あの事があったのは  高校2年生の冬の事だったわっ

『たぢま…持ってきたわよ』

姉はいつに無く興奮していた  そしてたぢまの前にそれらを並べる
たぢまは息をのんだ

『こんなに…太いの…?』
『太い方がいいって言ったのは  たぢま貴方じゃないの』
『それは…そうなんだけど…』

たぢまは躊躇した いざそれを目にしてみると これが自分の身体を貫く…とても受け入れられない気がした…


『で  どれにするの❓』

もう 後にはひけない  
身体に挿入されるそれらを  たぢまはじっと見つめた


『い…いちばん   太いのにするわ…』
『いいのね…』

姉は数あるそれの中から 一番太いものを手に取り 状態を確認した


『力…抜くのよ…』

たぢまの全身は強張り 強く目をつぶった  それが肌に触れる

怖い


姉は力強く身体を貫きはじめた

『あっ…痛いっ…お姉さんっ 痛い』
『そんな事  覚悟していたでしょ』

姉は冷静に言い放ち さらに深く挿入してきた

『あっ…あぁ…っ  痛いっ痛いのっ』

それでも姉は 執拗にそこをまさぐる

『あっ…あぁ…っ 痛いっ止めてっ』
『本当に止めてもいいの?  もう少しなのよ』

姉は冷静に身体を貫き 抜き差しを繰り返した

『あっ…あぁ…っ たぢま…もう』
『自分が望んだんじゃないの』

姉は最後に力強くたぢまを貫いた
初めてを意味する鮮血が飛び散る
あぁ…こんなかたちで初めてを迎えるなんて…













『ほらっ‼︎  ピアス穴あいたわよっ  もうっ 注射針病院から盗み出すの大変だったんだからねっパンチ!  ピアス通すよっ』
『ぎゃ~っショック!あせる

貫通したての傷口に 無理やり通したピアス穴   この世のモノとは思えない程激痛でしたショック!あせる


『ほらっ  たぢま…反対向いて』
『傷口!?
『穴は…2つ…でしょ?』

『ヒイィ~ッあせる  たぢま…もうっ…もうっ あっ…いやっ‼︎  もうっもうっ  許してぇ~っ』


ピアスの穴は病院で開けてもらいましょう