うつ病の症状でトップ3に入る症状
「決断力の低下」
これは、かなり日常生活に於いて、支障が出た。
●買い物に行っても、買うモノが決められない
必要なモノをメモして買い物に行くが、店で選べずに悩むのである。
例えば、「バナナ」を買うとする。
バナナ売り場に行くが、沢山並んだバナナから、
自分が買うバナナを選べないのである。
たとえ、バナナが3つしか並んでいなくても悩むのである。
普通では考えられない事である。
野菜、肉、魚・・・等も同様。
その反面、決まったメーカーの商品名のモノを買う
場合は、悩まずに買えるのである。
例えば、バーモントカレー中辛を買う場合はする選べる。
そのような訳で、買い物に行っても、時間ばかりかかった。
また、メモ持参で行くのだが、店で色々なモノが
陳列されていると、目に入るものが、
「もしかしたら必要になるかも知れない。今、家に
少しあるが、無くなったらどうしよう、買おうか買わなくて良いか・・・」
と、そこでもまた思い悩むのである。
●毎日のメニューが決められない
うつ病になる前は、ちゃちゃっと決められていたのだが、
うつ病の時は、全くと言っていい程決められないのである。
決められないし、決まったとしても、どんな食材が必要か?
どんな調味料が必要か?というのも、記憶を引き出せなく
なったのである。
冷蔵庫を開けては、じーっと野菜室を覗くのだが、
何が必要か判断・決断が出来ず、その場でフリーズ
する。そして、決められなくて、また扉を閉める。
そして、また開ける・・・の繰り返し。
お店に陳列されているモノ(情報)が沢山あると、
頭がクラクラした。
元々、人混みが大の苦手であり、人混みの中にいると、
逃げたくなる時と同じような感覚だった。