柴田さんはいい機会だからと私のことをみんなの前で話してくれた。
「早い段階でゲイを告白しました。
パートナーのことをとても素敵だと言ってくれて嬉しかった。
彼女のフリして親に会って欲しいとお願いしたら断られました。
理由は親を余計に悲しませるからだと言われました。
結局須藤さんにお願いしてえらい目に遭ったので、最初から言うことを聞いておけばよかったと反省しました。」
ご両親も、結婚や孫の話は金輪際しないと約束してくれたとのこと。
いろいろ迷惑かけたけど、僕のことは誰にも黙っててくれたので感謝している。
とても信用できる人だと誉めてくれた。
‥‥いや、それほどでも。
柴田さんが話してくれたお陰で私の片思いの件は勘違いだと証明され、仕事がとてもやりやすくなった。
迷惑かけたのは寧ろ私の方だよ。
いろいろ有難ね。
彼氏と末長くお幸せに‥‥
