翌週、父から今すぐ義実家に来るようにと連絡があった。
夫は面倒だから行きたくない、自分達で解決してよと怒っている。
あなたは当事者なんだよと言い、無理矢理連れ出した。
到着してすぐに義父に怒鳴られた。
なんで父親に言ったんだ!頼るのは構わないけど、俺の名前を出す必要なかっただろ!俺に恥をかかすな!と怒っていた。
は?理由も言わずに400万も借りられると本気で思ってるの?
てか、一応恥ずかしいって感情はあるんだね。
父に呼び出された理由は、私から聞いたことと今日義父に聞いたことが全く噛み合わないので確認したかったらしい。
義父「新車を買ってやったんだから、恩返しとして400万ぽっち払ってくれてもバチは当たらんだろう。」
‥‥なるほど。父が困る訳だ。
ここでボイスレコーダーが大活躍。
あの日の300万を投資しろの会話を父に聞かせた。
父がどう言うことですか?と義父に質問したら、誰にだって勘違いはあるよと平気な顔で言った。
それから義父は、400万ぽっちが払えないなんて、どんな家計管理してるのかと私に聞いてきた。
なので、支出の9割を私が負担してる、夫は光熱費以外は全部お小遣いにしてることを伝えた。
するとえ?っと言う顔をし、夫にこう言った。
義父「小遣いが少ないから貯金ができないって言ってたから、うちの会社の役員扱いで給料も毎月20万振り込んでるよな?一体何に使ってるんだ?」
真っ青な顔で私の方をチラ見しながらこう答えた。
夫「ちゃんと貯金してるから。」
私「え?車を買ってすっからかんって言ってたよね?今残高いくらなの?」
夫「プライバシーの侵害だ。それは言えない。」
父「毎月40万くらい小遣いもらっといて、家事全般娘にさせてたよな?共働きで少ないお金でやりくりさせて悪いと思わなかったのか?」
夫「僕も家事してましたよ。」
私「一度だけチャーハン作ってもらっただけだよね?」
義父「大の男がチャーハン作るなんてたいしたもんだ。」
私「買い物も材料切るのも後片付けも私がしましたよ。食材の多くを下に溢して無駄にしてました。」
義父「あんたも細かいな。手伝ってもらって文句言うんだな。」
父「これは手伝うとは言わないですよ。子供じゃあるまいし。娘は君と離婚したいと思ってるから。」
あ‥‥言っちゃった。
ここで離婚なんか許さないと大声を上げたのは義母だった。