真・四回転時代の厳しさと、本当の準備 | さあ、楽しもう!〜羽生結弦選手とフィギュアスケート応援記〜

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羽生結弦選手を中心に、フィギュアスケート応援の日々を記録していきます。


こんにちは晴れ

男子SPが終わりました。1位ネイサン、2位昌磨くん。結弦くんは97点で3位。



今日は先にプロトコルもペタリ。



4S、惜しかったですね!4Loと3Aが良かっただけに惜しい!(3AはGOE満点!)でも、言うほど悪くないと思うんです。4S抜けても97点取れるって逆に凄い。一昔前なら充分トップに立てる得点でした。

ただ、今まではクアド2本入れること自体が既にアドバンテージでしたが、今はもうそれを決めないと勝てない。

みんなが2本決められるようになってきているし、繋ぎが濃いからジャンプの失敗が他の要素にも響いて、レベルの取りこぼしやPCSにも影響があるのかなと思います。やっぱり、結弦くんが言うように、真・四回転時代なんだなと思いました。

昨日はなんと言っても、ネイサンと昌磨くんが凄かった!やっぱり100点を超えて1位と2位になるような内容だったと思います。ネイサンとか4Lz軽く飛ぶし(^_^;)

全体的にジャンプが注目されがちですが、昌磨くんのステップも凄く良かったです!表現力もスケーティングも更に進化した感じ。2人のPCSも、まだ結弦くんやパトリックと差はあれど、だいぶ上がってきたように思います。

非常にシビアな真・四回転時代。ここに至ったのは、王者になってもなお挑戦し続ける結弦くんの姿勢と功績が大きいと思います。そしてそんな時代にチャレンジするライバル達がいるからこそ、王者も挑戦者としてお互い切磋琢磨できるんですよね。。

そんな今の男子フィギュアシーンをリアルタイムで観られて、本当に有難いなと思います。

とはいえ、試合後のインタビューやプレカン、結弦くん悔しそうでしたね…(当たり前か)。上手く行かなかった翌日の新聞記事はあまり読む気にならないのですが、その中でも割と内容があって良かったものをピックアップしてみます。


■スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20170218-OHT1T50029.html
「羽生史上最高の4Loだった」。ほんとそうですよね。前向きな記事ありがとうございます。「サルコーが決まったら、もっとノリノリでやっていたと思う(結弦くん談)」。ですよね(笑)2Sになった後、明らかに元気なかったし(^_^;)


■日刊スポーツ
https://www.google.co.jp/amp/www.nikkansports.com/m/sports/news/amp/1780623.html
「もっと幸せを感じて滑りたい」。キター!滑る幸せを思い出した時の結弦くんは強いですよね!逆に勝ちへのこだわりが強い時は上手く行かなかったり。これは良い傾向な気がします。

記事にも書いてありますが、明日の滑走順は結弦くんが得意な23番!これもちょこっと嬉しいですね音譜



すみません、ここまでで大分長文ですが、最後に少しだけ、私の妄想を。

今回はオリンピック会場ということで、各選手ともオリンピックのつもりで臨んでいるのではないかと思います。でも、「オリンピックのつもり」とは果たしてどういう事なのか。

現地の下見的な意味はもちろん、「オリンピックの気持ちを想像してやってみる」という事かもしれません。だとすると、「オリンピックを経験している」というのはとても大きいなと。

昨日の様子(緊張具合とか)を観て感じたのは、結弦くんだけオリンピックの魔物を一旦呼び出しているのではないかということ(妄想ですよ)。



ソチのフリーで出会った魔物。それをこの練習の場に呼び出して、対峙して、乗り越えようとしているのではないかと。これは、一度魔物と会っているからこそできるシミュレーションかもしれません。(という意味ではパトリックもできますね)

それを超えて初めて、本当にオリンピックで滑れる幸せが待っているのだとしたら、平昌に向けて凄く良い準備をしているのかもしれないなと思いました。

長くなったのでこの辺で…あせる

久々のホプレガを楽しみに、明日も応援頑張りましょう~!!カナヘイうさぎキラキラ