もうひとつのスキンをもつ複合ビル ( いまにして思う事 )
遠目から ぱっと見 近代的情緒な表情が 粋で唯一無二な風格を醸し出している
( 2011年 竣工 )
外装に交換可能なもう一枚のファサードを取り付けることで
商業ビルに要求される外装の改装を容易にした。
今の外装は、数寄屋橋の新しい顔として、銀座を象徴する
「水と柳」を表現したアルミダイキャストのスクリーンで覆ったもので
複合ビルをひとつの統一されたデザインにまとめた。 ( 設計談 )
幾種のパターンの連続または混合で、2つとして同じパターンがないわけではなく
近くで目を凝らすと 太くて、繊細というよりは [ 無骨な量産の性 ] 感が色濃いが
貧相に見えがちな細い [ 線デザイン ] ではなく
スケール感に見合った 強靭さを携えた 優雅な [ 線デザイン ] の均質な集合が
全体として [ 面 ] となり、 奥行き感のある洗練された演出として仕上がっている
メイン店舗のファサードデザインが相性を要求される感は否めないが 。 。 。 。 。
( 現在の様子 )
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対照的なのは 向かいの [ 面デザイン ] なビル ( ↑ 上写真・右端の建物 )
全体一様な面構成が 個性をして 抑えた存在感が光る シンプル・スマート仕上
いかんせん 全面がガラス面なだけに
時に 余計なものが透けて見えてしまう 一体感の不足が 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。
( このアングルで見えなくなったほうが よさが 。 。 。 。 。 )







