高いところから遠くを眺める猫さん、かっこいいね。
なでなでできなくて寂しい。
さて、今日もバイト、頑張りました。
最近土曜日はすごく忙しいので、今日もめちゃめちゃ疲れたよ。
朝、4時20分に家を出る。
家族はまだ寝ていて、外も真っ暗。
私と一緒に早く起きてしまった猫さんは、
私の後に付いてきてウロチョロしてた。
玄関を出ようとすると、
柵を華麗に飛び越えて、ドアの前でちょこんと座り、一緒に行くつもりになっている。
抱っこして柵の向こう側へ下ろしても、すぐに飛び越えてくる。
「あなたは行けないのよ」
「いい子で待っててね」
何とかしてドアを開けて外に出て、ドアの隙間から柵の向こうにちょこんと座った猫さんを見て、
いつも胸が痛むんだ。
家族が起きたら可愛がってくれるけど、
この瞬間の寂しそうな顔にいつも泣きそうになる。
仕事が終わって、買い物もせず家に急いで帰り、
「猫さ~ん、帰ったよ~」って玄関を開けると、
可愛い声ですり寄ってくるから、疲れも吹っ飛ぶね。
家にあった果物で、幸せのお昼ごはん。
猫さんに見守られながらね。
猫さんはお昼寝の時間で眠いはずなのに、
ずーっと私の後をウロチョロして寝ないので、
家事を後回しにして、休憩タイム。
私がここでお茶をしながら読書してると、
必ず猫さんがやってきて、足元でお昼寝するの。
ほらね。
猫さんが起きないように、しばらく動かないで本を読むんだ。
時々右手で撫でながら左手でページをめくる。
ちょっと本を置いて、コーヒーを飲む。
なんて幸せな時間だろう。
こんな感じなので、最近引きこもりになっている。
以前は少しでも時間があれば、お散歩に行ってお日様や野草に挨拶してたのに。
こんな私を元気がないって責めないようにしよう。
お家が大好きな引きこもり主婦って思えばいいじゃない。
今は家のことを丁寧にする時なんだって思い直したよ。
熟睡した猫さんを起こさないように、
そーっと立ち上がって、
その前に、ちょっとなでなでして、
さて、家事を始めますか。




