満ち引き | minimumanti

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minimum+anti 小劇場発 ハリウッド行

寒い、とても寒い
おはようございます、杉山です。

なんやかんやバタバタと忙しい日々です。
ありがたいことです。
皆さんいかが?
風邪とか気をつけようね。

・尖り

知り合いに二十歳の男の子がいます。
植物学を専攻する男の子。
なのですが、最近はエンタメの世界に興味が出てきたらしく、訳を聞くと「自分、競争社会から抜け出したいんすよ」とのこと。
なんとまぁ。
「好きな音楽とかは特にないです。敢えて言うならミスチルですけど」
渋い。
「でも別に曲が好きとかじゃなくて、ただ共感できる部分が多いからっていうか。だから別にライブではしゃぎたいとかではないんす。」
なんとまぁ。
「大学なんて通過点じゃないすか、これから来る長い競争社会への通過点というか。自分、そんな競争社会から抜け出したいんです。だからエンタメに。」

尖っている。
二十歳の尖り、エグいほどに鋭利だ。
もう何なら競争社会って言いたいだけなんじゃねぇかとすら思う。
エンタメの世界もきっと、ウンザリするほど競争社会だよ。
とは、このトンガリ青年には言えず「そうなんだねぇ」と返すだけしか出来ませんでしたね。

ただ、彼はずっとこういう思いを抱えて生きてきたのだなぁと。
なんでも数値化されて順位付けされてしまうのが、彼としては本当に嫌いなのだろう。
そういう感性を嘲笑うようになってしまっては終わりだなぁと思う。
色んな事を知ってもなお、そういう気持ちでいて欲しい。

さて、そんな事を思いながら僕は今日もお稽古です。
11/23~26、神田スペースキューブにて。
川中島の合戦を題材にした武体。
武田信玄役です。

ぎらついた男。
どこか彼に似た男。
初の時代物で非情に苦しくも、やりがいのあるものです。
どうかどうか、皆さん是非とも。





おしまい。