私「私が子供を産まないと不倫するの?」


夫「うーん、そうだな。」


私「1人産んでるけど。」


夫「2人産んで一人前だ。」


私「じゃあ世の中の一人っ子の父親はみんな不倫していいわけ?」


夫「短絡的だな。よそはよそだ。」


私「よく分からない。あなたが勝手に言ってるだけだよね?」


夫「妬くなよ。」


私「ほら、またそれ。馬鹿の一つ覚えね。」


夫「どうした?今まで怒ったことなんかなかったのに。」


私「子供のために我慢してきたけど、もういい。離婚しましょう。」


夫「は?なんで?」


私「今まで何度も何度も私に離婚して欲しいって言ってきたじゃない。」


夫「今は時期じゃない。」


私「今は女がいないからね。また作ればいいじゃない。」


夫「やっぱりあの男のせいだな。」


私「だから違うから!」


夫「埒があかない。オマエがご機嫌斜めだから今日は帰る。」


私「本気だから。なんなら土下座しようか?あなたが私にしたみたいにね。」


テーブルの上の食器をワザと払いのけ、大きな音を立てて下に落とし、ドスドスと足音を立てて帰って行った。


息子がまだ寝てて良かった。

もう帰ってくるな!クソ夫!