minima-ausのブログ

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キャンディ・キャンディ2次小説にハマっています。

Mallory Quinn作、キャンディ・キャンディ海外2次小説「Once Upon A Time(むかしむかし)」を読み終えました。

 

Once upon a time there was a young girl named Candy, who was working in the village's diner. One day, she met a boy named Terrence Grandchester who came to Lakewood for the summer as a punishment... they looked at each other and there was a thunderbolt...

昔々、キャンディという少女が村のダイナーで働いていました。ある日、彼女はテレンス・グランドチェスターという少年に出会いました。彼は夏の間、罰としてレイクウッドに来ていました...二人は見つめ合い、雷鳴が走った...(google日本訳)

 

ワンス・アポン・ア・タイム 第1章、キャンディキャンディのファンフィクション |ファンフィクション

 

17章で完結している、テリィさん側のお話です。

 

オリジナル言語は英語で、google日本語訳でも読めます。

誤字、脱字、意味の分からない文章があるかもしれませんが、見逃して下さい。

「です・ます」「だ・である」調が混ざっています。

主人公の名前を、漫画の原作に近く直してあります。

第4章まで、載せましたが、それ以降は、ご本人様のサイトからお楽しみ下さいね。

 

 

第一章 「夏の始まり」

 昔々、キャンディス・マリア・ホワイト、通称キャンディというティーンネージャーが、母と祖母と一緒に住んでいました。彼女は美しく、金色の髪と緑の瞳を持っていた。彼女は瘦せていて、好きな物を幾ら食べても体重が増えなかった。彼女には、アニー・ブライトンという親友がいて、彼女も母と一緒に暮らしていました。二人には共通点が多かった。二人共、シングルマザーに育てられ、父に会った事が無かった。

 夏が終わったばかりで、学校は終わっていた。キャンディは小さなダイナーでちょっとした仕事をしていた。朝、彼女はシャワーを浴びた後、母と祖母に挨拶をして仕事に出かけて行った。母は、キャンディに自分と同じ様な人生を送って欲しくないと言っていた。

 キャンディの彼氏のトム・スティーブンスは、学校の成績を良くしたため、父から車を買って貰い、キャンディを迎えに来た。彼はキャンディを仕事場へ送り、彼女は彼に軽くキスをした。彼は仕事の終わりに、迎えに来ると約束して去った。ダイナーの中に入ると、アニーを見つけた。彼女も新しい服を買うため、このダイナーで仕事を始めた。

 昔々、テリュース・グランチェスターという少年が、リムジンで父親のビジネスパートナーの邸宅に連れて行かれました。彼はふさぎ込み、怒り、動かなかった。

 セント・ポール学院の学年末、テリュースはクラスの中で一番だった。彼は寄宿学校で過ごしていた。家の雰囲気が好きではなかったからだ。彼は夏休みを楽しみにしていて、恋人のリジーと一緒にいた。

 彼らは彼のジャガーに乗り込み、学校を出た。彼らは彼女の家に行き、彼女は荷物を置いてから、また彼と一緒に出掛けた。彼らはテリィの父の城に行った。車道に新車が停まっていた。テリィは新しいロールス・ロイスのドアを開けて、リジーは車に乗り込み、二人は一緒に出て行った。運転手がちょうど車が敷地を出て行くのを目撃した。テリィーとリジーは叫んでいた。彼はまだ制服を着ていた。その楽しいドライブは長く続かず、テリィは車をポールにぶつけた。車は全焼し、テリィは無償で車から出てきたが、リジーは右足と右腕を骨折した。

 テリィの父リチャード・グランチェスター公爵が事故処理を担当した。罰として、公爵は息子をビジネス・パートナーの邸宅に送った。テリィはリジーとスコットランドで楽しみたかったけれど、リジーの両親はもう娘がテリィと付き合う事を望んでいなかった。病院で、彼女のお見舞いでさえさせてもらえなかった。

 リジーの母親は彼が二度と娘の近くにいるのを見たくないと言い、彼をののしった。公爵と彼の妻はともに病院にいたが、一言も発しなかった。公爵の妻は、夫をののしったが、夫はテリィは長男で、後継者だと妻に言った。バリントン夫妻に、リジーに必要な物は何でも用意すると約束をして、テリュースを連れて病院を出て、城へ着くと彼の書斎に連れて行った。

 テリィはすべての事を父に謝罪し、父は、彼が父の気を引くためにやっているのは分かっていると言った。彼は息子を愛していると言い、表に出さないかもしれないけれど、彼を愛していて、そうでなければ、イギリスまで連れてこなかったと言った。そして、テリィが彼自分とリジーを殺しかけたと言った。

 テリィはそんなつもりは無かったと言った。公爵は彼の運転免許書を当面の間停止されると言い、彼をスコットランドではなく、罰として、アメリカの小さな村へ送ると告げた。「友人で協力者のウィリアム・アルバート・アードレーはレイクウッドに城を持っていて、そこで姉の子供達を育てている。彼らは君と同じくらいの年齢だ。それか、ここに残って、継母が暴言を投げつけて来るのを聞くか。」テリィは呆然として彼を見た。彼は義理の怪物の意地悪から逃げる選択肢を与えていたのだ。テリィは父を完全に誤解していた。父親は彼を愛していた。それで気持ちが楽になったが、父親がもっと愛情深く、もっと自分の気持ちを表現してくれたらいいのにと願った。

 テリィはアメリカ行きを選んだ。父は、「忘れるなよ。君はあそこのボスじゃない。君は彼らの客だ。客として振舞うべきだ。」と息子に言った。「心配しないで、お父さん。あなたはいないから、あなたの注意を引く必要はない!あなたは私を遠くへ送り出すんだ。私は酷いあなたの妻から逃れる為に寄宿学校で学びながら…あなたと過ごす時間すらできない!」とテリィ。「それは誰のせいだ?バリントンの娘を危うく殺しかけたんだぞ。私の注意が欲しかったのか?君の言葉に引っかかったよ。今、罰として、アメリカへ送る。警察に行って、車と罰金の費用を払うために地域奉仕をしてもらう事も出来るけど、将来のグランチェスター公爵が新聞に載るのは嫌だから、私がそれを片付けたんだ。さあ、準備しなさい。今夜の飛行機でアメリカへ向かうんだ。」

 テリィは旅行の準備をして、飛行機でアメリカへ行き、シカゴに着いた。アードレー家の車が待っていて、彼をレイクウッド、いわゆる―村―へ連れて行った。彼は現実に戻った。彼らは美しい城のある非常に大きな敷地に到着した。

 ウィリアム・アルバート・アードレーは、背の高い金髪でハンサムな男性で、テリィが近づいてくる時に微笑んでいた。「テリュース、お会いできて嬉しい。」と言った。二人は笑顔で握手を交わした。「アードレーさん、夏中にお迎え頂きましてありがとうございます。」「ここで甥っ子達や姪と一緒に、楽しく過ごせるでしょう。」「姪は一人だけ?」「そうだよ。彼女は時々男の子ばかりの家族の中で少し迷子に感じる時があるよ。家の中に入ろう、皆が待っている。」

