去勢、避妊に関しては、ここオーストラリアでは日本よりはるかに多くの飼い主さんが愛するペットに手術を受けさせています。

わんわんの場合生後5か月ころが適齢期と言われ、ほとんどの場合が日帰り手術で可能です。
不妊手術を受けたしるしに耳にタトゥーを入れるのも同時に動物病院で施されます。

ブリーダーによっては母犬と離れてもOKとされる生後8週前後に不妊手術をしてしまうところもあるようですが、これは早すぎます。

特にメスの場合、避妊手術時に尿管、尿道にダメージを与えてしまい、成犬になってもオシッコのコントロールがうまくできない(失禁)などの症状が残ってしまったりします。

オスの場合、生後間もなくは睾丸(たまたま)がきちんと下りてないのでワクチン接種などの時に必ず獣医さんにチェックしてもらいましょう。

生後5か月になってもたまたまが下りていない(この場合多くは片方)場合は、有無を言わさず去勢手術が必要になります。
体内に残ったままにはできません。 右矢印初代パピーくんがこれでしたあせる

盲導犬候補生カール、実はお父さん犬候補でもあって、去勢していません。

これから健康診断(遺伝性の疾患が無いことを確認する)と気質検査などを経てお父さん犬になるならないを決めます。

オスの場合、去勢をすることで体の形成が止まってしまうので、華奢な体つきの子は生後5か月以降に去勢をする場合もあります。

カールの場合、体が細いので生後5か月の去勢ではその後の体形作りには不都合だったかもしれません。

不妊手術後は、松本君もご指摘の通り、ホルモンバランスが多少なりとも崩れるので、体重の増加に注意して下さい。

不妊手術後のオスもメスもお友達に乗っかります。ほとんどの場合これは相手を威圧する行為です。

去勢後のオスもマーキングしますし、足も上げます。でもこれはトレーニングで減らすことが出来ます。


ここ、オーストラリアでは不妊手術を受けさせることに抵抗がないので、「たま付き」の男の子を見かけると珍しくて逆にびっくりします。

市役所のペット登録時も不妊手術を受けていると登録料が多少安くなります。


日本ではまだこちらほど不妊手術に抵抗がないわけではないと思います。松本君もおっしゃる通り、メリット、デメリットを考慮の上、決めて下さい。