髪型のことではこざいません
化粧品の販売をしていた時のこと
当時
売り場には何台かのバーコードスキャナーがあって、売れた商品を読み込んで、閉店時にパソコンにデータを送信して在庫管理をしておりましたの
商品の中にね
いくつかバーコードがついていない品物があって、それが売れた時はバーコードブックなるものから該当の品物のバーコードを探してスキャンしなきゃならないの
面倒くせ〜
その面倒くささに嫌気がさした後輩ちやんがたぢまにこう言うの
『なんでこの商品にはバーコードがついていないんですか 』
『…◯◯ちゃん…それはね、この商品がバーコードの無い時代からあって、デザインチェンジしていないからなんだよ 』
たぢまの返答に◯◯ちゃんは困惑を隠せなかったわ
『そんな時代があったんですか 』
…しばし沈黙…
『…そんな時代はね…わりと最近のことなんだよ…』
………
平成生まれの子たちが入社した時代…世代差を痛感したたぢまでした
ぷっ
2月10日
たぢまは朝からゲロっていたの
前日入院荷物を整理していたせいね
ちょっと動いただけなのにこんなふうになってしまうなんて、情け無いやら悔しいやら
お友だちとお電話していたので少し気がまぎれました
お昼過ぎにどうやら失神していたようで
電話がかかってきて覚醒したんだけど、何を話しかけられているのかも理解できなくて、でも返答しなきゃという意識だけはあって
なにやら訳の分からないうわ言を繰り返していたようです
電話してくれた友だちもびっくりだね
16時ころに
お母ちゃんと兄ちゃんがきてくれたんだけどね
たぢま
再び 激しいゲロゲロ状態 で
ベッドに横になったままげろ袋片手に
おぇえぇぇ〜っ
おぇえぇぇ〜っ
おぇえぇぇ〜っ
おぇえぇぇ〜っ
おぇえぇぇ〜っ
を繰り返していたのよ
そんな最中
お母ちゃんはキッチンをきっちんと片付けしてくれてお洗濯もしてくれて
入院の書類も書いてくれていたんだけど
兄ちゃんはお得意のお念仏をブツブツ繰り返していて、お母ちゃんに
『あんたお祈りなんかしてないで、お掃除とか手伝いなさいっ 』
と怒られていたわ
ふたりは
- キッチンのお掃除
- お洗濯
- 床掃除
- 猫トイレ掃除
- にゃんこごはん
- 湯たんぽ温め
- たぢまにお布団をかける