 執事と運転手がテリィの荷物の世話をしてくれた。テリィはリビングルームで、皆に紹介された。アンソニー、ステア、アーチー、ニールとイライザが挨拶をした。イライザは「あなたのアクセントが好きだわ。」とテリィに言った。ウィリアムは電話を掛けに書斎へ行き、彼らを残した。

 ティーンたちはキャンディとアニーが働いているダイナーで食事をする事にした。「キャンディ、見て、彼が来たわ。」とアニー。「誰?」とキャンディが聞いた。「アーチーボルド・コーンウェル。」「ダンディ?」「そう呼ばないで。」「君は彼に夢中なんだね。」とキャンディ。「注文を取りに行くわ。あなたはダンディの前では何も書けないわ。」「そうね。私はここから見ているわ。」とアニーが笑った。「シフトがもうすぐ終わるよ。金持ちの子達に出して帰ろう。」

 キャンディはテーブルに近づいて注文を取り始めた。イライザはフランス語を使って、キャンディを試した。他のものたちは、彼らのやり取りに笑っていた。テリィはキャンディが注文を取りに来てから、彼女から目が離せなかった。テリィはキャンディにその注文を説明し、みんなは、驚いてテリィを見た。彼は到着してから静かだった。キャンディが彼を見上げて、二人は目が合った。電流が走ったかのようだった。彼女はお礼を言い、イライザに、そのチーズが無いので、代替えを提案した。イライザは少し戸惑った。テリィの介入とキャンディの返事に、二人の間に何か雰囲気を感じて、それが好きではなかった。

 彼女はテリィを見ていた。彼は微笑みながらウィンクをした。彼女は笑顔を返さず、キッチンに注文を伝えに行った。アニーは他の客にグラスを準備していて、キャンディを見ていた。「キャンディ、顔が赤いみたいだね。」とアニーが言った。「あのバカな金持ちの子供達め!」とキャンディ。彼女はアニーに何があったのか説明した。「そうだ。もう私の問題じゃないわ。シフトが終わったら、トムがいる。」と彼女は言った。トムがカフェに入って来て、キャンディは彼を抱き締め、二人は軽くキスをした。テリィはそれを見逃さなかった。他の者達も同じだった。

 「彼氏がいるんだ。くそ!」とアンソニーが言い、「何?彼女に興味があるのか?」とアーチーが聞き、「アーチー、ふりをしないで。君も彼女に興味があるだろう?」とステアが言った。「君も?」とアーチーはステアに言った。「本当に?」とニールが言った。「ニール、話し始めるなよ。」とイライザが注意した。「みんな彼女に惚れているの?誰も動かなかったの?」とテリィが聞いた。「彼女には彼氏がいるんだ。」とアンソニー。「でも、今日知ったみたいだね。」とテリィ。「テリィ、あなたも彼女が好きなの?」とイライザが怒って聞いた。「そんな事ないよ。」とテリィは言ったが、「君は彼女に夢中だと思うよ。」とアーチーが言った。「そうだね!でも私達は地元の人たちと交流しない様にしているのよ。彼らは私達の階級のものじゃないわ。」とイライザが言った。テリィは驚いて彼女を見た。「じゃあ、貧しいから彼らより僕達の方が優れているか?」と聞いた。「まあ、金持ちなのは僕たちのせいじゃないよね。」とニールが言った。「貧乏なのは彼女のせいじゃない。」とテリィ。

 キャンディとアニーは着替えて、二人はトムの車で一緒に出発した。裕福な子供達は、トムの車を見て笑って、冗談を言っていた。別のウェイトレスが注文の品を持ってきた。彼らはサンドウィッチを食べながら、地元の人々について議論していた。

 トムとキャンディは、アニーを降ろし、そのまま進み続けた。トムは彼女をメイクアップポイントと呼ばれる場所へ連れて行った。車を持っているティーンたちが、夜にそこでキスをしに行く。「トム、何で昼間にここへ連れて来るの?」とキャンディが聞き、「キャンディ、話があるんだ。」と彼は言った。「私は、他の子達にも会いたい。」とトムが言い、「何?」「他の女の子達とデートしたい。」「つまり、脚を開く女の子達と付き合いたいという事?待っても大丈夫だって言ったじゃない。」とキャンディ。「分かっているけれど…」「わあ、もう味見してもっと欲しいの?」「ただ、君が必要な物を僕は用意できないし、君は僕の必要な物が用意できないから、別な子に会うんだ。」「私と別れたいんでしょう、私がセックスをしないから。」「誰かに永遠に縛られる前に、まず体験しなくちゃいけないんだ。」「じゃあ、あなたがやり切り終わるまで私に待っててこと?それから戻ってきて結婚してくれるって事?」とキャンディ。「結婚の話を誰がした?」「すみません。私のミスでした。私達に未来の話があると思っていたのに…」キャンディは車を降りて、歩き出した。トムはゆっくり車で後をついてきた。「車に乗って、送って行くよ。」とトム。「トム、さっき別れたばかりだ。他にないもしなくていいよ。行け!会いたくない。」「分かったよ!」と言ってトムは去って行った。

 キャンディは彼が本当に置いていくとは信じられなかった。日が暮くれ始め、何台の車が止まって話しかけてきた。キャンディはことごとく断った。

 別の車が止まった。ロールスロイスだった。「乗せて行こうか?」と彼は言った。「ウィリアムさん。」「こんにちは、キャンディ。迷子にでもなったの?」「何か…」「乗って。家まで送るよ。」「ありがとうございます。ずっと歩き続けなければならないかと思っていたわ。」「きっと乗せてくれる人もいたんだろう?」「母は、いつも知らない人の車には乗らない様に言ったわ。」「ママの言う事を聞くのとは良いことだよ。君は分別のある娘だ。何があったか教えてくれ。」とウィリアムは笑いながら言った。

 ウィリアムは彼女にとって信頼できる存在だった。彼はいつも彼女が助けを必要としている時に現れる。今回も例外ではなかった。キャンディは彼にトムと別れた事を話し、「あまり動揺していない様だね。」とウィリアムが言うと、「実はもっと傷つくと思っていたんだ。でも…」とキャンディは言い、イギリス訛りの青緑色の瞳で「そばかすさん。」と呼ばれている姿を思い描いた。彼の目を見た時に、彼女の心は雷鳴の様に打ち鳴った…

 アルバートは彼女を見つめ、「もう他に好きな子がいるの?」と聞いた。「多分…」と彼女は答え、二人は車が到着するまで話し続けた。キャンディは車から降りた。「お母さんに挨拶してくるよ。」と彼が言い、二人は家の中に入った。キャンディは祖母と母に挨拶して、ウィリアムにお礼を言い、アニーに電話するからと言って部屋に行った。

