ユノside

チャンミンが
一緒に暮らしたいと
言ってくれた

俺と一緒に暮らして
子供達に
絵を教えたいと考えていると…

ずっと一緒にいられると
そう考えただけで
嬉しさで、身体中が震えた

チャンミンも
同じ事を思っていてくれたのだと…

強く抱き締めて
唇を重ねた…

愛している…
その気持ちが、溢れてくる…

チャンミンの言葉を聞いて
俺も、考えていた事を
口にした

「俺は…2人で住を家を作りたい
一緒に暮らすための
新しい家を…」

「ユノさん…そんな事…」

チャンミンが
目を丸くして、驚いていた

「子供達に、絵を教えるための
教室も作る
広い庭がある家がいいな…

そして…庭に花を植えるんだ

君が、子供達一緒に
絵を描けるようにね」

俺の言葉を聞いて
チャンミンは
ポロポロと涙をこぼし始めた

「ユノさん…」

その涙を
指で拭って…
それからもう一度、強く抱き締めた

「お互いに…頑張ろうな
一緒に暮らせる
その日まで…」

声を出さずに
頷くチャンミンに
もう一度、唇を深く重ねた…

2人の気持ちを
重ね合うように
何度も、お互いを求め合った…




チャンミン…
君と出会えて
俺は、立ち直れた

君と出会えてなければ
今も
闇の中にいたかもしれない…

君に癒されて
生きる事への希望を
見出せるようになった

人を愛する事は
お互いを想い合う事だと
知る事が出来た

そして…

君と一緒に生きていく事が
これからの
俺の夢になった

だから、俺は…

子供達に囲まれて
君がしあわせでいられる家を
作りたいと思っている

その庭に
たくさんの花を植えよう

色とりどりのいろんな花を…

俺たちが
いつも笑っていられるように

しあわせ色の花を
庭にたくさん咲かせよう

君と一緒に…