やっっっと、朝がきた…


今日…
今日は終わるのだろうか…

正直、
お腹の赤ちゃんに会いたい‼
より
この出産を終わらせたい‼
の気持ちが大きかった…

ってか、それしかなかった。

出産…ってこんなかんじ?

ってか、私の子宮口こんなかんじになるとか、事前にわからなかった?
内診とか予定日前やっとにやったりして、もっとはやくからアドバイスしていただけませんでしたかっ⁈

…と、時は遅しだが、
知らんもんっ‼

そういうのアドバイスするのも、医者の務めだろ⁈


なんて気持ちが渦を巻き、
私の体内には新たに促進剤が流れ込みました…



いー
たー
いー!


明らかに昨日と違いますっ!


刺す!
刺されてるっ!


もう、叫ぶしかできなかったよ。

みんな、最後の方の陣痛ってこんなかんじ??

しかも、時間がたつにつれて足される促進剤…
押し寄せる痛み‼

旦那くんはテニスボールで会陰を抑え、母は手を握り、助産師さんは足を抑え、私は叫び…



いたいー!
でるー!
しぬー!


が繰り返される。

間をぬって行われる内診は魔の時間‼



まず、仰向け無理‼


陣痛の合間をみてやっと仰向けになったら、内診…
だが、

まだ
4センチ…⁈


しー
ぬー‼


もう、いきみたくて、
わかってるけど、
だめだってわかってるけど限界でたまにいきんじゃって…
でも、赤ちゃんには辛くさせちゃっているんだよね…


うぅ‼
狭間‼

でもっっ!

そんな時間ずーーーっと続く。。
あぁ、わたし、もう

切ってー!

しか叫べなかった。


と、
とりあえずいま何時⁈

と時間を聞いたらなんと午後2時。
わたし、軽く5時間も叫んでた。笑

うー、まだまだ続くんだー
ってか、わたし、下半身崩壊してるから、いざ分娩台へ!なんてなっても自力で歩くなんて出来ないよ‼


そんな事を考えながらも
陣痛の波に確実に飲まれて叫び続けていたら、助産師さんとドクター入ってきた。


うぉー。
また魔の仰向け…

ドクターが子宮口の様子をみながらまさぐっている…

私は私で、次から次へとくる陣痛に声をあげるしかなく、何されてるかまったく分からなかったが、ドクターの一言がはっきり聞こえた。

「8…9かな。開いちゃった」





なんと…ドクター自ら私の子宮口を手で開いたーー‼


ぐぉー!
い、いきみたいー!
もう、

でるー‼

しか叫ぶ事が出来ず、
そこから何人もの助産師さんが集まってきてバタバタしはじめる。


分娩台

ってフレーズが聞こえた!
遂にか‼

あれよあれよという間に車椅子に乗せられ分娩台へ!


あぁ、私…もう、今夜はぐっすり寝れるのね‼
↑産むより先にこんな事を思ってしまった。

分娩台へ上がり旦那くんが
「もう、もう終わるからね!最後だから!頑張れ!」
って、私より分娩台へ上がれた事を安心した目で励ましてくれていた。
そうだよなぁー。
私は痛いから叫べても、旦那くんはなんでもないのにずっとそれに付き合ってきたのだから心労故に…の表情だろうな。


そんな時間も束の間、もういきみたい私は足を広げて
んー!
んー!
って、かなり前のめり!笑

助産師さんやドクターから
「まだまだ!陣痛こないと出ないから!」
と、促す。
私、陣痛無視して自力で出そうとしていた。


でも、もうそのくらい出したい!

で、次の陣痛来たときに
残りの全ての力を出し切るかのように
いきみたいだけいきんで
まるで狂犬のように、グルルルルー!と喉を鳴らして
遂に‼


産む事が出来ましたー!

分娩室きて15分!
はやっ‼笑



はぁ~…終わった。長かった…。
↑一番の感想。


股の向こうで、今、私から産まれた赤ちゃん、グシャグシャになって泣いてる!


かわいい‼

うわぁ、人間入ってたんだー!


いろんな気持ちがこみ上げて来たけど、本当終わって良かった!


産まれた赤ちゃんみたら陣痛の痛みを忘れるよ
と言われたけど


これ、ホントだね!
恐るべし赤子マジック‼


痛みは、すっかり忘れた。
スッキリ忘れた自分がいました。


まさか、自分の出産、こんなに長く辛く、難産でこんなに叫ぶものとは微塵も思っていなかったけど、
終わり良ければすべて良しでしょうか。

4/17 15:17
元気な男の子、ゲットしました!
photo:01


↑浮腫んでて、めっちゃガッツ似w