
-イチローに学ぶ「天才」と言われる人間の共通点-[著者 児玉光雄、発行所 河出書房新社] という本を読みました。とても良い事が書かれていたので、皆さんに紹介します。・・・・・・世界の英雄、イチローを知らない人はいないでしょうね。イチローはご存知の通り数年前に262安打を放ち、大リーグの年間最多安打記録を塗り替えました。日本では7年連続首位打者に輝きました。そんな記録を樹立してきたことが“天才イチロー”と呼ばれる所以なのです。「天才は1%の才能と99%の汗によって生まれる」とトーマス・エジソンは言っています。この本には、イチローが野球を始めた小学校3年生から現在までのことが書かれています。内容は大きく分けて二つになります。一つはアスリート・プロスポーツ選手としての“技術論”。もう一つは彼の“考え方・思考パターン”について書かれています。イチローの頭の中、見てみたいと思いませんか?見てみたいですよね。そこで、ここでは“考え方・思考パターン”について皆さんにお話したいと思います。イチローの思考パターンとはどのようなものだったのか?一言であらわすのなら「勝って兜の緒を締めよ」ということのようです。彼の考え方は悪いことはもちろん良いことまでも、事実を過去のものとして捨てていくのです。うまくいってもいかなくとも終わってしまった事は、自分の頭からきれいさっぱりと洗い流してしまうのです。イチローは「現在に没頭しない限り、目の前の仕事を最高のものにすることはできない」「我々は現在という一瞬にしか生きることはできない」と言っています。目の前(現在)のことに集中して、今(現在)を一生懸命に生きるということが大事なことなのですね。この本を読んで、イチローは大変な努力家だということがわかりました。イチローは“成果の見えない努力”を長期にわたりやり抜いているそうです。“成果の見えない努力”とはどういうことなのでしょうか?それは“パワーをつけたい”とか“ホームランを打ちたい”というようなことなのです。いつもそのことばかりを考え続けて、即行動に移して徹底的にやり抜くのです。“やり抜く”という強い信念がなければ“成果の見えない努力”には耐えられないのだと思いました。イチローは高校時代、中村監督に二つのことを教わりました。一つは野球の技術です。そしてもう一つは“プラス思考”です。ダメだと思えば必ずそちらに引きずられる。“絶対にうまくいく”という考え方、“プラス思考”がいかに大切かを教えたのです。イチローには、この時の教えが今でも頭の中にあるそうです。プロになり打席に入った時は、毎回「自分は打てる」と意識して思い続けてきたそうです。今では「自分は打てる」と自然に思い、打席に入れるようになったのです。その結果が、大リーグの年間最多安打記録につながったのですね。“プラス思考”を持続させることが必要なのだと感じました。著者 児玉光雄氏は、一流スポーツ選手と一緒に仕事をしてきている方です。彼の持論は「自分と他人を比較しているうちは一流になれない」ということです。打ちのめしたり、打ちのめされたり。他人と競っている限り、その繰り返しだと。これではいつまでたっても人間として成長はありませんよね。本当のライバルは誰なのか?彼は自分自身だと言っています。自分自身の最高のものを相手にぶつける。それだけを考えて全力を尽くす。結果、勝とうが負けようがそれはそれほど大切なことではないと語っています。 最高の自分をつくるために何をするべきかを考え、“成果の見えない努力”をしていきたいと思います。
私の今年の抱負は、この「プラス思考」と「チャレンジ精神」とします。何事にも前向きに考え、結果を恐れ考えず“まずやってみる”ことにしました。この思考法、騙されたと思って試してみてはいかがでしょうか?