ちょっと1人で考えたいと言ったら分かったと帰って行った。


私は騙されないから。

もし私がバツイチのことを言わなければ、このまま都合のいい愛人としてずっとキープしようとしたくせに。


そうは問屋が卸さない。

馬鹿にしないで。


もうお別れしよう。


ごめんなさい、奥様。

ごめんね、子供達。


数日後、山崎さんからLINEが来た。


山崎「どうすれば許してもらえる?」


「一生許さない。もう連絡してこないで。」


山崎「そんなこと言うなよ。愛してるんだ。」


「軽いね。信じないから。」


山崎「どうしたら信じてくれる?」


「なら奥様と話がしたい。あなたが言ってることと奥様の言い分が合致するか自分の目で確かめたい。」


山崎「分かったよ。また連絡するね。」


ふん、連絡なんかしないくせに。

この大嘘つき‼︎‼︎