子どもがうまれるまで
私のライフワークは、猫の保護活動だった。
 
野良猫を保護して
洗ってきれいにし、体調を整えて
その子に新しい家族を探すということを
うちの母と協力しながら10年以上続けていた。
 
世話をしているうちに情が移ってしまって
うちの子になった猫もいたし(一人暮らしのマンションに最高6匹飼っていた)
けがをしていて、看病のかいなく亡くなった子もいた。
 
どの子もかわいくて、いい子ばかりで
もらわれていくときは、私はぽろぽろ泣いてしまった。
 
子どもがうまれてからは
さすがに育児に追われて
保護活動までは手が回らなくなってしまったけれど、
猫への愛情は今も変わらず。
 
現在も続けているのは、
チャリティ活動への協力。
 
うちの近所で保護活動をしている団体があって
活動費捻出のため、
定期的にバザーやフリーマーケットに参加している。
 
そこでの売り上げが、
猫の保護活動に役立てられるというわけ。
 
今月末もイベントに出店するという知らせを受けたので、
箱を抱えて部屋の中をうろうろ。
 
寄付できるものはないかな…
 
 
今回は、コレクションしてきた食器類を中心に
提供しようと思う。
(洋服などの布ものは売れ残ることも多いけれども
物の方は割とさばけるらしい。)
 
イギリス人の友人が話していたけど
イギリスでは、不要になった品物を
チャリティショップに寄付するのは、ごく一般的なことだという。
 
チャリティショップというのは、
品物を買取ではなく寄付で受付けて、
それを販売した収益を
さまざまな慈善活動に役立てる組織。
 
上質なものを買って、大切に長くつかう。
自分には必要なくなったら、
すぐに捨てるのではなく、
他に役立ててくれる人を探す。
 
寄付することで、ほんの少しでも
社会の役に立つ。
 
日本でもそんな形が
もっと普及していけばいいなと思う。