もうすぐ35になる私は
日々自分の老いと戦っている。

ありのままをとか
ラブマイセルフとか
自己肯定だとか
体のいい言葉をいくら並べても
刻一刻と迫り来る老いが怖い
というのが本心だ。

寝不足になったり
ストレスがかかったり
食事が乱れれば
肌は荒れるし
重力により色々な箇所が下がる

笑えばシワという名の思い出が
顔面に刻まれていくし
筋肉痛は2日後にやってくる。

30代半ばなんて、そんなものなのだ。



分かってはいるけど
その現実を目の当たりにした時には
やはり精神的に堪える。

そんな最中、浴びせられる言葉

肌どうしました?
太りました?
目の周りのシワどうしました?

もちろん、この言葉に他意は無く
悪気もない事は重々承知している。

もしかしたら
心配してくれているのかもしれない。

はたまた、同じような悩みを持っていて
解決策を聞きたいだけかもしれない。


だけど、浴びせられる側の人間は
なかなかに辛い。


なにせ衰えや不調を誰よりも実感し
嘆いているのは張本人である私自身なのだから。


肌どうしました?
はい、荒れてます。ニキビです。
いやもう吹き出物と呼ぶべきですかね。

太りました?
はい、太りました。
ご飯が美味しくてね、食べ散らかした結果
肌荒れも起こします。
(無限ループ)

目の周りのシワどうしました?
笑いすぎたんですかね?乾燥ですかね?
まぁシワくらい出来ますわね。


それ、わざわざ聞かなきゃダメですか?
それ、言わなきゃダメですか?


やれ美しいだ、やれ綺麗だと
賞賛して欲しい訳では決して無い。


ただ、普通に考えて
肌荒れてんだなぁ
なんか食べ過ぎて太ったんかなぁ
劣化しちゃったんかなぁ
と聞くまでも無く分かるであろう
マイナス面を文字に起こし
本人にぶつける必要性はあるのだろうか?

逆に考え、もし自分が
肌荒れに悩んでいて
道ゆく人に
「肌荒れてますけどどうしました?」
と聞かれたら
HPを思い切り削られたり
しないのでしょうか。

私だったら即、宿屋に戻ります。
もしくは世界樹の葉を食べまくります←



もちろん、心無い言葉を投げてくる方は
極々、極々僅かで
大多数の方がとても優しく温かく
応援してくださっているという事も
骨身に染みて理解しております。

そして、人前に出るのだから
いつでもコンディション整えとけよ
というのが正論で
全て私の甘えではあるのですが。


ここまで書いて
結局何が言いたいのかというと
ただの愚痴が8割←

そして、私も無闇矢鱈に人様のHPを
削るような発言はしないよう
心がけねばいけないなと
勉強させてもらったという報告が2割です←


現場からは以上です。