今日は子どもを連れて、久々に
猫の保護活動に取り組んでいる動物愛護団体へ。
寄付の品物を渡すためと、
それから、私の母がシェルターから猫を引き取ると決めた、
そのお見合いのため。
私の家では、私が中学生の頃から常に猫がいた。
私からねだって飼ってもらったのが最初で
同じく猫にはまってしまった母と私は
地域の野良猫を保護して、貰い手を探す活動をしていた。
そんな母の愛猫が、昨年ついに生涯を終えた。
それからしばらく母は、亡くなった猫に悪いと
次の猫を飼うことをしなかった。
ペットロスで母がどうにかなってしまうんじゃないかと
本気で心配したけれども
母はなんとかショックを乗り越え、ついに新しい猫を飼うことを決断した。
いろいろ考えたようで
考え抜いた末に、母の人生には猫が必要だと。
猫のいない生活は、もう考えられないと分かり
母はまず部屋を徹底的に片付けた。
新しい子を迎えるために。
心機一転、
一人と一匹で新しい暮らしをはじめるために。
そんな母を、私はとっても誇らしく思う。
お見合いも済み、家族会議。
シェルターには常時100匹ほどの猫がいて、
今日はそのうち20匹程を見せてもらったのだけど
どの子も…かわいくてしかたない。
うんうん唸りながら悩み、
なんとか茶トラの雄猫に決定。
来週、家族に迎え入れることになった。
母にとって、猫は必要なもの。
大切な同居人。
猫のおかげで、母の家が
母にとって再び心休まる場所になるといいなと思う。