代の日常を
細かく描かれている事も
この映画のポイントです。
例えば、女性の化粧だったり
お祭りだったり
百日紅 〜Miss HOKUSAI〜 感想
北斎の娘としてというよりも
ひとりの画家としての女性の人生
というものを垣間見れた作品
もてはやされることなく
それでもただの女性として
淡々と日常を生きていく
そんな姿がとても美しい
声優陣も、お栄が杏さん
北斎が松重豊さんなど
豪華俳優陣の名前がずらり
杏さんのしゃんとした声音が
お栄にぴったりだった
楽しい事、悲しい事、
淡々とした日常だけど
ひとつひとつ大切に描かれた作品だった
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