 キャンディの母は決して喜んではいなかった。「ここで何をしているの?」と彼女が言い、「キャンディを車で送ってあげたんだ。道で見かけたから。」「彼女は歩けるんだよ。」「マリア、お願い!彼女の人生に関わらせて。」とウイリアムが言った。「彼女はあなたを必要としていません。」「彼女が決めるべきだと思わない?あなたは彼女の生まれながらの権利を奪っているよ。」「助けを求めた時、あなたの父は私をまるでごみの様に捨てたんだ。」「だから私は物事を正したいんです。妹の面倒を看たい。お願いです、やらせて。」「いや、あなたの施しはいらない。」「慈善じゃないよ。生まれながらの彼女の権利なんだ。彼女はアードレーだ。望むと望むまいと‼」「家から出て行って下さい。」とマリアは苦々しく言った。「分かった。でも妹を助けるのを止めないよ。さようならマリア、ポニーさん。」

 ウィリアムは去った。ポニーはマリアを見た。「マリア、彼はただキャンディを助けたいだけだよ。」「いや!」「でも、なぜ?彼女の生まれながらの権利を奪う事は出来ないよ。彼女は遅かれ早かれ、自分がウィリアム・アードレー・シニアの娘だと知る事になるだろう。」「怪物の為に修道女になる事を諦めたのよ。バカな私。今私は非嫡出子の娘を一人で育てる羽目になった。」「彼の息子は助けたいと思っている。父親の過ちを償いたいんだ。」「遅すぎて足りないわ。」ポニー先生は首を振った。

 ウィリアムはキャンディを助けるつもりで、マリアの返事を永遠に待つつもりは無かった。彼は車の中で考えていた。「ああ、キャンディ。かわいい妹よ。君は自分がアードレーの一員だって全く知らないんだろう。父が何かを残してくれたから、遅かれ早かれ、彼女に渡さなくてはいけない。でも、彼女のお母さんは本当に頑固だ。」彼は城につき、夕食が出来るまで書斎にいた。

 キャンディは電話でアニーと話していて、トムに振られた経緯を話した。アニーは「好きなだけじゃ足りない。愛する人と食べて飲んで寝なきゃ。」と言った。彼女達は来年シカゴ大学に行って、「また恋愛を始めようと思っている。」とキャンディが言った。「それは来年だって…」「そうよ。新しい街、新しい人々、私の人生の噂話を気にしない。」「キャンディ、またあなたの噂を聞いたわ。」とアニー。「そうなの?ただの噂話よ。」とキャンディは取り合わなかった。

 アードレー城での夕食後、みんなリビングでお茶を飲んでいた。その後みんなで遅くまで映画を観て、寝ました。テリィはベッドで、時差ボケで、外に出たかったが出来なかった。「ちゃんとしなくちゃ。アードレーさんは夏中私をここに招待してくれました。外に出て、彼をトラブルに巻き込むつもりは無い。彼は私の父親じゃない。でも、外に出てタバコを吸う為なら何でも差し出したい。」彼はリジーの事を考えた。彼は彼女をほとんど殺しかけた事を。「ごめんねリジー。会わずに出て行った。君の両親が会わせてくれなかったんだ。死ななくて本当に良かった。無謀さで彼女を危うく殺しかけたんだ。ここで少しの時間を過ごせば落ち着くかもしれない。父さんは私の事を気にかけてくれていると言った。それだけを彼に求めていたんだ。ただそれを私は知らなかったんだ。」彼は自分の考えを抱えながらベッドにいた。

「今日会ったウェイトレス、彼女の事が頭から離れない。彼女の鼻のそばかすがとてもかわいかった。気が強く、あのイライザにからかわれる事も無かった。イライザは厄介者だ。あああのウェイトレスの事が…こんな気持ちは初めてだ。一体何が起こったんだ?」

 ベッドの中のキャンディは「信じられない、彼の事が頭から離れないんだ。英国人。こんな気持ちは初めてよ。トム…トムって誰よ?でも、あなたは金持ちの子で、私達とは交流しないわ。でも、もっとあなたの事を知りたいわ。地元の女の子をセックス目的で使う男達みたいじゃないと良いけれど…あなたの青緑色の瞳も、イギリス訛りの英語も大好きよ。」

 夏の季節で、子供達が学校が休みで夏休みを最大限に楽しもうとしている間に色々な事が起こるのです。

 

第二章 「空を歩く」

 朝起きて、キャンディは母と祖母にトムと別れた事を告げた。母は、「彼が遊び終わるまでまだ待てるよ。」と言い、「結婚しなかったからって、私と一緒にいるより、他の女と寝たい男と妥協しろってわけじゃないでしょうね?ママ、これは私の人生だ。あなたが選んだ人ではなく、私が選んだ人と結婚する。何でそんなに恨んでいるの?お母さん?」キャンディは母の冷たさにうんざりしていた。

 ダイナーに行くと、アニーが「あの噂」について心配していた。キャンディは頭を忙しくさせる為にキッチンで働いていた。噂にはあまり関心が無かったが、今やそれが彼女に負担をかけ始めていた。母は誰にも打ち明けないタイプだ。母が話さない限り、彼女は聞くつもりもなかった。

 お金持ちの子供達はカントリークラブにいたが、それでも退屈していた。テリィは町を散歩する事にし、イライザが彼の後を追った。彼らはモールの中にいて、トムが他の女の子とキスをしているのを見て、テリーは呆然とした。イライザは声を出して笑い出し、「あれって、あの嫌なウェイトレスの彼氏じゃない?彼は彼女を裏切っているわ。よくやった!」と言った。テリィは彼女が彼と別れてくれていたら良いなと思っていた。

 お城に戻ったイライザは、トムの話をし、テリィは黙っていた。男の子達はキャンディの話をし始め、みんなが彼女と付き合いたいと思っている事が分かった。ウィリアムがその場を通りがかり、皆がキャンディの事を話しているのを知って、ウィリアムは彼らを見つめた。彼らは、彼らの叔母の話をしているんだ!ウィリアムは、彼らにキャンディと付き合って欲しくないと言った。皆は驚いてウィリアムを見た。アンソニーが食い下がろうとしたが、彼は彼女は手出し禁止だと再三、男の子達に注意をした。

 ウィリアムは真剣で、テリィは困惑した。他に何かが起こっているに違いないと思った。アルバートは彼等から離れ、甥達が彼の言う事を聞いてくれる事を願った。状況は複雑になってきた。近親相姦を防ぐため、キャンディに彼女の正体を伝える必要があった。

 キャンディは、ウィリアムを抱き締めて、笑っていた。彼女は彼に買い物に付き合ってくれて、支払いまでしてくれた事に感謝した。ウィリアムはキャンディに、彼の個人秘書として働けるかと彼女に聞いた。彼は在宅の仕事も多いので、家の事を面倒見てくれると、お給料も払えるからと言った。ウィリアムはこれは、恋愛感情ではないから、と言い、キャンディも彼の事を兄の様に思っていると言った。アルバートは微笑み、これほど真実な事はないと思った。

 ウィリアムは彼女にプールパーティに来るように招待し、イギリス人の公爵の息子のテリュース・グランチェスターの事も説明した。キャンディは「ああ、彼女がいるんだ。」とちょっとがっかりした。ウィリアムは、彼女が家族以外の唯一のティーンネージャーに興味を持っているのを見て安堵した。でも、テリィが見せた悪い子のイメージは、彼女を落胆させるものだった。もし彼女が甥たちに興味を持つなら、彼は真実を話さざるを得なくなる!

