ノーミスから始まる神・バラ1伝説～FaOI幕張感想

こんにちは

先週のFaOI幕張、現地組もお茶の間組も皆さんお疲れ様でした次は今週末の神戸ですね！その前に幕張の記録を書かなければということで、少し時間が経ってしまいましたが、幕張の感想を書いておきたいと思います。

自分は2日目と３日目に行ってきました。1回あたり3時間の公演ですが、内容充実で両日ともあっという間に時間が過ぎて行きました。

2年振りの幕張、両日ともお天気に恵まれました

中に入ると、例年同様P&Gさんのコーナーがあり、今年はクレイジー衣装の等身大（?）結弦くんと写真が撮れるというイベントでした。（私は時間が無かったので取り敢えずパスしました^^;）グッズ売り場ではTシャツやタオルが早くも売り切れ。さすが結弦くん、写真でちょっとタオルを持っただけで凄い売れ行きです（笑）

座席は土曜がステージ向かって右側のSS席。日曜が逆サイドのA席でした。

オープニングのFaOIのテーマ、このイントロが始まるともう胸が高鳴ってウズウズします（笑）錚々たるメンバーに続いて、最後に結弦くんが登場すると、会場の熱気もMaxに。大歓声の中鮮やかに4Tを決める姿に興奮しながら、｢あぁ、2年振りにおかえり！｣という気持ちになりました

そして中西圭三さんとのコラボプロChoo Choo Train。これはもう、初日終了の段階で大きな話題になっていましたね！テレビでご覧になった方も多いかと思いますが、ほんとにキレキレでした！（笑）

カメラが入った2日目ももちろんキレキレだったのですが、個人的には3日目が更に三割増くらいだった印象です（笑）（3日目はA席で全体を俯瞰して観られたので、余計に際立っていたのかもしれませんが…）氷上ということをつい忘れてしまう程のキレ味ですよね（笑）

2年前のオープニングもとても格好良かったけれど、今年は更に進化していましたね夜中までダンスの動画を観て研究したとの事で、お疲れ様ですm(_ _)mこういうダンスを観られるのはまさにアイスショーならでは！幕張だけなのが勿体ないですね。。結弦くんのキレキレダンス大好きなので、またいつかどこかで見られるといいな

オープニングが終わり、いよいよ各選手のプログラムに入ります。日本人の現役選手達は1プロ、それ以外の人達は2プロを滑ってくれました。どのスケーターの演技もそれぞれ素晴らしく、拍手とスタオベの連続でした　

なかなか全ての感想は書き切れないので、個人的に特に印象的だった中の、更に一握りのプロを取り上げたいと思います（何となく滑走順です・笑）。

■ステファン・ランビエールさま

2プロどちらも素晴らしかったですが、特にピアニスト清塚信也さんとコラボした｢戦場のメリークリスマス｣。清塚さんの繊細なピアノの旋律にランビ様の表現豊かな演技が溶け込んで、思わず見入ってしまいました。またその演技と選曲から、昨今の不安定な世界情勢に対するメッセージと共に、｢表現者として今何を伝えるべきか｣といった姿勢も感じました。

■エフゲニー・プルシェンコさま

プル様は前半と後半のギャップが凄かったです（笑）前半は東日本大震災に寄せたプログラム。今このタイミングで、しかもプル様がこうしたプログラムを滑ってくれる事が本当に有難いと思います。プル様が登場すると大概、会場が｢王者の圧｣のような空気に包まれますが、このプロでは逆に吸い込まれるような深淵を感じました。

一方、後半はあの伝説のプロ｢Sex Bomb（通称セッボン）｣！これはテレビでも放送されていましたが、強烈でしたね！（笑）プル様のサービス精神に大感謝です!!

