好きな仕事を長く続けるための

自分ブランド戦略をサポート!

 

ブランドプロデューサーのたかとりゆりこです。

 

 

2021年4月は新たな人生のスタートのタイミングなので

私が大好きだった会社を辞めて

起業した理由を

書き留めていきたいと思います。

 

 

まずはじめに、

 

私が花王(カネボウ)に入社した理由と

会社員生活の中で

強く心に残っている出来事について

書きたいと思います(^^)

 

当時カネボウ株式会社という

多角経営をしている企業でした。

その化粧品部門に入社したのですが

入社を決めた理由は3つ。

 

 

1つはシンプルに

化粧品が好きだったから。

 

 

2つ目は

「こんな商品欲しかった!」という気持ちに

文系のわたしでも形にできる仕事がしたかった

(商品企画を希望していました)

 

 

3つ目が

女性の人生を豊かにする化粧品のパワーが

素晴らしいと思ったから。

 

 

 

最終的に就職氷河期で

ここだけの内定をいただき、

心晴れやかに入社式へ行ったことを

いまでも鮮明に覚えています。

 

1年目の研修中のわたし笑

 

そして入社式のその日、ある同期が

昔阪神淡路大震災発生後に

ボランティアで現地にかけつけたとき

「お化粧水がほしい」と困っていたおばあさんがいてさ、と。

 

化粧品という生活必需品で、

生活を豊かにできる

コスメのパワーはすごい

改めて感じた、と語っていたことを

今でも思い出します。

 

同じ年でボランティアなんですごいな!と

しか当時思っていなかったワタシの稚拙な発想が

今振り返るだけでも恥ずかしい。。。

 

がしかし、その出来事を改めて

目の当たりにします。

そう、

東日本大震災です。

 

 

生活用品のトップ企業である花王は

いろんなところへ緊急物資を届け

人材も派遣して

手伝いに行っていました。

 

応援へ駆けつけた同僚が

戻ってきて状況を詳しく話してくれたのですが

女性が来店され、

口紅一本でいいので、

なにかないかしら?」という方がいた、と。

 

 

口紅を塗るだけで

元気がでる。

口紅で唇に色をそえるだけで

勇気がでる。

 

 

その言葉を聞いたときに

「ああ、わたしは 間接的にも

ひとりの女性の人生を一瞬でも豊かにすることができる

仕事に関わることができているんだなあ」と

感動したものです。

 

 

「あると便利」な生活嗜好品は

時間とともに

「ないと不便」なモノに変わり

生活必需品になる。

 

一方で

「あると楽しい」人生の嗜好品は

時間とともに

「ないと虚しい」にかわり

人生の必需品となる。

 

 

 

 

 

コスメって生活必需品だよな、と思っていたけど

化粧をしている時間も含めて

それって人生必需品なんだ。

 

 

 

そう思ったら

 

 

 

改めて自分の仕事に誇りを持てたし

 

もっと多くの人に届けたい!と

強い気持ちが生まれたんです。

 

 

 

これは今においても私の仕事のテーマですが、

その形を変えていくことになるのです。

 

 

 

 

続きは次回(^^)

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