 ウィリアムは彼女を家まで送り、キャンディは母と祖母に、月曜日からウィリアムの個人秘書としてお城で働く事を告げた。マリアは反対したが、娘が父親の世界に引き込まれていて、どうする事も出来なかった。兄が彼女の面倒を看てくれた…冷酷な父親とは違って。もしかしたら、彼女を彼に預けるべきなのかもしれない…彼女は意に反して、「良いわ。」と言った。 キャンディは喜び、彼女を抱き締めながら、「愛している。」と言った。彼女は祖母も抱き締めて、部屋へ去って行った。

 マリアは母親と一緒に残され、「正気に戻ったね。」と母親がマリアに言った。母は「あのおいぼれが私と寝た後に、そして変えられない社会のルールのせいで結婚できないと言ったのよ!」とマリア。「でも、あなたの妊娠を知ってあなたの面倒を見に来てくれた。彼を追い出したのはあなたよ。だから、息子が彼の代わりに、彼女にお金を渡し、彼の傍に置く賢い方法を見付けたよ。少なくとも彼の傍にいれば彼女は安全だよ。娘がいるのを楽しめていないのに、そんなに心配するんだね。来年は彼女は大学でシカゴに行くんだ。彼女にもう少し愛情を示してあげて!。」と母ポニーが言った。

 キャンディはアニーにプールパーティと、ウィリアムの個人秘書に事を電話で話していた。アニーは大喜びで彼女に感謝した。電話を切った後、キャンディはテリィの事を考えていた。彼は悪い子だ。でも拒絶するどころか、彼を知る事にワクワクする。彼女には他の誰も魅力的には見えなかった。彼女の頭の中にはテリィに事だけだった。

 翌日、ダイナーに、テリィとイライザがやって来た。キャンディが注文を取りに行くと、イライザはトムが別な女の子とキスをしていたと言った。キャンディは彼を監視するために彼女を私立探偵として雇った覚えはないと言った。もう別れたから誰とキスしようが嫉妬する事ではないとも。キャンディはイライザをいなして、注文を聞いた。テリィは二人を見ていて、キャンディにお奨めを聞いた。そしてそれを注文し、イライザはサラダを注文した。

 キャンディはアニーに、そして彼女はブレンダに、彼等の注文をテーブルに持って行く様に頼んだ。ブレンダは注文のトレイをテーブルに運び、イライザに「お兄さんによろしくね。」と言った。イライザは驚いて、「兄を知っているの?」と聞き、ブレンダは「はい、私の彼氏です。」と言った。イライザは嫌悪感を浮かべて「勘弁してよ。兄があなたみたいな人と付き合うわけないわ。変な噂を流すのは止めて。さもないとトラブルに巻き込まれるぞ。」と言った。

 アニーはその様子を見て、ブレンダにキッチンに来てと呼んだ。イライザはふてくされていた。テリィは彼女を見て、「君は一緒にいてとても面白い子だね。人はあなたに話しかけると、話し方が変わります!」「よくも兄の噂を広げて…許せない。」「イライザ、兄さんの魅力的な性格を考えると、なぜ女の子が彼と一緒にいると嘘をつくんだ?」「でも…」「君のお兄さんは、彼女から何か貰っているし、彼はそれが大好きだよ。ただ慣れる事だね。」「テリィ。」「もし私を感心させようとしているなら、動かない!」イライザはさらにふくれた。

 キャンディのシフトは終わり、彼女はアニーとブレンダと一緒に出る所だった。テリィが近づいて来て、声を掛けたので、アニーはブレンダを促して、キャンディとテリィを二人にした。テリィは彼女に名前を聞き、彼も名乗った。彼は家まで送る事を申し入れ、キャンディはバスに乗らなければいけないのだと言った。テリィはバスに乗った事が無いが、家の行き方を教えてあげるよとキャンディが言い、一緒にバスに乗った。

 昔々、キャンディスという若い女の子がいて、鼻にそばかすがあり、彼女はテリュース・グランチェスターというイギリス人の少年と出会いました。彼は彼女をバス停まで送り、バスについていくつか学んだ。そばかすさんと同時に話すのがとても楽二人共空中に歩く様な気分だった。

 

第三章 「驚くべき決断」

 昔々、ウィリアム・アルバート・アードレーは父の死後、アードレー家の家長となった。父の右腕のジョルジュ・ヴィレルが、父の筆跡で彼宛の書類と手紙をすべて彼に渡した。彼が背負わなければならないすべての責任の中で、父が残した手紙の中の物が最も重要だった…

 手紙の中で、父は、修道女と不倫をした事、自分の子供がいて、母親と和解しようとしたが、彼女が聞き入れなかった事。子供は女の子で、ローズマリーによく似ている事。彼女の名前がキャンディス・マリア・ホワイトである事。遺言には彼女の名前を入れなかったが、彼女に残したものを渡して欲しい事、彼女の面倒を看て欲しい事、母親マリアと彼女の母が一緒に世話している孤児院の建設費用を前払いしてあり、定期的に寄付が届く様にした事、「ロックサイド城」の名義がマリアになっている事で、家賃の心配をしなくてする事などが書いてあった。

 その手紙を読んで以来、ウィリアムは、父が残した城に引っ越す事についてマリアに話したが、うまく行かなかった。ウィリアムは、キャンディが成長し、彼に心を開いてくれて、妹を守れる事が出来て嬉しかった。

 月曜日から彼女が働きに来る予定で、キャンディが一晩泊まるかもしれないので、ローズマリーの部屋を準備してあげた。叔母のエルロイは不機嫌そうな顔で、彼のオフィスに行った。「何をしているんだ、ウィリアム?」「妹の為にローズマリーの部屋を準備しているんだ。」「本当にこれで良いの?もしかしたらあの女性が嘘をついているかもしれない。」「エルロイ叔母さん、彼女は修道女になる所だったんだ。彼女は本当の事を言っていた。娘はローズマリーに似ている…」「本当にそう思うの?」「はい。彼女は私の妹です。彼女は真実を知らない。私は彼女を私の個人秘書として雇ったんだ。優しくしてあげて。」「約束はできない。なぜ君のお父さんは不注意だったんだ。妊娠させて捨てるなんて。彼は彼女と結婚するべきだった。」「それに同意したの?」ウィリアムは唖然として尋ねた。「まあ、隠れた私生児が町にいるよりはましだったのに。」「エルロイ叔母さん、お願いだから、そう呼ばないで。彼女は本当にやさしい子だよ。そして彼女は家族だ。せめて会うまで待ってみて。彼女は土曜日のプールパーティに来るよ。」「良いわ。でもあまり当てにしないで。」「彼女はあなたの姪だ。」「それは私が判断するわ。」エルロイ叔母さんはオフィスを出た。彼は妹と過ごすのが待ちきれなかった。

 キャンディとテリィは彼女の家の前に到着した。彼女は彼にお礼を言い、ウィリアムの個人秘書をする事になりアードレー城に月曜日から行くと彼に教えた。土曜日のプールパーティにもアニーと一緒に行くと伝えると、テリィは複雑だった。ウィリアムはキャンディとの交際を禁じ、彼女に仕事を与え、プールパーティに招待していた。そして二人は抱き合っていたのだ。もし彼女がウィリアムの彼女なら、私とこんなに親しくはしないだろう‥‥テリィは笑顔で土曜日に会おうと言った。

