お疲れ様です
アメトピ掲載記事
心の黒い部分が出ちゃってる夫婦の話ですが
読んで頂きありがとうございます。
今回は息子たっちゃんが人への興味を示した!とハッキリ分かった時のことを書きます
たっちゃんは人に興味がない子でした。
人の顔も見なかった。
目の前の落ちてる葉っぱ、
目の前にいる犬、目の前を走る車、
たっちゃんが興味をそそられるのは人以外。
特性出まくり。辛かったなぁ…
公園に行ってもエンドレス滑り台
たまに枝、時に葉っぱ、最終的には駐車場の車
たっちゃんの世界には公園にいる子どもどころか、ママの私さえいませんでした。
そんなたっちゃんに
【ママの声が脳に届く→呼んだら振り向く】
のおうちトレーニングをコツコツ実践して2週間後くらいのこと。まだ保育園に入園前。
公園で遊ぶ他の子ども達をチラチラ見る様子がありました
えぇ!?他の子のこと見てる!
気になってるの?
嬉しいんだけどー!!!!
本当は大興奮だったけど、「お友達いるね」とだけ声をかけてそっと見守りに徹する私。内心ドキドキニヤニヤだけど
そして忘れもしない、それから4日後。
違う公園へ行ったら近くの保育園の園児さん達がお散歩に来ていて、わちゃわちゃ遊んでました
遊具で遊んだり、道路を通る車を見たり、
いつも通りのたっちゃんだったけど…
ふとベンチでお団子屋さんごっこをしている園児と保育士の先生のところへ近づいて
勝手にお客さん役になってた。
しかもニコニコ笑顔で。
これ、定型発達児でも微笑ましくて可愛い姿だと思うけど
何を隠そう
たっちゃんは発達障害児で世界が直径1mくらいしかない。そしてその世界にたっちゃん以外の人間は存在しなかった。
保育士の先生は
「あらら〜仲間に入ったねはい、お団子どうぞ」と言ってお団子(石ころ)をたっちゃんに渡してくれました。ありがとうございます
そしてそれを「ん?」な顔で受け取るたっちゃん。
私は「すみませんお邪魔してしまって」と言いながらも、
嬉しいよぉおおお
たっちゃんが人間とやり取りしてる!
石ころ受け取ってる!
人間と関わってる!笑ってたよ!
すごいよおおおおお
お祝いハッピームードで心が大変でした。笑
その晩パパと
「たっちゃんの世界に人間が登場した」
と2人で嬉し泣き。泣きすぎて翌日まぶた腫れた。そんなの全く気にならない、嬉しすぎて。
私はたっちゃんにおうちトレーニングやメンタルケアをすると決めた時、
世界はたっちゃんが思うよりうーんと広いんだよ。その広い世界を少しずつのぞいていけたら、もっと楽しくてもっと好きなことに出会えるよ
そのことを伝えられたらいいなと思っていたんです。難しいことも分かっていました…
だから、毎日たかが数分のおうちトレーニングやメンタルケアだけど、小さな小さなステップを踏めていたんだ!と実感したお団子屋さん事例。
今でもその公園に行くと思い出して、
嬉しくて嬉しくて
私は幸せだなぁと思えます
私自身のモチベーションにも繋がった思い出話
お読み頂きありがとうございました