土曜日。
私が帰宅すると同時に山崎さんが部屋から出てきた。
ん?小学生くらいの子が2人いる。
山崎「だからお盆に散々会っただろう?」
子供「だってどうしてもガジュに会いたかったんだもん。夏休みだからいいでしょう?」
山崎「もう仕方ないなぁ。あれ?こんにちは。」
私「こんにちは。賑やかですね。」
山崎「そうなんだよ。コイツら明日まで泊まるんだ。うるさかったらごめんね。」
私「いいですよ。それじゃ。」
甥っ子姪っ子に慕われてるんだ。
ガジュマルくんに会いたいなんて可愛いな。
その気持ち分かるよ。
その夜はいつになく笑い声が聞こえてきた。
私と違ってご親族と仲がいいんだな。
ちょっと羨ましかった。