 テリィは去り、キャンディは彼のためらいに気が付かずに彼を見送った。テリィはその警告がアードレー家のメンバーだけに向けられたと信じたかったが、もし彼女がウィリアムの彼女だったら、彼にとって彼女は手が出せない存在だった。

 キャンディは部屋に入り、アニーにテリィとの出来事を電話で話した。アニーは「今回は本当に恋をしているんだね。」と言った。「分かっている。こんな気持ちになるなんて思わなかった。これで恋愛小説が何を言っているのか理解できました。」とキャンディは言った。

 テリィは城に着いた。イライザが彼を待っていた。彼がバスに乗った事を知った彼女は「公爵の息子がバスに乗るとは思わなかった。」と絶句した。「まあ、公爵の息子は、この罰の夏にいろいろ学んでいるんだ。」とテリィは少し苛立って言った。

 ウィリアムが甥たちと戻って来て、土曜日のプールパーティにキャンディを招待した事を告げた。イライザは怒り、「何故そんな事をするんだ?」と聞いた。「楽しんで欲しいから。彼女は月曜日からここで働く事になる。」と彼は言った。「何?メイドとして?」イライザは言った。「彼女は私の個人アシスタントになるんだ。」とウィリアムは言った。「個人的な。」とニールは皮肉を込めて言った。「そして皆さん。彼女に敬意を持って接して下さい。」とウィリアムは言った。ティーン達はお互いを見つめ合った。

 エルロイ叔母さんがメイドと話しているのが聞こえた。「ネッタ。ローズマリーの部屋は準備できているの?」「はい、奥様。新しいタオルを持って行きます。」「忘れないで。お部屋のピンクと同じで、バラが付いているのよ。」「かしこまりました、奥様。」

 黙っていたアンソニーが大叔母さんに「何故、母の部屋を掃除しているのですか?」と聞いた。「君の叔父のウィリアムが、その部屋を弟子の部屋にしたんだ。」「何?」ティーンが皆そう叫んだ。「それはやりすぎだわ。ローズマリー伯母さんの部屋をあの浮浪者の部屋に?」とイライザ。「イライザ、客の事を侮辱的に話すのを止めて下さい。」とエルロイ。「彼の愛人を庇っているのか?エルロイ大叔母さん?」とイライザ。エルロイは彼女に再三注意をした。

 ティーン達はお互いを見つめ、テリィは一言も発しなかった。彼らは皆、キャンディとウィリアムの関係を推測しながら、夫々の寝室に向かった。

 一方、マリアと母ポニーはテーブルで話をしていた。「マリア、キャンディに慣れさせてあげなくちゃいけないわ。キャンディは彼の姉ローズマリーに似ていて、彼女は甥の母親でもあるわ。もしその甥がそれに気が付いて、キャンディを欲しがったらどうしよう。男の子は母親に似た女の子が好きって言うでしょう…」「お母さん、お願い…」「アードレー家は大家族だから、彼女はその内の一人に恋をするかもしれない…」と母。「そうだね。それは大罪だ。わかったわ。でも、好きじゃないわ。」「町一番のお金持ちと寝るのは好きじゃないけれど、あなたは、それでもやったんだ。今はその結果を受け入れなければならないわ。」と母。

 キャンディが部屋から降りて来て、キッチンを手伝った。彼女はプールパーティの話をし、母は「それは良いわね。週末はそこで過ごして、ウィリアムとその家族と過ごせるわ。」と頷いた。キャンディは驚愕した、「何が見逃した?」「月曜日から仕事を始めるのに迷わない様に、城に慣れておいた方が良いと思うわ。」と母。「本気で言っているの、ママ?」キャンディは彼女の首に飛びつき、感謝した。「気を付けて。あの金持ちの子達のおもちゃにならないで。それが私の条件です。金持ちの男と付き合わない事。」キャンディは母を見つめた。テリィはどうだろう?母は和らぎ始めている。彼女を怒らせない方が良い。

 マリアは、娘が男の子に興味を持ち始めて以来、彼女は金持ちの子供に恋をされ、セックス目的に利用されるのではないかと心配していた。

 夕食後、マリアは部屋に行ってウィリアムに電話をした。彼女はキャンディが週末丸ごと過ごせる様に彼に頼んだ。ウィリアムはマリアに感謝した。マリアは甥たちの事を聞き、ウィリアムは「キャンディは手出し禁止だ」と理由を言わずに伝えたと言った。マリアは「君に任せるから、がっかりさせないで。」と言った。「しないよ。命をかけて彼女を守る。マリア、ありがとう。」と彼は言った。

 キャンディはアニーと電話で話していた。アードレー城で一晩泊まる話をし、アニーは、うまく立ち回れば、土曜日の終わりまでには彼とキスできそうだと興奮した。「ダンディからキスを一度貰えば幸せになれる。彼らは地元の女の子とは絶対に結婚しないからキスは一度だけ。それだけが私の願いです。」とアニーが説明した。

 キャンディはテリィとは、夏が終わったら彼はイギリスに帰るから、その感情が怖いと言った。アニーは「イギリス人にかなり夢中だね。結婚?冗談でしょ?彼はイギリスに戻るかもしれないし、もう二度と会えないかもしれない。チャンスを無駄にするな。」と言った。アニーも本当はダンディと結婚したいと思っていたが、金持ちは地元の子は結婚しないと言った。キャンディは、「目標を高く掲げて、自分で境界線を引かないで。」とアニーを励ました。

 テリィは部屋で、キャンディとウィリアム氏の事を考えていた…「多分、誰にも自分の弟子と遊ばれたくないんだろうなぁ。だから甥たちに彼女を追わせたくないんだ。でも彼女の事が頭から離れず、バスの中で過ごした時間は本当に楽しかった。でもなぜか禁断の領域にいる様な気がするんだ…ウィリアム氏は特に、自分の弟子には近づくなと言った。私は客なので、彼の話を聞かなくちゃ。でも…、ああ、彼女は私に何をしたの?」

 昔々、少年と少女がお互いの事を考え合わずにはいられませんでした。

 

第四章 「プールパーティ」

 昔、マリアという若い女性がいて、修道女になるために、修道院に入ろうとしていた。彼女は町で一番裕福で優しい男に出会い、誘惑されて恋人同士になった。彼女は修道院の事を忘れて、肉体的な快楽を楽しみましたが、自分の行動の結果を迎えたのです。彼女は妊娠し、修道院に行く事が不可能になった。恋人は彼女と結婚して正直な女性にしようとはしなかった。だから彼女は一人で美しい娘を育てて、母親も育てるのを手伝ってくれた。その後、裕福な男が助けに来たが、マリアはその時点で苦々しく、彼の助けを受け入れなかった。裕福な男は亡くなり、彼の長男は、彼女が今まで出会った中でも最も優しい男の一人であり、今は責任者となり、妹の面倒を看たいと言った。マリアの心はだんだん和らぎ始めた。娘は選択を迫られていた。助けを求めるのも悪くはないかもしれない。マリアは直ぐに娘に真実を話す決断をしなければならないと分かっていた。とても近いうちに。