■アンナ・ポゴリラヤ選手

結弦くんは自分的に別格なので一旦置いておくと、それ以外で1番感動して涙したのは、実はポゴリラヤ選手の｢THE ROSE｣でした。

直前のMCで大黒摩季さんが、ロシア女子スケート界の厳しい競争事情と、ポゴリラヤ選手が苦労しながらついに世界ランク2位に辿り着いた事に触れてから始まったこのプロ。大黒摩季さんの素晴らしい歌声と清塚さんの美しいピアノに乗せて、つぼみが美しく花開くかのような演技でした。

選手に寄りそい、｢いつか絶対花開くよ｣と優しく包み込むようなこのプログラム。2日目（放送映像）には、ポゴリラヤ選手が真ん中でフィニッシュポーズをした後、感極まっている様子でした。そして3日目は終了直前急にポゴリラヤ選手がステージに向かい、手に持っていた花を大黒摩季さんに渡して2人で泣きながらハグ。もうこちらの涙腺も崩壊しました（笑）

ちなみに、大黒摩季さんは大のスケートファンとのことで、｢いつも感動をくれるスケーターの皆さんに、今度は私達からパワーを届けませんか？｣といったような、スケーターへの愛とリスペクト溢れるMCが素晴らしかったです。

さあ、そして大トリの結弦くん。来シーズンのSP、バラード1番。結弦くんがリンクに入ると、試合さながらの声援と本人のルーティン。もはやそこは試合会場でした

振り付けは、ジャンプ構成はもちろん、以前ステップだったところがスピンになっていたりと大分変わっているようでした。プログラムから受ける印象も、以前は繊細で儚げなイメージでしたが、新しいバラ1は力強さを感じました。渦巻きのような求心力とでも言いましょうか。

ショーのリンクは試合より小さく助走が取りづらいので、高難度ジャンプは難しいと言われます。結弦くんは試合と同様の構成で挑みましたが、2日目はジャンプが上手く決まりませんでした。｢まぁショーリンクだし、まだシーズン序盤だし｣と思っていましたが、3日目は目を見張るような演技でノーミス終わった瞬間、会場が一斉に椅子から跳び上がるようなスタオベになり、大喝采でした！

その日の夜のBSでは元々2日目を放送予定だったので、ネット上では｢あと数時間しか無いけど、何とか今日の映像に差し替えてくれませんか!?｣といった要望が溢れていました。

結局放送ではそのまま2日目の演技が流れましたが、後日テレビ朝日さんのご厚意により、3日目のノーミス演技がYouTubeに掲載されましたね！テレ朝さん本当にありがとうございます！

https://youtu.be/1yFTNJ4cY1U

少ないカメラで記録用に撮られていたと思うので、アングルは仕方ないと思っています（でも、画質はさすがの高画質！）。とにかく、こうしてみんなに公開してくれた事に感謝です（YouTubeを片っ端から消して回るどこぞの局とのこの違い！・笑）

シーズン始まる前に既にノーミスのこのプログラム。これから更にボリュームを増していくということなので、今後の進化が益々楽しみですね

最後のフィナーレでは、珍しくチェックのシャツを腰に巻いて登場した結弦くん。全て終了した後、一昨年のFaOI神戸同様、マイクを持って少しお話してくれました。このマイクパフォーマンス、本当に嬉しいです

2年振りに出られて嬉しかったこと。プル様のセッボンを本当は生で見たかったけど、自分の直前なので見られず、テレビを楽しみにしていること。また3日目は途中体調の悪いお客様が救急車で運ばれるというハプニングがあり、15分ほど中断したのですが、そのお客様への配慮など、1スケーターとして、座長として、各日2-3分ほど（？）お話してくれました。

2日目の最後は、今まで同様、結弦くんの生声と同時に観客も｢ありがとうございました！｣というスタイルでした。しかしそれだとせっかくの結弦くんの声が聞こえない、でもありがとうは言いたい…というファンの悩ましい胸の内（笑）がネットに溢れ、｢結弦くんが言った後にみんなで言うのが良いのでは｣という案が浮上。

それを見たのか聞いたのか、翌日のマイクパフォーマンスでは、｢僕の後に続いて下さい！｣に変わっていました。結弦くん情報早いですね（笑）早速のご配慮と取り仕切り、ありがとうございますm(_ _)m

FaOI幕張、スケーターの皆さんもアーティストの皆さんも本当にお疲れ様でした！素晴らしいショーをありがとうございました！次の神戸も楽しみにしています

（おまけ）-------------------------------

帰りの電車で初めてお目に掛かりました（ピンボケすみません）