原爆ドーム・・・旧広島県産業奨励館。1945年8月6日午前8時15分、米軍B-29爆撃機「エノラ・ゲイ」が投下した原子爆弾「リトルボーイ」が建物の上空約600メートルで炸裂、一瞬のうちに広島市内が焦土と化し約15万人もの命を奪った。(建物内にいた約30人も全員即死) 建物は中央のドーム部分が全壊を免れ残存。爆心地では数少ない被爆建造物として残った。戦後保存か取り壊しか議論されたが周辺を平和記念公園にする構想の一環として保存が決定。被爆50年にあたる1995年に国の史跡に指定、翌1996年にユネスコの世界遺産に負の文化遺産として登録された。   (2008年撮影)