 週末、キャンディはアニーと共に車でアードレー城へ去って行った。「やっとこの城を真近で観られるんだ。」とアニーが言った。「ミゲルを覚えている?彼はここで庭師か助手か何かで働いているんだ。」「ミゲル?彼としばらくキスしていなかったの?」とキャンディ。「うん、彼とデートしたんだ。彼はかっこよかったし、今でもそうだわ。でも今ではダンディボーイに夢中なのよ。」とアニー。「私は本当に彼と遊んでくれても気にしないわ。」「気を付けて、アニー。それだけを言いたかったのよ。」とキャンディ。「分かったわ。あなたの英国人はどう?」「彼は夏だけここにいるの。イギリスに戻るのよ。」「それがどうしたの?彼の忘れられない小さなアメリカ人の女の子になってよ。」

 彼らは城に到着した。ウィリアムが外で待っていた。アニーは彼に招待の感謝を述べた。ドアが開き、エルロイ叔母さんががそこに居た。彼女はキャンディを見て、ローズマリーを見た気がして、とても感動した。ウィリアムは彼女を見ていた「叔母さん、彼女がキャンディス・ホワイトです。」と紹介した。「こんにちは。アードレー城へようこそ。」と彼女は微笑みながら言った。「こんにちは。エルロイ叔母さんと呼んでもいいかしら?」とキャンディが聞き、「もちろんよ。」と叔母が答えた。彼女はキャンディに会えて嬉しそうだった。ウィリアムが叔母を見た。彼女はキャンディを抱き締めて、キャンディは驚いたが、抱き返した。「ああ、エルロイ叔母さん、あなたはとても優しい方ですね。」キャンディは彼女の年齢の時のローズマリーにそっくりだったので、叔母は感動していた。「くつろいでね。」と彼女は言った。

 ウィリアムが「部屋に案内するよ。」と言った。エルロイ叔母さんが一緒に行くと言い、「城で一番きれいな部屋で、かつてはローズマリーの部屋だったの。」と悲しげに言った。キャンディは「とても親切ですが、私とアニーにはどんな部屋でも良かったんですよ。」と言った。キャンディは彼女が少し優し過ぎると思った。ウィリアムの叔母はまるで…の様に温かく迎えてくれた。彼女はそれについて考えたくなかった。ただこの瞬間だけを楽しみたかった。

 部屋に案内され、エルロイ叔母さんが去った後、アニーとキャンディは顔を見合わせた。「分かった?変だったね。」とアニー。「そう言っているの?」「噂では…」「今はそんな事考えたくないわ。アニー、楽しむ。ダンディに集中するのを忘れないで。」とキャンディ。

 彼女らは水着を着ていたので、服を脱いだ。「行こう。」とアニーが言い、二人は階下に降りて裏口を探していた。その時ミゲルに会い、「二人はここで何をしているんだ?」と彼は聞いた。ミゲルは黒髪で、日に焼けていてとても魅力的だった。「プールパーティに招待されたのよ。」とキャンディ。「あのお金持ちの子供達と?ああ…」と彼はキャンディを見て言った。「何?ウィリアムは私の友達で、彼が招待してくれたのよ。」と彼女が説明した。彼女は、彼が噂の事を考えているのだと思った。

 キャンディはアニーを促して、プールを探した。「彼が嫌いなんだね。」とアニーが言い、「彼は貴女と付き合っている時に、私とキスしたがっていたんだ…アニー!」「え?なぜ教えてくれなかったの?」「君を傷つけたくなかったから。今、君はダンディに夢中だから。」「キャンディ。あなたは良い友達です。」

 二人はついにプールに到着した。「こんにちは。」キャンディは挨拶し、少年たちも笑顔で「今日は。」と返した。二人はプールサイドの空いている椅子に座った。テリィは笑顔でキャンディに近づいて行った。イライザはふてくされていた。他の男の子達は、テリィがキャンディととても親し気にしているのを見て驚いた。「いつからなんだ?」とアンソニー。「知らないよ。」とアーチー。「ウィリアム叔父さんはキャンディに近づくなと言ったよ。」とアリステア。「何故だろう?」とニール。

 他のゲストも次々に到着し、パーティは始まった。アニーは楽しんでいて、ダンディの注意を引こうとした。でも彼は他の女の子達と忙しかった。アニーは悲しんだ。ミゲルが通りかかり、アニーが話しかけた。ミゲルも招待されたと言い、女の子達の方を見ていた。「付き合っている時に、キャンディをそんな目で見ていたの?」とアニーは聞き、「ごめんね。僕も人間だよ。」と言って、女の子達の方へ歩いて行った。

 アニーは気を取り直して、ファンションの話をしていた女の子の元へ行った。ダンディが「ファッションが好きなの?」と聞いた。「デザイナーになるのよ。」とアニー。アーチーはアニーを見つめ、表面的な他の女の子を無視した。「何かアイデアはありますか?例えは春のライン?」とアーチーが聞き、「なんで自分のアイデアを話す必要があるの?私から盗んだら?」とアニーが言った。「コレクションを見せるよ。君のを教えてくれたら。君のアイデアは盗まないよ。僕には自分の…」「分からないわ。信じていいのか、ダンディ坊や。」「食事を終えたら私の部屋に行って、私のデザインをお見せしましょう。」

 アニーはダンディの心の中に入りこむ扉を手に入れた。彼女は喜び、二人は話し合い、笑い続けました。イライザは、アニーとアーチー、テリィとキャンディが一緒にいるのを見てそれが嫌だった。テリィは彼女に全く興味を示さなかった。ウィリアムはキャンディに手出し禁止って言わなかったか?

 イライザはテリィの所に行き、それを言うと、「ただ彼女と話しているだけだよ。」と苛立ちながら言った。「そうだね。見ていいけれど、触ってはいけないって覚えておいて。」と彼女は言った。テリィはふてくされていた。キャンディはウィリアムと話していて、テリィはそれを見ていた。

 「楽しんでいる?」とウィリアムがキャンディに尋ねた。「はい。招待してくれてありがとう。」「どういたしまして。明日君の為に買い物に行くんだ。」「買い物?何のために?」「新しい服の為に、仕事の為に…」「仕事?」「はい、会社の方針で、新しい衣服規定を決める事。」「そうですか。買い物は大好きです。」とキャンディは笑顔で言った。「本当にありがとう。」とキャンディはウィリアムを抱き締めた。

 テリィの立っている場所からは、二人が恋人同士で抱き合っている様に見えた。キャンディは水着を着て座っているエルロイ叔母さんの隣に座った。彼らは話し、笑いあっていた。「あの冷たい老婆さんはキャンディにはとても優しい…なぜだ?」とテリィは思った。

