昨日から、涙してばかりの私ですが、
今日の午後2時半にジュレと一緒に空を見上げて。
昨日旅立った、とのくんのお見送りをさせていただきました。


(一緒にお庭で空を見たよ)


とのくん、

自分では歩けない、食べられない、

自分の意思で眠ることさえでできない介護生活を経験したけれど、もう今、カラダは辛くないね。

シュッっとお空から、大好きなお母ちゃんさんのところへも行けるね。


(とのくん(左)と先住犬のまろちゃん)


まろとののお母ちゃんさんをはじめ、

ご家族の方の献身的なサポートと愛情たくさんの日々で幸せだったよね。
お母ちゃんさんも日々、様々工夫されていて頑張っていらっしゃって、私もたくさんチカラをいただきました。



今日は昨日よりも、

様々な想いが込み上げてきてしまい。。


私の大好きな作家 

森沢明夫さんの小説 「きらきら眼鏡」
⭐︎⭐︎⭐︎

わたしの視界に入ったものすべてを、

きらきら輝いたものにしてくれる眼鏡

⭐︎きらきら眼鏡⭐︎をかけたつもりで生きること。
それはなんだか子どもじみた遊びのようでもあるけれど・・


「人生の価値を決めるのは、その人に起こった事象ではなくて、その人が抱いた感情なのだ」

「きらきら眼鏡」をかけているからこそ、失ったものの大切さや、美しさ、素敵さを、よりいっそう大きく感じられる。

この世のすべての「出会い」は、
いつだって「別れ」とセット売りで、
決してバラでは手に入らない。
誰かと出会えば、必ずいつかは別れがくる。
ならば、どうせなら、その別れの瞬間、涙が止まらなくなるくらいに、出会った人とは深く心を通わせておきたい。
そうしなければ、もったいない。。。
⭐︎⭐︎⭐︎

私はこの本に出会ってから、
何度も読み返していますが、これらの言葉が頭から離れませんでした。
(とのくんの介護をされていた、まろとののお母ちゃんさんも「小説を読んだよ。」と私におっしゃってくださった本)

今日は雲ひとつないキレイな空でした。


「とのくん、まっすぐに大空への道を昇っていけますように」

とのくん、まろとののお母ちゃんさん
ありがとう。ありがとう。ありがとう。


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