通勤途中、同僚の柴田さんに話しかけられた。
話したいことがあるからお昼一緒に食べようと言われた。
私はお弁当持参なので、休憩室で待ち合わせた。柴田さんはコンビニでお弁当を購入していた。
柴「今更だけど、離婚の原因は俺?」
ちょっとだけドキッとした。
私「違うよ。ずっと離婚の話は出てたから。でもなんでそんなこと聞くの?」
ここで今まであった出来事を話してくれた。
柴田「俺の嫁とデキてるんだろって旦那さんに胸ぐら掴まれたんだ。」
はっ????
私「わざわざここまで来たの?」
柴田「うん。何度も違うって言っても証拠は揃ってるって言ってて。なら見せてって言っても見せてくれなかった。」
私「そんなものある訳ないのに。なんかごめん。言ってくれれば良かったのに。」
柴田「嫁に言ったら◯すって脅されたから。」
私「なんで柴田さんを直撃したのかな?」
柴田「さあ。」
私「あっ!分かった!一度家まで送ってもらったことあったよね?たぶんその時車のナンバー控えてたのよ。それを探偵に伝えたのか。」
柴田「なるほど、そう言うことね。」
私「2ヶ月私のこと追ってたんだよ。でも何にも出てこなかったって探偵に言われたのに信じなかったんだ。」
柴田「へーすごいな。そこまでするんだ。愛されてるんだ。」
私「違うよ‼︎私のこと疑りながら単身赴任先でちゃっかり女作ってたんだよ!それに離婚してすぐにその人と再婚したんだからね!」
柴田「お、落ち着いて。声が大きいよ。」
私「あーごめん。とにかく迷惑かけてごめんね。ほんっとごめんなさい。」
柴田「もういいよ。たぶん二度と会うことないだろうし。」
私「だといいけど。今度何かあったら絶対知らせてね。」
柴田「分かったよ。」
あの馬鹿、絶対許さない‼︎