特にお願いしたつもりはなかったんだけど、私にあの子はどう?とか、あの人お勧めだよとか仕切りに言ってきたえり。

気を使ってくれてるんだね。有難う。


私なんか無理だよと言うとまだまだ若いんだから恋愛くらいしなきゃダメだよと背中を押された。


恋愛‥‥か。

私に最も無縁な言葉な気がする。


でもね。

話しているうちに、とても意気投合した人がいた。

向こうから連絡先を渡されて受け取った。


帰宅後えりにこのことをLINEしたら喜んでくれた。

あいつ同期の中でいちばんの出世頭だから掘り出し物だよ、頑張れって。


でも、何度も何度も嫌な思いをしてきたし、そんな素敵な人なら尚更私なんか無理だ。


もっといろいろ聞きたかったけど、明日から新婚旅行に行くから私の方から早々に終わらせた。


とりあえずしばらく考えよう。