 プールの中でキャンディとテリィはじゃれ合っていて、テリィの腕の中で笑い合っていた。キャンディはテリィの触れ合いが温かく、腕の中が心地よかった。しかし何かが起こり、テリィは彼女を離し、笑顔を止めてプールから出てしまった。キャンディは寒さと驚きを感じた。なぜ彼はあんな反応をしたのだろう?キャンディは水から上がり、タオルで体を拭いた。テリィを見ると、彼は他の女の子と話していて、彼女を見ようともしなかった。

 彼女は傷ついたと感じて、邸宅内の自分の部屋へ入ったが、間違ったドアに入り、カップルがセックスをしているのを見つけた。彼女はドアを静かに閉めた。ミゲルとイライザだった。

 それから別の部屋でアニーとアーチーがファッションについて話しているのを見掛けた。彼女はついに自分の部屋を見つけ、中に入って鍵をかけた。テリィ…なぜあんな風に振舞うんだろう?何が間違っているんだろう?「私に何か問題があるの?」と彼女は考えた。彼は私にちょっかいを出していたんだ。あの綺麗な英国人と話さなきゃ。彼女は日焼け止めを塗って、外に出た。

 テリィは女の子達と話していて、彼女は「テリィ、ちょっと話せる?」と聞いた。「今彼女と話しているんだ。」と無関心に言った。「すぐに終わるわ。」「彼は私と話しているって言ったでしょ、ブロンド。口出ししないで。」と女の子が言った。テリィはキャンディを見た。悲しそうな子犬の様な目で彼を見て、彼はただとろけそうだった。あの子が意地悪するなんて…「英国人、お願いします。」とキャンディ。「よし、行こう。」とテリィが応えた。テリィとキャンディは一緒に出て行き、プールハウスの近くに来た。「要点を言ってくれ。」と苛立ちながらテリィは言った。「今する所よ。何でそんなに冷たくしているの?私、何か悪い事をしたの?それとも読み違えた?」「誤解しているな。」と彼。「嘘だ。」彼女は何か起きていると言った。「でも、あなたが望まないなら飛びつくつもりもないよ。知り会えて良かったです。」彼女はそう言って去った。彼女はミゲルの元へ歩いて行った。「ミゲル、あの意地悪な女の子を捕まえたの?」と彼女が聞いた。「彼女は必死に求めていた。」と彼が笑顔で言った。「彼女が公の場で君を認めるほどじゃないわ。」「私達男の子はそういうものです。暗闇の中では嫌がらないけれど、昼間は無知さが…」「そんな事しなくてもいいよ。でも、バカみたいな金持ちの女の子とやるチャンスがあるんでしょう。」「そして彼らの母親も時々…」「ミゲル!」「何?楽しんでいるよ。」「なんて事なの。」「誰かに心を傷つけられたのか?」とミゲルが聞いた。「そうでもない。少しは遊べると思ったけれど、間違っていた。私は自分の仲間に専念するわ。その方が安全で、より良いです。金持ちは複雑すぎる。」「楽しいよ。」「ミゲル、お願いがあるんだけれど、もう他の女の子を見るのを止めてくれない?」「見返りは何だ?」「こんな事を言うなんて信じられない。キスしてあげる。ファーストベースだけ…一緒にいてくれたらね。」「金持ちの息子を嫉妬させたいのか?どの学校?あの綺麗なイギリスのプレッピーボーイじゃない?」「はい。」「ブロンド」「何?可愛いいでしょ。」「僕の方がかわいいよ。」「好みの問題ね。約束成立?ミゲル。」「よし、ブロンド。口に舌を入れる為なら何でもするよ。」

 キャンディは大笑いし、ミゲルがキャンディにとって完璧な彼氏になり、飲み物を持ってきて、手にキスをした。アニーはダンディと一緒に邸宅から戻り、何が起きているのか不思議に思った。彼女はアーチーを一人にして、キャンディに話に行った。ミゲルは男子トイレへ向かった。

 「キャンディ、一体何をしているの?」「テリィを嫉妬させようとしているんだ。」「ミゲルと?」「必死だったんだ。」と彼女。「その通り。何か裏があるの?」とアニーが聞いた。「彼と一緒にファーストベースに行ける。」「キャンディ、ああ、もう必死なんだ。」とアニーが笑った。「あなたはどうですか?」「まあ、ダンディはファッションの事だけで、キスはしない。それで彼を捕まえられると思ったけれど、彼はあまりにプロフェッショナルで、ロマンチックじゃなくなった。」「ごめん、私はテリィに断られた。」「だからミゲル。彼はキスがうまいわ。」「アニー‼」「何?すぐに分かるわ。じゃあ、リッチボーイズ作戦は失敗?」「そうみたいね。テリィの事が本当に好きだったのに…」

 ウィリアムはテリィとキャンディのシーン、ミゲルとキャンディのシーンを見ていた。この方が良かった。彼はキャンディにテリィと関わって欲しくなかった。テリィは罰の為にそこに居るのだから…でもキャンディが悲しそうだったから、ミゲルが傍にいてあげられるはずだ。エルロイ叔母さんが彼を見た。「イギリス人の少年から彼女を守っているの?」「彼は悪い子だよ、叔母さん。」「彼は父親の注意を引くために問題を起こしていると言った。みんなそうだった様に。ここでは、彼は完璧な紳士だ。そしてキャンディと血縁関係のない唯一の存在。アンソニーは変な目で彼女を見る…あなたの警告のお陰で、彼は彼女を追いかけませんが、もしそれでもやると決めたらどうするの?」「彼女をイギリスの悪童と一緒にさせて、甥達に会えない様にしろって事?」「ミゲルは彼女の傍にいるけれど、テリィの注意を引こうとしているのは知っているでしょう。そして、ミゲルはおもちゃの男の子。皆のトイ・ボーイだ。」「エルロイ叔母さん、私が知らない事があるの?」「噂話をする準備が出来たら、ウィリアム、私の所に来なさい。」「なんてこった。知りたくもない。」「キャンディスをテリュースの所に置いて、甥たちから守ってあげて。皆に真実を話したいなら別だけど。」「マリアはまだ準備できていない。キャンディも…」「あなたが決める。」ウィリアムは、ミゲルと一緒にいるキャンディを見つめ、傷ついた目で彼らを見つめるテリィを見た。彼は妹に、自分が操られていると感じて欲しくなかった。決断を迫られていた。

