こんにちは。
得意なことを仕事にできる
自分ブランディングをサポート！
スイス在住のブランドプロデューサー、
たかとりゆりこです。
４月もそろそろ、終わりがみえてきました。
ひぇ〜〜！
時間が立つのが早い＞＜
４月。
いつもこの頃になると
私が会社員時代の
とあるエピソードを
思い出します。
すこしここでご紹介したいと思います。
私、前職は
化粧品会社のマーケティングに
勤めていて、
特に海外向けの製品の担当が多かったので
出張へ行っては
海外のお取引先のお客様へ
マーケティング戦略から
新しい製品説明をする
大きな会議を毎年４月に
実施していました。
今日ふと思い出したのが、
ちょうど2011年の時。
そう、３月に発生した東日本大震災の１ヶ月後に
実施した会議です。
まだまだ日本国内が
落ち着かず
騒がしかったあのころ
海外出張にいくべきなのか？
会議をやるべきか？
色々社内でも議論があり
ここでビジネスを止めるべきではない、と
社長の判断で決行。
その時、会議会場には
各国の取引先の代表が
集まりました。
海外メディアが
日本国内で流れている映像以外にも
さまざまな角度で報道していたので
地震の影響を心配してくださっていた方が
多かったのです。
ここで社長のスピーチで披露された内容が
こちら
↓
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宮城の化粧品店にあわてて駆けつけた。
奥様も家族も無事だったが
店の中はさんざんな状態だった。
化粧品ボトルが割れて床に散乱。
ほぼ壊滅状態だった。
そんな中、
ひとりの女性がお店を訪れた。
「口紅を一本、いただきたい」と。
みんなが
トイレットペーパーや
水など
生活必需品を買うために
走り回っているときに。
口紅を買いに来たのだ。
「避難所の集合生活の中で、
すこしでも自分の身を整えたい。」
「口紅を少し塗るだけで
元気がでる。ちょっとよくなった私を見て、
明日への活力が生まれる」
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その話を聞いて、
衝撃をうけたのを今でも覚えています。
そうだ。一本の口紅が
生きる活力を与えてくれる。
そして私は
その口紅を販売する側の人として
その人の人生に生きるチカラを与える価値を提供しているんだ！と。
メーカーって、どうしても
製品開発やどうしたら売れるか？と
目先のことばかり考えてしまうけれど、
それは当然のことで。
その先をゆく、
それを使った先の
生活・人生を豊かにする価値を
提供しているんだなあ〜と
実感したのを思い出すのです。
実は
各国の代表のみなさんの
当時心配されていたことは
「フクシマ」でした。。。
品質はだいじょうぶなのか？
製品は汚染されてないのか？
安全性は？
日本製品を扱う側としての心配は
製品の安全性についてだったのですが、
それに関する質問はそのスピーチでストップ。
会場は拍手喝采のなか、
会議が始まったのでした。
これから個人が活躍する時代といわれてますが
きっとあなたひとりの存在が
だれかの人生を豊かにする価値を与えられるはず
あらためていいます。
あなたも、
だれかのヒーロー。
これからも使える情報を
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それでは