うちの息子、もうすぐ1歳なのに お菓子以外はあまり手掴みしようとしない。
白御飯のおにぎり、全然興味ナシだったし。
ていうか、手で掴んだら、そのまま床にポイって落として床を眺めるのよね(T-T)
と、そこで娘の時に作ってた”小さなおにぎり”のことを思い出した。
1cmほどしかない、本当に小さな小さなおにぎりなんだけど(^^;)
母乳が大好きで離乳食を殆ど食べなかった娘が、
あの小さなおにぎりなら、自分で手を伸ばして食べてくれてた。
「海苔付きの、あの小さなおにぎりなら食べてくれるかも!」
そう思って、焼き海苔を購入。
4年ぶりに作る、小さなおにぎり。
今では大きなおにぎりを食べてくれる娘も、
最初はこんな小さなおにぎり食べるのでもやっとだったんだなぁ。
シミジミ思いながら久しぶりに作っていたら、ふと思い出したことがあった。
1年半前に死んだ、うちのじーさん。
まだ一緒に住んでた4年前、私が台所で娘のお弁当を作ってたら
ソロソロ~っと台所に来て、作ってたお弁当を覗きこんで一言。
「なんとまぁ!小さいおにぎりじゃ!!!」
めっちゃビックリして、そしてやたらとニコニコしてた。
何故そのヒトコマを思い出したのかはわからないけど、
あれこれ面倒なこともあったり、嫌な思いをさせられたりとかあったのに、
死んでみると幼い頃の忘れてたいいことばかり思い出すし、
嫌だったことも笑い話だし、どーでもいいことも良かった思い出になって。
なんだかたまにじーさんに会いたいなぁと、死んでみたら思うのです。
じーさんが死んだのと入れ替わりに生まれてきた息子。
男の子だから、相当可愛がっただろうに。
小さなおにぎりで、思いがけず忘れてたヒトコマが蘇り、
なんだかちょっと懐かしくなりつつ、息子に小さなおにぎりを与えたところ・・・
ちゃんと自分で手づかみして食べてくれました(*^-^*)
これを機に自分で食べることにももっと興味を持ってくれたらいいな。
床にポイ!っと落としたりしないでね。