 テリィはキャンディを見て、ミゲルを絞め殺したくなった。イライザは彼の表情を見た。「彼女が自分の仲間に戻るのを見て驚いた?ミゲルは本当に最高だ。」とイライザは彼に言った。「君はまるで知っている人の様に話すね、イライザ。」彼女はミゲルとの短いセックスを思い出して顔を赤らめた。「メイド達が話しているのを聞くけど、彼は素晴らしい恋人だって…」「黙れ!イライザ。」テリィは歯を食いしばって言った。彼は同じ話をしている男達の方へ歩いて行った。「ミゲル、あいつは本当に運のいい奴だな。」とアリステアが言った。「イライザの母親は運がいいんだ。ある日ゲストルームで彼らを見たよ。」とアーチー。「なんてこった!ラッキーな犬だ。」とアンソニー。「今はキャンディがいる。もしかしたら、ウィリアム叔父さんが彼女を狙っているなら、彼をクビにするかもしれない。」とアリステア。ニールが到着し、「クソッ、キャンディが欲しいよ。ウィリアム叔父さんめ!どうせ彼女を追いかけてみるかもしれない。」「ニール、もし彼女を追いかけたら俺が直接始末する!」とテリィ。「どうしたんだ?君も彼女が欲しいのか?あの子はちょっとした尻軽女だぞ。ミゲルと一緒にいる彼女を見てみろよ。」とニールが驚いて言った。「まあ、あなたの妹と母親はミゲルがどれだけ可愛いいか知っているはずだよ。」とテリィ。「今なんて言った?」とニールが怒りながら言った。「落ち着け、ニール。君のお母さんと妹はミゲルと楽しんでいるんだよ。」とアンソニーが言った。「そうだよ。イライザはさっき食べたよ。」とアーチーは大笑いした。「あの浮浪者!キャンディを手に入れなくっちゃ。」とニールは歯を食いしばって言った。「彼女に触れるな。分かったか。」とテリィ。

 キャンディとミゲルと一緒に笑い、テリィの心は張り裂けそうだった。夜になると、ゲストは帰り始めていた。キャンディはウィリアムの所に行き、悲しそうだった。「ねえ、ちびちゃん、楽しんでいる?」と彼が聞き、「思ったほどじゃないけれど…」「なぜ?」「テリィは私の事が好きだと思っていたけれど、間違っていた…今、ミゲルが私の傍にいて興味があるフリをしてくれたらキスをする約束をしたんだ。そして、それはすべて無駄だった。テリィは気にしない!」「今度はイケメンにキスをしなくちゃいけないのか。まったく、それは酷い。」「ウィリアム、ミゲルにキスしたくない。テリィにキスしたいけれど、それは失敗だった。」と彼女は言って、アニーとミゲルの所へ歩き出した。

 ウィリアムは彼女の悲しみを感じた。彼はテリィを見た。テリィは傷ついた様に見え、キャンディとミゲルを見ていた。彼はテリィに近づいて、「彼女の事が好きなの?」と聞いた。「あなたは彼女には手出し禁止だって言ったでしょう?」「そうだよ。」「気が変わったの?」「甥たちの為で、君の為じゃない。」「何?」「彼女に傷ついて欲しくなかったけれど、彼女は悲しそうで、君も…」「ゴーサインを出しているの?」「個人的な理由で甥たちには彼女に関わって欲しくないんだ。でも、君は僕の甥じゃないし、夏の終わりにはイギリスに戻るんだ…でも警告しておく。もし彼女を傷付けたら私に責任を取らなければならないよ。」「じゃあ、彼女はあなたの愛人じゃないのか?」「もう、何も言わないよ。」と言ってウィリアムはその場を立ち去った。

 テリィは困惑した。この狂った家族で何が起こっているんだ?でも、もう二度言わなくても、彼はキャンディと一緒にいられる理由があったので、彼は木の後ろにいる彼女を追いかけた。彼女はミゲルと一緒にいてキスをしていた。「いいね。」とミゲルは止めた時に言った。「お休み、ミゲル。」彼女は立ち去った。「明日電話するよ。」「母さんが電話を切るよ、バイバイ。ミゲル。」

 ミゲルが去ると、テリィが目の前にいてキャンディは驚いた。「ここで何をしているの?どこで私を監視しているんだ?」と彼女が尋ねた。「いや、探していたんだ。でも君は恋人とキスしていたからね。」とテリィ。「私がする事は、あなたの知った事ではないわ。」「間違っていたみたいだ。君は思っていた様な女の子じゃなかった。」「その女の子って誰?リードしては拒否し、また戻って来るもの?夢を壊してごめん。私はあなたが読んでいるあの可愛らしいアメリカの女の子じゃないの。地獄に落ちろ!テリィ。」テリィは驚いた表情で彼女を見た。彼女は思った以上に腹を立てているのだと、今なら解った。「君をデートに誘いたかったんだ。でも、君がトイ・ボーイにキスされているのを見て良かったよ。さぁ、くたばれ!」と彼は怒って言った。キャンディは激怒して、屋敷に駆け寄り、テリィは怒って図書館へ行った。

 その様子をウィリアムとエルロイが見ていた。「ウィリアム、一体何をしたんだ?」と叔母が聞き、「テリィをキャンディに会わせた所、彼女はミゲルとキスしていたんだ。」とウィリアムが説明した。「この悪魔め‼」「もし二人が一緒になる運命なら、一緒になるさ。」「あなたは彼らを引き離すのを助けているの?勝ち目がないわ。」「彼はただ彼女を傷付けるだけだよ。エルロイ叔母さん。彼女に苦しんで欲しくない。」「ウィリアム、彼女をすべてから守る事は出来ないわ。」「イケメンイギリス人少年からは守れるって言っているんだ。彼は彼女にとって良くないはずだ…」「妹を傷つけているわ…」「それなら我慢できる。」

 キャンディは部屋の中で泣いていた。アニーはプールサイドでダンディと一緒にいて、またファッションについて話していた。テリィは図書館でふくれていた。アリステアは地下で変な装置を作っていた。イライザはミゲルとの短いセックスについて友達と電話で話していて、ニールは暗い部屋で、バカなメイドとキスをしていた。

 かつてウィリアムは自分を誇りに思っていなかったが、ただ妹の安全を願っていた。彼は彼女にテリィとつき合うなとは言えなかったが、二人の交際を難しくする事は出来る。

 

第五章 「買い物の大騒ぎ」

第六章 「キャンディのように甘い」

第七章 「夏休みの終わり」

第八章 「新学期へ」

第九章 「家族の中で…」

第十章 「夏の仕事」

第十一章 「映画のプレミア」

第十二章 「ホリデーシーズン」

第十三章 「オスカーへの道」

第十四章 「人生とその驚き」

第十五章 「議論」

第十六章 「落ち着く」

第十七章 「終わりが良ければすべてうまく行く」

 

 

登場人物の設定が面白かったです。2次小説での可能性を感じました。名前を変えたら、全く別物になるお話が、キャンディキャンディの主人公たちの名前になると、一気に彼らのバックグランドが見えてきて面白かったですね。

海外の作者さんの話だと、日本にはあまりない設定やティーン達の生態が見て取れて面白いですね。

続きは、ぜひ、ご本人様のサイトからお楽しみ下さい。

 

 

 

 

次は、Mallory Quinn作、「The Crying Phone」に行きます。

 

Inspired by the popular French song by Claude François, "Le téléphone pleure..." The phone is ringing and Candy is refusing to pick up... her little girl does and she speaks to the man on the other end and befriends him... This was my Christmas story 2009. Enjoy!

クロード・フランソワの人気フランスの歌「Le téléphone pleure...」に触発されて、電話が鳴り、キャンディは出ようとしない...彼女の小さな娘はそうして、向こうの男性と話し、友達になる...これが私の2009年のクリスマスストーリーでした。お楽しみください!(google日本語訳)       

 

10章からなるテリーさん側のお話です。 ここの「Once Upon A Time(むかしむかし)」で出てくるテリィとはある意味真逆の人物設定でした。